パタヤのナイトライフ施設がすべて閉鎖となったのが昨年3月18日のこと。
7月1日に再開可能となったが、また12月30日に再度閉鎖。
今年2月1日にまたまた解禁となった。
この1年の間のウォーキングストリートの様子は先日記事にした。
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LKメトロは、ウォーキングストリートに比べるとかなりましな状況で、バービアはほぼすべて営業再開しており、ゴーゴーも多くが営業再開している。
でも一度も営業再開していないゴーゴーもあって、その中の一つがSugar Sugar(シュガーシュガー)だ。
そのシュガーシュガーが3月17日、いよいよ営業再開を果たした。
閉鎖から丸1年での営業再開となった。
LKメトロの現状を合わせてレポート。
シュガーシュガー再開
場所はLKメトロのソイブッカオ側入り口角にある。
パタヤ好きならみんなよくご存知のはず。
LKメトロ入り口にかけられたアーチの真ん中で、Sugar Sugarの文字が光っている。
3月17日営業再開当日はパーティを開催。
風船で飾り付けして、無料のフードを提供していた。
中に入ってみると、場内は熱気でむんむん。
座る場所を探すのに苦労するほど客が集まっていた。
ほとんどがファランだ。
あとは関係者らしきタイ人も少々。
1年ぶりの再開ということで、ご祝儀がてらに集まる在住者が多いのはいつものことだが、それにしても、ここまで活気があるとは。
ファランのマネージャーが忙しそうにあちこち挨拶まわりしていたのが印象的だ。
寂しいウォーキングストリートとは対象的にLKメトロはにぎやかである。
シュガーシュガー以外のゴーゴーでも、パーティに関係なく、客がよく入っている。パラダイスやクリスタルクラブなんかもびっくりするほどファラン客が多い。
本当にタイは鎖国状態にあるのかと信じられない。
それくらいファランが多い。
LKメトロはファラン天国である。
さて、1年ぶりの再開のシュガーシュガー。
内装に変化なし。
店内はやはり禁煙。喫煙は外に出る必要あり。
ドリンクはドラフトビールが69バーツ(65バーツだったかも)。
中央にステージがあり、一度のステージでダンサーは10人弱。
特に以前と変わりはない。
コヨーテとトップレス(モデル)に分かれていて、レディドリンクも微妙に価格が違う。160と170だったような。
すべてのステージを見たわけではないが、ダンサーは全部で30人弱といったところだろうか。
いわゆるファラン向けのラインナップとなっている。
LKメトロは元からこんな感じだ。
閉鎖以前は、時間帯ごとのバーファインの額が掲示してあったが、今は消されている。
たしか深夜0時か1時以降はバーファインが安くなっていたはずだが。
今のバーファインの額は未調査のため不明。たぶん1000か1500だとは思う。安ければ800くらいか。
現在、パタヤのバーの閉店時間は0時と決められている。
LKメトロはきっちり守っており、少なくとも0時前にはネオンサインは全部消してしまう。
一部客が残っているバーは店内だけ明るくしてしばらくは営業を続けるが、あまり長くはない。
営業時間が短いぶん、客が集まる時間もかぎられるわけで、密度も濃くなる。
過去シュガーシュガーは何度も入店しているが、ここまで熱気のあるシュガーシュガーは初めて見たかもしれない。
コロナ以前の平常時よりも客が多い。
さすがに再開二日目以降はここまで客は集まらないにしても、この調子で集客できれば、十分やっていけそうだ。
ほんと、LKメトロ、それにソイブッカオはファランさまさまである。
これだったらもっと早く再開すればよかったのにとも思う。
まあ、再開する店が増えれば、客の奪い合いにはなるが。
パタヤにファランが多いといっても、新規の短期観光客がゼロなので、客の絶対数が不足している。
LKメトロの現状
現在LKメトロ内で営業再開しているゴーゴーは以下のとおりとなった。
シュガーシュガー、パラダイス、デスティニー、ドールズLK、クイーンクラブ、クリスタルクラブ、バチェラー、パンドラ、レディラブ。
キンクは、昨年1度再開したが、感染第2波で閉鎖されたあとは再開していない。
タッチとショーガールとシャンペーンは1年間閉鎖されたまま。
パルスはコロナ前から閉鎖されており、最近は改装工事をずっと行っている。
ニンジャはとっくに閉店となっているが、こちらもなにやら工事を始めているような雰囲気で、そのうち動きがあるかもしれない。
LKメトロ外となるが、旧オアシスのセレニティは、昨年一度再開したものの現在は閉鎖中。
エリア51はスポーツバーという名目で営業再開している。スポーツバーだがホステスはいる。あまり流行っているように見えない。
というわけで、LKメトロは元気にやっている。
シュガーシュガーの1年ぶりの再開ならびに盛況ぶりは、LKメトロ好きとしては嬉しいかぎり。
開国予定の10月1日まではあと半年以上あるが、なんとかみんな生き残ってほしい。