日本からパタヤに遊びに来た友人にお使いを頼まれた。
タイ土産探しとAISのSIMカードの利用期限延長である。
どちらもセントラルフェスティバル、通称センタンで片付けてしまおう。
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タイ土産はHARNN(ハーン)
最初のミッションはタイ土産購入のお手伝い。
ハーンというブランドのシャンプーセットがほしいという。
ハーン?
初耳である。
写真も見せてもらう。
HARNNという表記になっている。
調べてみると、ここ数年、日本でも人気が出ているそうだ。
元々はスパ関連の商品を出していて、石鹸とシャンプーが人気。
日本でシャンプとコンディショナーのセットを買うと5,000円とのこと。
日本で買うよりもタイのほうが安いだろうから、パタヤで買える場所を探してほしいとの依頼だった。
こういうものは、センタンかターミナル21へ行けばあるだろうと踏んでいた。
どっちもなければ、あきらめもつく。
で、センタンへ。
1階のコスメショップで聞き込み調査。
ハーンの写真を見せて、これを探していると。
すると、ここにはないから、2階へ行けと言われる。
エスカレーターを登ると、あっさりと見つかる。
ハーンはけーん。
オープン型の簡易店舗だが、ちゃんとしたハーンの正規店のようだ。
シャンプー、ハンドソープが並ぶ。
色とりどりの石鹸が綺麗。
目的のシャンプーとコンディショナーはすぐに見つかる。
シャンプーもコンディショナーも一つ650バーツ。
2つ買って1300バーツ。
この時点のレートで計算すると、4,600円ほど。
うーん、差額400円かあ。
そこまで安くないなあ。
せっかくだからと友人はセット購入。
これにて1つ目のミッションクリア。
と、翌日、また別のタイ土産について聞かれる。
実はもう一個探しているものがあって、その名前がターンって言うんだ、と。
へ?
ハーンの次はターン?
カンとかポンとかチーもありそうだな。
調べてみると、たしかにTHANNというブランドがあった。カタカナ表記的には、タンが一般的なようだ。
それにしても、HARNNとTHANNって、ややこしすぎ。
しかも、取り扱う品はハーンと似たりよったり。シャンプーとかソープとか。
どうやらハーンから枝分かれしてできたのがタンらしい。
姉妹ブランドのようなものらしいが、もう何が何だか。
京都王将と大阪王将みたいなものか。違うか。
ブランド品はまったく不案内なわたしはもうお手上げ。
まあ、調べればパタヤでも簡単に見つかりそうだが、友人もそこまで本気で探しているわけではなく、もうハーンで満足だといって、捜索は打ち切りとなった。
AIS 1-2 CallのSIMカード有効期限延長
ハーン購入を終えて、センタン内でのミッション続行。
お次は、友人のSIMカードの有効期限延長である。
AISの12コールのSIMカードを購入したばかりだが、次回の訪パタヤでも同じ電話番号を維持しておきたいから、有効期限を延長してほしいとの依頼である。
通常、タイのプリペイド式SIMカードの有効期限は開通後30日。
有効期限をすぎると、基本的にそのSIMカードは無効となる(実際は多少の猶予期間があるけれど)。
残高を増やす行為であるトップアップ(チャージ)をすると、1回につき30日有効期限が延びるシステムとなっている。
このトップアップによる有効期限延長をこまめに続けておくと、ずっと同じSIMカードを使い続けることができる。
トップアップする額面が20バーツでも50バーツでも100バーツでも、一回につき延びるのが30日。
ファミリーマートなどで売っている12コールのトップアップカードは最低額面50バーツ。
かりに10ヶ月伸ばすなら、カードを10枚買ってきて、ちまちまと打ち込めば済む。が、面倒くさいし、500バーツもトップアップしても、残高を使い切らずに余ってしまう。
そこで活躍するのが、AISショップ前に置かれたキオスクである。
最低トップアップ額は20バーツ。
これを10回繰り返せば、200バーツで10ヶ月の有効期限延長が可能となる。
この方法は、以前にも記事にしてある。
関連記事:AISの1・2コールを20バーツでトップアップして有効期限を延ばす方法(手数料なしで最長1年)
で、その後、センタンのAISショップは、地下から上階へ移転した。
はっきり階数と場所を覚えていなかったので、ハーン購入後、店員さんにAISショップの場所を聞く。
教えられた先はたしか3階だったような気がする。
以前よりも綺麗になったAISショップ前に並ぶのがDIGITAL PAYと書かれたキオスクだ。
幸い、他の利用者はいない。
さっそくトップアップ開始。
トップアップしたい電話番号入力と金額を指定。
それから現金(札のみ)を投入するだけ。
20バーツのトップアップをひたすら繰り返す。
20バーツをトップアップするのに100バーツ札を入れても、お釣りは出てこない。
が、心配無用。
入力した電話番号内に未使用額としてプールされている。
次回以降は、電話番号を入力して、トップアップ金額を指定して、Cashを選択すれば、プールされた額面から自動的に使ってくれる。
いちいち20バーツ札を投入する必要がなく便利。
10ヶ月延長するなら、100バーツ札を投入する作業を2回すればいい。
まあ、電話番号は毎回入力しないといけないので、面倒なのは面倒だけど。
10回も入力するとなるとけっこう時間がかかる。
この作業をするときのコツは、決して後ろを振り向かないこと。
ちまちまとした作業なので、後ろに並ばれるとついついプレッシャーを感じてしまうのだ。
これまた幸いにもキオスクは2台あって、常にもう一台は空いている状態だった。
ノープレッシャーで、トップアップ作業終了。
有効期限はばっちり10ヶ月も延びた。完璧。
コンビニ前に置かれたトップアップ用機械では10バーツからトップアップできるが、手数料がかかる。10バーツ分をトップアップするのに2バーツの手数料だったような気がする。
手数料2割はちょっと高い。
まあ小銭が大量に余っているなら、コンビニ前機械でもいいかと。
ちなみにわたしのトップアップ方法は、Bluepay Walletというアプリを使っている。日本のクレジットカード払いができて便利。 Rabbit LINE PAYではセキュリティの関係か少額トップアップしか受け付けないが、Bluepayでは高額でも可能。
関連記事:Rabbit LINE PayとBluepay Walletを使って、AIS・12callトップアップ。日本のクレジットカード利用可能。
関連記事:タイのBluePay Walletの本人確認(Identify Verification)方法
まあ、LINE PAYで10バーツずつちまちまとトップアップしていけば、手数料不要かつ後ろに人が並ぶプレッシャーからも解放されるけど。
なお、友人のSIMカードは購入してから日が浅い。
トップアップした200バーツは、たぶん使い切らないから、別の友人の番号に残高を移そうとした。
いわゆるトランスファーというやつで、余った残高をプレゼントとすることができるのだ。常に金欠のタイ人に頼まれることも多い。
が、AIS店員に聞いたところ、使用歴の短いSIMカードではトランスファーはできないと言われた。
使用後半年だったか1年だったか経たないと駄目らしい。
SIMカード開通にはパスポートと顔写真の登録が必須になったりと、タイのSIMカードも厳しくなってきた。
何事もゆるゆるなのがタイの魅力でもあったのだが、これも時代の流れ。まあしょうがない。
それでも、日本に比べれば、ゆるゆるも同然。
これにて、センタンでのお使いミッションはどちらも無事に終了。
簡単なもんです。
何か買い物だったり用事があるなら、センタンかターミナル21へ行けばいい。コピー品以外なら、たいがいのものは揃いますな。
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