(注意。当記事にはダジャレと暗喩に擬した大人向けの表現が含まれております。タイ料理を検索して訪問された方はご注意ください。)
6日目
仕事終わりの深夜にやって来たコヨーテ嬢。
昨晩は、そのまま抱き合って眠った。
さすがにヤル気はない。
わたしが一足先に、起床。
軽くPC作業しているうちに、コヨーテ嬢も目を覚ます。
開口一番、「ヒューカーオ!」。お腹すいた。
ブッカオの名無し食堂でラートナー
一緒に食事へ。
クィティアオが食べたいそうだが、真っ昼間のソイブッカオでクィティアオが食べられる店を探すのは意外と困難だったりする。
サードロードやセカンドロード方面にはいくつかあるが、この炎天下であまり歩きたくない。たかだかクィティアオを食べるのにバイタクも馬鹿らしい。
というわけで、ブッカオの名無し食堂へ。貧民食堂とも呼ぶ。
なんか久しぶりに入ったような気がする。最近、ソイエキサイト脇道の食堂を利用する機会が多かった。
いつもは大繁盛だが、ローシーズンのせいか、客足は少なめ。それでもほぼすべてのテーブルが埋まっているのはさすが人気店。
注文はラートナー。豚肉入りで、ラートナームーとなる。
きしめんのような太麺(センヤーイ)にあんかけがたっぷり。
クィティアオではないが、同じ麺料理に免じて許してほしい。
混ぜ返すと太麺が現れる。
このラートナー、店によって見た目が多少変わる。
名無し食堂では丼タイプだが、平皿で提供する店のほうが多いかな。
麺は太麺以外に、揚げ麺を使うこともある。このあたりはお好みで注文可能。
タイ人に聞いたところ、
ラートが、「かける」という意味。
ナーが、「顔」という意味、だそうな。
まさに、顔面ぶっかけ麺。
時にタイ料理は面妙なネーミングセンスを持つ。
面と向かって麺をすするブッカオの昼下がり。
やや白濁としたねばっこい液体が飛び散り、彼女の口の周りはねちゃねちゃとなる。
舌で液体を舐めまわし、「アロイ」というコヨーテ嬢。
アロイとエロイは表裏一体なのである。
腹にずっしりとくる食べごたえであった。
ちなみに、味は、まあ普通。
丼2杯目
食後、部屋に戻って、まったり。
シャワーを浴びて、彼女はバスタオル姿で、ベッドにごろり。
これは、つまり、かかって来いという合図だな。
ふ~じこちゃ~ん
これで、ナーにラートすれば、見事なラートナーの丼ネタが完成するのだろうが、あいにくとわたしはそこまで鬼畜ではない。
ごく普通にフィニッシュ。
大変おいしゅうございました。
ごちそうさまです。
夕方、そろそろ彼女は仕事の準備。
化粧道具を買いたいというコヨーテ嬢に少々お小遣いを上げる。
顔面は大事だよね。
綺麗になって客をたくさんつかまえるんだぞと、送り出すブッカオの夕暮れであった。
いいかげん、メンにまつわる語呂合わせとダジャレを考えるのが面倒になってきた。この辺で、ごめん。