17日目
ブッカオ市場でお買い物
泊まりに来ていたコヨーテさんが、新しい洋服をご所望。
しょうがないなあ。
買ってあげましょう。
でも、市場限定で。
セントラルフェスティバルの高級店になんぞ連れて行かれた日には、速攻でバイバイするしかない。
ビッグCやマイクショッピングモールでぎりぎりかな。いや、アウトだな。
そんなわけで、ブッカオのパタヤタイ側にある通称「火・金市場」へ。
ここなら問題なし。
女性用衣料でも一点100バーツから。
なにわのおばちゃんが好きそうな、ドアップのネコシャツも売っているぞ。
若いコヨーテさん、キティちゃんへの食いつきがいいねえ。
いや、若いといっても20歳は超えている。その年で、キティちゃんじゃあるまいとも思うけど、タイ女性は相変わらず大好きだ。
どうでもよいが、タイ人の発音する「キティ」を真似するのはちょっと難しい。
イントネーションの位置がかなり微妙である。
いろいろ物色したあげく、キティはやめて、ごく普通の100バーツと350バーツの洋服2点お買い上げ。
合計450バーツ。
慎ましい物欲でとても助かった。
夜。
コヨーテさんを職場までお見送り。
もはやルーティンワークと化してきた。
ソイ6のパーティ
セカンドロードをソンテウで一気にソイ6まで移動。
ファランからソイ6でパーティやっているから遊びに行けと言われたのを思い出したのだ。
ほとんどのバーが風船で飾り付け。
中には店先にステージを組んだり、豚の丸焼きを提供している店もある。
てっきり、車も進入禁止にして大規模なお祭りをやっているかと思ったのだが、実際はそれほどではなかった。
でも、確かにソイ6全体でパーティをやっている雰囲気は出ている。
パーティ大好きのファランの客足も順調なようだ。
おっと、やたらと美形で色白の子が近寄ってきた。
抱きついてくる。
ソイ6には似つかわしくないハイレベル。
が、ここはソイ6。
ガトゥーイセンサーが発動してしまう。
でも背も小さいし、声も普通の女性。
むー、とりあえず、一往復してみよう。
と、戻ってきたら、すでに美形の姿は無し。
まあ、ソイ6なんてそんなもんです。
見つけたら即決が基本ですな。
が、オカマには気をつけろ。
ここ最近、ビーチに向かって右側のバーにもレディボーイが進出してきている。
以前は向かって左側だけだったのに、油断も隙もありゃしない。
ソイ3のバービアで飲む
次いで、ノースパタヤのバービアめぐり。
ソイ6までやって来たら、歩いてノースパタヤをめぐるのが基本スタイル。
今回はソイ3の奥中ほどにあるバービア群へ行ってみる。
セカンドロードから入って、カラオケ「胡蝶蘭」を抜けた先あたりだ。
ごくたまに立ち寄る程度のバービア群だが、久しぶりに入ってみた。
どこでもよかったので、一番賑わっていたバーへ。
ついてくれたのは、20歳のウドンタニー娘。
可愛らしい顔立ちだが、いかんせん体の線がぷにゅぷにゅすぎる。
とりあえず腹が減ったので、近くの屋台で買い出し。
ムートートとカオニャオ
この大きさの豚肉一房で30バーツ。
この形は珍しいかな。普通は、豚肉を屋台にぶら下げてあり、一個10バーツから。
ムー=豚肉
トート=揚げる
こんな感じで油の中に豚肉を投入するだけの簡単料理。
あと、カオニャオが10バーツだ。
注文し終われば、バーに戻ってオッケー。
出来上がり次第、デリバリーしてくれる。なんて楽ちんなシステム。
辛いナムチム(タレ)をつけると、うまさ倍増。
カオニャオとの相性も抜群だ。
「豚肉好きなの?」
と聞かれたので、ぷにゅぷにゅの太ももをさすって、
「チョープカームー(豚足好きだよ)」
と答えるのは、もはやお約束。
チョープ=好き
カー=足
ムー=豚
女性に対してひどい言いようだが、これくらいのジョークなら笑い飛ばしてくれる。
本心でどう思っているかは知らないけど、まあスキンシップをはかるツカミとしてはオッケーかな。
ちょっとだけバービア遊び方入門
食後、腹も落ちた着いたところで、まったり過ごす。
愛想のいい子なんで、20歳のぷにゅぷにゅウドン娘にもドリンク進呈。
レディドリンクは130バーツ。これは、概ねどこのバービアも似たようなもの。
タイウィスキーのソーダ割りなら100バーツというバーも多いかな。
ドリンクを奢ることを「ハイ ドゥーム」と言う。
