1日目
パタヤに午前中到着。
連絡しておいた定宿にチェックイン。部屋を用意してくれていた。
ありがたい。
預けておいた荷物を倉庫から取り出し、セッティング。
卓上電気スタンドの設置、ベランダに洗濯ロープを結ぶ、などなど。
これだけの作業で汗だくになってしまった。
エアコンをつけていても暑い。
とにかく日中は暑いパタヤである。
シャワーを浴びてさっぱりしてから、軽く一眠り。
コヨーテ嬢との再会
さて、日本にいる間もずっと連絡を取っていたタイガールが3人いる。
その中でも最も頻繁にやり取りをしている子に、起床後、電話してみた。
知り合ったのはずいぶん以前の話だが、ずっと田舎へ帰っていたり、昼間のカタギの仕事をしていたようで、会うことはなかった。
現在はパタヤ某所でコヨーテ嬢として働いているそうな。
やっぱりカタギの仕事では家族を養っていくのは厳しいらしい。
大学や専門学校を出ていないと、給料の高い仕事にありつけないとこぼしていた。
タイも学歴社会なのかね。
22歳。コヨーテ嬢にしては小柄だけど、別にスタイルは悪くない。
まあ、パタヤのゴーゴーバーにおけるコヨーテ嬢とダンサーの区別はとても曖昧なんで、あまり意味はないと思うけど。
とりあえず食事に行こうという話になり、すぐに会うことになった。
待ち合わせはパタヤタイにあるトゥッコム。おなじみのITデパートメント。
スマフォのデータローミングプランの申し込みをしたかったからだ。
いつもは、セントラルフェスティバルの地下にあるAISオフィスでやっているが、トゥッコム2階にあるTelewizでも申し込めるようなので、試しにやってみることに。
いつもの400バーツ定額プラン。
おっと、ここで申し込むと450バーツと言われる。
サービス税だそうだが、まあ手数料みたいなものか。
AISへ直接申し込んだほうが安上がりかも。
でも、Telewizだとその場で現金払いできる。AISの場合、一度トップアップする必要がある。
開通作業もTelewizの係員がさくっと済ませてくれた。
まだコヨーテ嬢が到着していないので、一人で新しいスマフォを物色。
店員と商談しているうちに、コヨーテ嬢到着。
意外と早いな。いい子だ。
久しぶりに再会。
元気そうで何より。
わたしはスマフォを購入。
アンドロイド4.4キットカット搭載のスマフォで、1800バーツなり。
安いね。
トゥッコム近くの食堂で昼食。
以前、一度訪れたことがある。
ナムトックムー
うーん、やっぱりいいね、クィッティアオ。
この濃厚なナムトックのスープを味わうと、タイに来たなあと実感させられる。
コヨーテ嬢と麺をすするパタヤの昼下がりである。
部屋へお持ち帰りして一戦交える
食後、さて、どこへ行こうか。
「部屋へ来る?」と誘うとうなずく彼女。
彼女のアパートには、エアコンがなくてとにかく暑いらしい。
小さな扇風機が一台だけ。当然、テレビもホットシャワーもなし。
サバイサバイな部屋で過ごしたいそうな。
ふふ、それなら早くおいで。
というわけで、お持ち帰り。
エアコンをがんがん効かせて、ベッドに寝転がりながらテレビを見る彼女。
わたしは、新しく買ったスマフォのセッティングに追われる。
データローミングを開通させて、Wifiのパスワードも入れて、フェイスブックやLINEを同期させてと何かと忙しい。
はじめてのスマフォ機種変更のため、いろいろ手間取った。
一段落ついたところで、そろそろベッドの上のセッティングもしましょうか。
コヨーテ嬢の横に寄り添い、抱きしめる。
調整作業開始。
上の口から、最後は下の口まで。
あっというまに二人の下半身は接続完了。
こっちの開通は実に簡単でよろしい。
わたしのアンドロイドが高速で動き出す。
電脳空間ではなく、ベッドの上で生身の体がぶつかり合うこの時、この瞬間。
感度は最高だ。
が、ひさしぶりの接続作業のためか、我慢がきかない。
わたしのCPUが熱暴走。
あっという間にバーストしてしまう。
煙を上げてストップする我がアンドロイド。
まあ、気持よかったからいいか。
彼女はそのまましばらくベッドでぐったりお休み。
夕方になり、仕事のため帰宅していく。
帰り側、バイタク代と食事代として大きな札を一枚を渡す。
「コップンカー」と言って受け取る彼女。
タダでもいけそうな気もするが、家族のために金をかせぐ必要があるといって夜の仕事に復帰した彼女である。やっぱりタダはよくない。
あとは、ヘタにタダでやってしまうと、バタフライがしにくくなり、何かと面倒だという自分勝手な理由も大きい。
このあたりのサジ加減が難しいところ。
とりあえず、日本で溜まっていたものは吐き出せたかな。
あれやこれやと、セッティングに追われた初日であった。
が、まだ夜になっていない。
夜はバービアめぐり
夜になり、外出。
知り合いのママさんがバービアを移転したそうで、挨拶に行く。
なかなか広くて快適なバーになっていて、ママさんも嬉しそうだ。
ニューオープン記念にママさんに奢る。ママさんに奢るなんてめったにないけど、たまにはね。
若い新人が入ったら、真っ先に紹介してくださいませ。
ブッカオ近辺のバービアものぞく。
新しいバービアが増えていたり、改修作業したバーもある。
どこも客は少ない。
でも、ざっと見た限り、選べそうなバービア嬢が増えているような印象。
悪くないねえ。
なじみのバービアで挨拶。
ここはいつもと変わらぬメンツだ。
腹が減ったので、屋台から出前を頼む。
クィッティアオと並ぶタイ料理の大定番、ガパオムー。
カイダーオ(目玉焼き)も乗せよう。しめて50バーツなり。
写真うつりは今ひとつだけど、けっこうおいしい。
ナンプラーもかけて風味をアップさせればばっちりだ。
これだよ、これ。
リオビールと屋台メシをバービアで汗かきながら味わう。
パタヤにいるなあ、とあらためて実感させられる。
その後、知り合いのバービア嬢がパーティに参加しているとのことで、別のバービアへ。
ママさんの誕生日のようで、ステージが組まれて定番のパーティスタイル。
知り合いのタイ女性が何人も遊びに来ていた。さらにその知り合いもいて、わたしは10人くらいのタイ女性に囲まれる羽目に。
中にはちょっと可愛い子もいた。
目の前の舞台では、派遣されてきたコヨーテ姿のダンサーたちが踊っている。
シーシャをごちそうになり、なんちゃってハーレム状態。
煙をぷかっと吐き出し、「うむ、余は満足じゃ。よきにはからえ」と言いたい気分。
が、いかんせん長旅の疲れと、昼間のコヨーテ嬢との一戦の疲れもあり、体力が限界近い。
ビール4本くらいしか飲んでいないが、すっかりマオマオだ。
それプラス、シーシャで頭がくらくらしてきた。
そんなわけで、まだ12時前だが、今日はこれくらいで終わり。
最初から飛ばし過ぎはよくない。
のんびりやろう。
部屋に戻って、シャワーを浴びると倒れるようにして熟睡。
夜中に仕事終わりのコヨーテ嬢から連絡が入ったようだが、まったく気づかなかった。
翌朝、連絡すると、彼女はお怒りモード。
ああ、ちょっと面倒くさい。
さらなる調整とセッティングが必要であるな。
まあ、なんとかなるさ。
マイペンライ。
やっぱりパタヤは楽しいね。