4月1日からタイ入国時の隔離期間が短縮されることが決まっている。
変異株のない国からは隔離期間が10日となる。
いわゆる低リスク国からの入国にかぎられるとされている。
3月19日のCCSA本会議で承認されたことだが、肝心の低リスク国リストはずっと未発表のまま。
日本が隔離期間短縮の対象となるかは不明だった。
金曜日に保健省が会見を行い、隔離期間短縮措置の対象から外された10カ国のリストがようやく発表された。
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タイ隔離期間短縮外リスト
タイ保健省疾病管理局長によれば、感染性の高い変異株が蔓延しているアフリカ諸国からの旅行者は、これまでどおり14日間の隔離検疫を受ける必要がある。
(タイ保健省の会見より)
隔離検疫短縮の対象外となるのは、以下のアフリカ10カ国。
・南アフリカ
・ジンバブエ
・モザンビーク
・ボツワナ
・ザンビア
・ケニア
・ルワンダ
・カメルーン
・DRコンゴ
・ガーナ
なお、南アフリカの変異株は、タンザニアとモザンビークから帰国したタイ人に見つかっている。
隔離期間短縮の対象外となるリストは4月1日よりタイ保健省疾病管理局ホームページにて公開される。
このリストは2週間ごとに更新される。
参照:https://www.nationthailand.com/news/30404174
日本からは隔離期間短縮決定
低リスク国リストという形ではないが、とりあえず隔離期間短縮対象外の国リストが発表された。
当初の保健省の提案どおり、アフリカ諸国からの入国のみ隔離期間14日は継続となる。
イギリスも対象外となるという話が出ていたが、対象内となった。
アフリカ10カ国以外の国はすべて隔離期間の短縮が認められることになる。
よって、日本は隔離期間短縮対象国となった。
4月1日よりタイ入国時の隔離期間は10日となる。
実際の日数は、到着初日を0日目とするため、11泊12日となる。
すでにASQやALQは11泊12日のパッケージプランを売り出している。
(予約済みの人にはプラン変更と差額返金の提案がなされるようだ)
なお、タイ入国の際に提出が義務付けられていたFit to Fly健康証明書は4月1日より不要となる。
Fit to Fly以外では、COE取得や陰性証明書取得など、タイ入国のための条件はこれまでと同じだ。
ASQないしALQ予約が必要なのも同じ。ただ、パッケージプランが11泊12日のものでよくなる。
タイ保健省の発表により、日本からのタイ入国時隔離期間短縮は決定といっていい。
が、現時点(3月27日午前1時)で、日本のタイ大使館のホームページでは、隔離期間短縮の正式発表は掲載されていない。
心配な人は、日本のタイ大使館の発表を待ってから、COE申請やASQ予約をしたほうが無難かもしれない。
隔離期間短縮対象外リストは、14日ごとに見直されるということだ。
特別観光ビザ(STV)は低リスク国のみが対象となっていて、月に2回のリスト見直しが行われている。
日本はSTV開始当初は低リスク国リスト入りしていたが、日本国内感染拡大により低リスク国リストから外されて、STV発給対象外となったことがある。
今回の隔離期間短縮では、そうならないことを願うばかり。
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