ハイ=与える。英語のgive
ドゥーム=飲む。英語のdrink
英語なら、「I give you one drink」とでも言っておけばよい。
面倒だったら、相手を指さしながら、「ワンドリンクオッケー」で充分だ。
で、ドリンクを奢ったら、乾杯。
「チョークディー」か「チョーンゲーオ」で。
日本人客も来るようなバーなら、「カンパイ」くらいはバービア嬢も知っているけど。
あと、乾杯ついでにチューくらいしても怒られないか。
一緒に住んでいるというピーサオ(お姉さん)もねだってきたが、それは断る。
「マイハイ、コートーナ(あげないよ、ごめんね)」といえば、引き下がってくれる。
このバービアには、カウンター内に長細いステージがあって、何人ものバービア嬢が踊っている。
意外とスタイルの良いバービア嬢もいるよ。
年齢層はちょっと高いし、色黒のファラン好みが多いかもしれないけど。
わたしは、ウドン娘とビリヤード。
まだキャリアが短いのか、ビリヤードがあまり上手ではないウドン娘。
ちょっと手加減してあげて、勝負を長引かせた。
これが逆にベテラン嬢になると、客のレベルに合わせてくれる。
たまにムキになって勝負を挑んでくる子もいて、それはそれでおもしろい。
ここのビリヤードは1回20バーツと有料。
ビリヤードが苦手な人は、サイコロゲーム(JACKPOT)や四目並べで遊びましょう。ジェンガやドミノもあるよ。これはもちろんタダ。
運任せのサイコロゲームのほうが楽しめるかな。賞金20バーツかけてあげれば、多少は盛り上がるでしょう。
英語やタイ語が苦手な人は、ゲームで遊ぶのが楽でいい。
遊びながら、目当てのバービア嬢との距離を縮めていこう。適度なスキンシップも忘れずに。
とりあえず胸と腹は触っておけ。服の上からだと体型がわかりづらいんで。
まあでも、なんちゃって英語でもタイ語でもいいから、トークは続けたほうがいい。ノリと笑顔は忘れずに。
喋れないからといってムスッとしていたら、女性側の興も削がれてしまう。
仲良くなってくれば、向こうからペイバーのお誘いがあるでしょう。ママさんが煽ってくるケースも多い。
どちらもなければ、こっちから切り出そう。
「ペイバーダイマイ?」か「ペイバーオッケー?」で問題なし。
たまに断られることもあるが、まあ、8割くらいの確率でオッケーをもらえる。
あとはショートかロングを聞かれたり、値段も提示されたりもする。
20歳前後の子供なしでそこそこかわいいバービア嬢は、ロング2000、ショート1500を要求してくることがある。
何も言われなければ、基本的にロングでの連れ出しとなり、1500バーツで丸く収まるはずだ。ショートなら1000バーツがデフォルト。
バーファインは300バーツのところがほとんど。たまに400とか500のバーもある。
さて、ビール2本飲んだところで、チェックビン。
レディドリンク代とビリヤード代を合わせて、290バーツだった。
ペイバーは無し。
ウドン娘は、顔立ちも性格も悪くないし、むしろ日本人好みだと思う。
本人も言っていたが、あと10kg痩せたら、人気が出るはずだ。
嬢とほどほどにいちゃいちゃしながら、まったり酒を飲んだり遊んだりするには、バービアのほうが向いていると思う。
ゴーゴーバーは、ダンスタイムがあって中座したり、ドリンクの催促がちょっと多め。
横に座り続けてもらうには、際限なくドリンクも奢り続ける必要があったりするし、音楽の音量がでかくて疲れる。
でも、スキンシップの激しさはゴーゴーバーのほうが断然上。
バービアでもタカられる時はとことんタカられる。
バービアでのお会計が1000バーツを越えたら、かなりカネを使っているほうだ。
逆に大盤振る舞いしてバー全体を盛り上げるのもおもしろいかな。
まあ、お好きなようにお遊びください。
以上、初心者向けのちょっとしたバービア遊び入門編でした。
いずれ詳しく初心者向けの夜遊び入門を書くかもしれない。
が、こんなものは、習うより慣れろ、です。
バービアが苦手な人も、臆せず飛び込んでいけばいい。
あとは、数をこなしていけば、自然と遊び方が身についていくもんです。
(長くなったので、つづく)
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