3月8日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数は横ばい。
CCSAのブリーフィングでは多くのことが話された。規制緩和や隔離期間の短縮も検討中。
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タイ全国の感染状況
3月8日発表、タイの新規感染確認者は71人
(累計26,370人)
外国からの入国23人
国内感染(病院にて検査):41人
積極調査:7人
死亡:0人(累計85人)
病院での検査41例内訳
サムットサコーン34
バンコク1
プラチンブリ3
パトゥムタニ1
ターク2
積極調査7例内訳
サムットサコン6
パトゥムタニ1
国内感染48例のうち、サムットサコンで40例で確認され、割合は83.33%。
サムットサコンがほとんどを占めている。
外国からの入国23人はフライトで入国し隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
うちタイ人18、あとは、インド、パキスタン、パレスチナ、アメリカ、ベトナム。
出発国は、デンマーク、UAE(10)、イタリア、パキスタン、レバノン、イギリス(4)、アメリカ(2)、バーレーン(2)、ザンビア。
ここ1ヶ月あまりの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
ずっと新規感染者二桁台を維持。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本は横ばい。全体的に横ばいから減少の傾向。
チョンブリ感染状況
3月8日発表、チョンブリの新規感染確認は0人
(累計657人)
チョンブリ県内新規感染者数を示したカレンダー
チョンブリの新規感染者は3日連続でゼロを記録。
CCSAによる状況ブリーフィング概要
月曜日は政府ブリーフィングを開催。
・CCSAは来週の月曜日にさらなる規制緩和について検討する本会議を開催
・ミスグランドインターナショナルコンテストでタイに入国したナイジェリアとケニアの参加者二人は検査で陽性となり、バンコクの病院にて隔離治療されている
・官報にて、バンコクとサムットプラカンとサムットソンクラームとノンタブリーとナコンパトムとパトゥムタニの高リスク県にて集会を禁止する命令が掲載された
・内閣は、追加3,500万回分のワクチン購入のため63億8,700バーツの予算を承認した
・タイは3月10日から12日に開催されるASEAN情報担当大臣会議を主催する
・ソーシャルディスタンス対策を講じた学校試験の実施を準備中
・CCSAでは市民に対して、ガードを下げないよう要請。DMHTTで予防措置を取ること。「ローリスクはノーリスクではない」というWHOの標語を紹介。
本日は、タイ国内のワクチン接種進捗状況の発表はなかった。
規制緩和、ワクチンパスポート、隔離検疫期間短縮、エリア検疫に向けて
来週月曜日の規制緩和検討会議に先立ち、入国制限や隔離検疫短縮の話が出てきた。
CCSAでは10月1日に入国制限の緩和を考えているとのこと。
タイ全国伝染病委員会では、ワクチンパスポートの承認と4月からの隔離検疫期間の短縮を発表した。
ワクチン接種済み外国人の隔離期間は7日に、陰性証明書のみの場合では10日にそれぞれ短縮するとのこと。
詳細記事:タイ ワクチンパスポート開始へ、4月から隔離期間を7日に短縮に
ただ、隔離期間短縮はまだ最終的な正式決定が出ているわけではない。
来週月曜日のCCSA本会議にて何らかの決定が下されるかもしれない。
また、CCSA本会議では、ゾーニングの見直し、パタヤも対象のエリア検疫の実施についても話し合われることになっている。ソンクラン実施やその規制内容についても議論されるはずだ。
来月のソンクランへ向けて、国が動き出している。
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