日本から2年10ヶ月に友人がパタヤにやって来た。
タイ完全開国と日本水際対策緩和でようやくパタヤ旅行が実現した。
前回のパタヤ旅行は2020年1月だ。ほぼ3年ぶりのパタヤといっていい。
友人一行がパタヤに来ると、必ず一緒に食事へ行くレストランがある。
カオトムプラジャンバンだ。
今回もさっそくカオトムプラジャンバンへ。
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カオトムプラジャンバン
カオトムプラジャンバンという店名だが、プラジャンバンだけでも通じる。
パタヤがロックダウンされている間も、カオトムプラジャンバンはずっと営業を続けていたように思う。
店内飲食が禁止されている期間もけっこうあったが、テイクアウトのみで営業していたはずだ。
店内飲食が解禁されて以降は普通に営業。
多くの飲食店が一時閉店や撤退に追い込まれたが、カオトムプラジャンバンは元気に生き残っている。
カオトムプラジャンバンは何度も記事で取り上げた。
パタヤでそれなりにいい雰囲気で、安くておいしいタイ料理やイサーン料理を食べるなら、カオトムプラジャンバンがイチオシだ。
ここに行っておけば問題ない。
前回訪れたのは、友人たちがパタヤにやって来た2020年1月のこと。
友人たちはもちろんのこと、自分自身も2年10ヶ月ぶりのカオトムプラジャンバン入店となる。
手前側は屋根のある明るいスペース。
奥に行くとオープンエリアで、ぐっと雰囲気が良くなる。
こちらは喫煙可能。タバコを吸うでも安心。
コームーヤーンとソムタム
ひさしぶりのパタヤ、ひさしぶりのプラジャンバン。
そして、ひさしぶりのコームーヤーン。
プラジャンバンで必ず食べるのがコームーヤーンだ。
これこれとテンションが上がる。
豚の喉肉を焼いたイサーン料理である。
日本でいうところの豚トロで、脂身多めだが柔らかくてジューシー。
これを食べないとパタヤ旅行ははじまらない。
それからソムタム。
これはあまり辛くも臭くもないソムタムタイだ。
イサーン出身者はソムタムプーパラを好むが、ソムタムタイのほうが食べやすい。
続いて、クンチェーナンプラー。
生エビの刺し身みたいなもの。激辛ソースと生のゴーヤとキャベツを添えて食べる。
大きめのエビで、食感ぷりぷり。
個人的には一番好きなタイ料理かもしれない。
たしか一皿150バーツ。けっこういい値段がするので、普段は食べられないごちそうだ。
それからトートマンクン。
エビのすり身を衣をつけた揚げたもの。
これは友人の大好物で、プラジャンバンに来たら必ずオーダーしている。
今回は定番もののオンパレードだ。
パタヤに、そしてプラジャンバンに戻って来られた喜びを定番料理とともに噛みしめる。
過去何度となく通ったプラジャンバンだが、これまでになくうまく感じる。
ビールはもちろんLEOで。
氷を入れて飲むLEOが最高なのである。
3年ぶりのパタヤに乾杯。
ちなみに同行のタイ人は見知らぬ料理をオーダーしていた。
ホルモン系の炒めものらしい。
こっちは豚のあばら肉かな。
どっちも初めて食べるもの。
まだまだ知らないタイ料理は多い。
タイ人と一緒に来ると、変わった料理にありつける。
総勢5人で訪れて、あれこれ料理を食べ、ビール大瓶数本飲んで、合計1250バーツ。
一人あたり250バーツなのでちょうど1000円。
スーパー円安時代にあっても、まだまだ安い。
再訪
友人のパタヤ滞在は約1週間。
滞在中に再度プラジャンバンへ。
タイ人連れのグループで安く楽しく食事するならプラジャンバンが一番いい。
わたしはちょっと遅れて食事会に参加。
友人は日本から持参した焼酎を店に持ち込んでおり、すでにいい感じ。
持ち込み料がかかるかは聞いていないが、かかるとしてもたぶん安いはず。
ソーダや水などを別途オーダーすればいい。マナオ(ライム)も出してくれるので、水割りやチューハイも作れる。
新たにコームーヤーンをオーダー。
焼酎水割りとコームーヤーンの組み合わせもよし。
こちらはヌアヤーン。
味付きの牛肉を焼いたもの。
豚に比べると、食感かため。
やっぱりコームーヤーンのほうがいい。
それからオースワン。
牡蠣と卵を混ぜ、水溶き片栗粉で生地を作って焼き上げ、さらに土台にもやしを敷き詰めたもの。タイ版お好み焼とも言われる。
焼くというより大量の油で揚げており、とってもオイリーな料理だ。お好み焼の10倍くらい油が多そう。
かなり背徳的でジャンキーな料理だけど、甘辛いソースをかけて食べると無性にうまい。
6人で飲み食いして会計は1500バーツ。
やはり一人1000円でいける。
魚や大きなエビを使った料理だともっと高くなるけれど、一般的タイ料理メインだと安い。
地図
パタヤカン沿い。パタヤ中心部からは少し距離がある。
以前は裏口があり、ソイアルノタイの脇道からプラジャンバンの駐車場に入ることができたが、現在は裏口ゲートが閉鎖されている。
パタヤカン側から入店を。駐車場は利用可能。
パタヤカンは乗り合いのソンテウが走っているが、夜間は本数が激減。
夜遅くなると、バイクタクシーかタクシー利用となる。
おすすめは配車アプリのBoltを使うこと。
全部で5人と人数が多かったため、VANを手配した。プラジャンバンからホテルアーデンまで112バーツ。
通常のエコノミー車なら50バーツ程度だ。
バイクタクシーよりも断然おトクになる。
グループで移動するならBoltは必須といえる。
約3年ぶりのパタヤ訪問となった友人はBoltの便利さと安さに驚嘆していた。
まとめ
約3年ぶりのカオトムプラジャンバンだが、まったく変わっていなかった。
店の雰囲気も料理も3年前のまま。
ちょっと客が少なくなったように見えたが、これは観光客が戻りきっていないせいだろう。
やっぱり、コームーヤーンはうまい。
パタヤに来たらカオトムプラジャンバンのコームーヤーンは外せない。いやコームーヤーンだけではなく、他の料理も総じておいしい。
一人で来てもいいけれど、グループでの訪問だといろんな料理が楽しめる。
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