パンデミックによって一度は日本路線から撤退したタイ・ライオンエアが、無事に復活を果たした。
昨日9月16日にバンコク-台北-成田という形で日本とタイを結ぶ路線が就航した。
日本からタイへの新たな路線の誕生である。
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タイ・ライオンエアの成田-バンコク線運航開始
成田発バンコク行きではあるが、途中で台北・桃園空港を経由する。
まず成田から台北へ飛び、台北で乗客の乗り降りを行い、改めて台北からバンコクへ向かう。
2023年9月16日運航開始
SL394便 バンコク発06:20 台北着11:10 台北発12:10 成田着16:30
SL395便 成田発17:30 台北着19:55 台北発20:55 バンコク着23:55
成田発台北行きも、台北発バンコク行きもどちらも同じ便名での運航だ。
日本発では初便となった9月16日のフライトの記録を見てみる。
タイライオン・エア SL395便
成田空港を午後5時59分に出発、台北・桃園空港に午後8時26分に到着。
台北で1時間ほど待機。
桃園空港を午後9時22分に出発、バンコク・ドンムアン空港に翌日0時23分に到着した。
少々ディレイしたものの、台北経由でちゃんとバンコクまで到着した。
フライトに要した時間は合計7時間28分で、台北待機時間も合わせると、総所要時間は8時間22分となった。
成田からバンコクへの直行便が約6時間半なので、やはり台北経由だと時間がかかってしまう。
別のフライトへの乗り継ぎではないので、経由便とはいえ、乗り換えに失敗するおそれはない。
東京からバンコクへのフライトでの新たな選択肢ができたわけで、素直に喜ばしいこと。
LCCにつき、片道で購入しても問題ない。
往路はタイ・ライオンエアにして、復路はZIPAIRやタイ・エアアジアXを使うということも可能だ。
プロモーション
タイ・ライオンエアでは、なにかしらのプロモーションを随時実施しているようだ。
就航記念のプロモーションが9月15日に終了したが、現在でもプロモーション価格で販売している。
成田からバンコクへは、片道総額21,530円
バンコクから成田へは、片道総額26,410円
往復総合計で47,940円
探せばもっと安い日程があるかもしれない。
タイ・ライオンエアのホームページで購入する場合でも、クレジットカード決済手数料はかからない。エアアジアやベトジェットやPeachでも決済手数料がかかることを思えば、タイ・ライオンエアは良心的。
トリップドットコムでは、成田発バンコク行きの片道が22,230円で販売。
エアアジアやベトジェットでは、トリップドットコムのほうが安くなることが多いけれど、タイ・ライオンエアは直接購入でも安い。
まとめ
無事に日本-タイ線が復活したタイ・ライオンエア。
台北経由で少し時間がかかるし、バンコク到着が深夜となり、バンコク出発が早朝という時間帯なのも難点。
経由便ではあるが、乗り継ぎの心配がないのはメリット。
バンコク直行便がまた高値になりつつあるなか、選択肢の一つとして頭の片隅に置いておけばいいかと。
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