2021年最後の日、大晦日のパタヤの様子をレポート。
2020年はカウントダウン直前でロックダウンされてしまった。
2021年こそはと、なんとか無事にカウントダウンを迎えることができた。
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大晦日は道路渋滞
パタヤの大晦日といえば、街中が大渋滞するのが常だった。
本当にまったく動かなくなるほど車が多い。
では、観光客がまだまだ戻って来ていない今年はどうなのか。
セカンドロードはパタヤカンとの交差点前後で渋滞していた。
パタヤカンを超えたあたりで路上駐車する場所を探す車両が多かった。
セカンドロードのソイ6近くでも渋滞気味。
ソイ6内にも駐車車両多数。
ちなみにソイ6で営業しているバーは10軒ちょっと。
一部のバーは客が入っていて、それなりの盛り上がり。
ソイ6全体のお祭りムードには乏しい。
獅子舞ならぬ龍踊りの一団が練り歩いてるのが一番にぎやかだった。
各バーの前でドラを鳴らして、おひねりを貰おうとする。
ソイ6からビーチロードに入るが、道路は渋滞。
特にパタヤカンからセンタン前あたりがひどい。
撮影スポットには多くのタイ人が集まっていた。
乗り合いソンテウは満員状態だ。
ビーチロードを走るソンテウが満員なんて、ここ1年以上見た覚えがない。
これだけの渋滞も本当に久しぶりだ。
パタヤビーチでは、ゴザを敷いてのんびりと過ごしタイ人グループが多い。
店には入らず、コンビニで買った酒とつまみでだらだらと年越しを待つ。
カウントダウンでは盛大に花火が上がるのをビーチから見るつもりだ。
ウォーキングストリート前も大渋滞。
こんな光景、本当に久しぶりだ。
2019年まではこれよりもはるかにひどい渋滞だったが、パンデミック以降のパタヤでは最大の道路渋滞といえるレベル。
大晦日のパタヤが戻ってきた。
ウォーキングストリート
ウォーキングストリート内を歩く人が増えた。
まだまだ暗い中を多くの人がバリハイ方面へ向かっている。お目当てはカウントダウン会場でのライブだろう。
BLISS前では、防護服を来た人たちが無料のATK検査を呼びかけていた。
パタヤでは年末に感染者が急増しており、カウントダウンイベントの開催も危ぶまれていた。
カウントダウンイベント参加には、ワクチン接種証明書とATK陰性証明書の提示が必須だ。
厳格な規制措置でイベントが実施された。
ウォーキングストリート内の再開店舗が少し増えていた。
Pin-upが営業再開。
先に再開したTantraと同じく、ドアを開けた状態でのオープンバーレストランスタイルだ。
つまりはバービア形式であり、ステージ上でのダンスなどはない。衣装も普通。
広い店内だが、中は寂しい状況だった。
客はちらほらいるが、接客する女性陣があまり見当たらない。
大晦日に営業再開といっても、いきなり職場復帰するできる人も珍しいだろう。
まあ、それでピンナップのネオンサインが点灯したのは大きな前進だ。
写真の切り取り加減で、ウォーキングストリートにネオンサインの洪水が戻ったように見えなくもないが、実際には暗いエリアのほうが多い。
明るのはミュージックパブくらいなもの。
はっきりいえば、i-barのぶっちぎり一人勝ち状態だ。
大晦日のウォーキングストリートといえば、日付が変わる前からスプレーの掛け合いなんかで盛り上がるものだが、一部のパーティファランが遊んでいるくらいで、全体的にはみんな黙々と歩くだけ。
バーの呼び込みも少なく、やっぱり盛り上がりには欠ける。
LKメトロとソイブッカオ
LKメトロのソイブッカオ側は明るくてにぎやかになった。
角にあるビラボンがついに復活し、ほぼ満席状態となっていた。
とはいえ、2019年までの盛り上がりに比べると、LKメトロもまだまだ寂しい。
ソイダイアナ側はこのとおり真っ暗だ。
これでは盛り上がりようがない。
ソイブッカオでは、やはりツリータウン近辺が異常に盛り上がっている。
ツリータウン前の渋滞がひどいが、これはここ最近ずっと同じ。大晦日でなくとも渋滞する。
少しマシな時間帯でもバイクや歩行者がひっきりなしに行き来する。
ソイブッカオがもっともパタヤの大晦日っぽい雰囲気を今も残している。
バーの営業は午前1時まで
大晦日にかぎり、店内飲酒ありの営業時間が午前1時まで許可された。つまり、バービアも午前1時まで営業できる。
普段は午後11時閉店でカウントダウンもできないが、大晦日だけは特別許可。
2年ぶりのバービアでカウントダウンが体験できた。
バービアは客が多くて、それなりに盛り上がる。
とはいえ、パンデミック前のような狂乱の大騒ぎには程遠いように感じた。
スプレーやクラッカーが乱れ飛びようなことはなかった。
街中での花火や爆竹はあったが、やはり数は少なめ。
ちなみに、カウントダウン会場での花火はこんな感じだったらしい。
(PATTAYA PRより)
バービアよりもパタヤビーチのほうが盛り上がったかもしれない。
深夜1時にバービアではネオンサインを消して、音楽もストップ。
今のパタヤではこれが限界。
当局による巡回はあちこちで見かけた。
あとは暗い中で細々と残った客が残ったドリンクをすするだけ。
それでも夜中までバービアで酒が飲めるなんて、3月以来のこと。9ヶ月か10ヶ月ぶりだ。
しかもカウントダウンを祝うことができた。
それだけでも酒がうまく感じた。
深夜2時をまわると、ツリータウン前も大人しいもの。
一部の店は暗い中にまだ客が残っているが、もう街は終了モード。
例年ならば朝方までバカ騒ぎを続けるバーが多いが、パタヤの夜はすっかり早くなってしまった。
これでもぎりぎりまで粘ったほうである。
まとめ
2年ぶりのパタヤカウントダウンとバービアでの年越しとなった。
表向きには大きなトラブルもなくパタヤは無事にカウントダウンを終えて、新年を迎えることができた。
年明けの規制強化の足音は年末時点ですでにひたひた聞こえていたが、素直に新年の到来を祝いたい気分で酒を飲んでいた。
新しい1年が始まった。
2022年こそは、なんの憂いなくパタヤでバカ騒ぎができるようになってほしい。
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