ビエンチャンでタイ観光ビザを取得してきた。
いつもはタイ大使館近くのゲストハウスに泊まることが多いけれど、今回はそれなりにしっかりしたホテルに泊まってみた。
ドウアンプラセウスホテル (Douangpraseuth Hotel)だ。
大使館の斜め向かいにあった立地条件は最高。
部屋は広くて、そこそこ綺麗。
当然といえば当然だが、ゲストハウスよりはよっぽど快適だった。
関連記事:ラオス・ビエンチャンでタイ観光ビザ取得方法【2018年10月最新情報改訂版】
目次
広告
ドウアンプラセウスホテル (Douangpraseuth Hotel)
外観
重厚なたたずまいである。
どこまで価値があるかはしらないが、いちおう3つ星ホテルらしい。
建物の大きさに比べると、ロビーはそれほど広くない。高級感もない。
入って左にチェックインカウンター。
アゴダで予約していき、パスポートを提示するだけでチェックイン完了。書類のサインやデポジット支払いなし。
カードキーを受け取り自力で部屋へ。
エレベーターあり。
5階建て。
廊下
アサインされたのは2階の部屋だった。
スタンダードツインルーム
予約したのはスタンダードツインルームというグレード。
電気式ロックをカードキーで解除して室内へ。
室内の電気をカードを差し込むと通電可能なタイプ。
部屋は普通に広い。
シングルベッド2つという説明書きだったが、実際にはダブルベッドとシングルベッドが一つずつ。
こんなにいらん。
ひょっとしてアップグレードしてくれた可能性もあるが、たぶんこれが普通。
ベッド脇にサイドテーブル。照明スイッチあり。
コンセントもある。
クローゼット内にはハンガーのみ。セーフティボックス無し。
クローゼット脇にはスーツケース置き場もある。
テーブルと椅子。
無料の水3本と電子ケトルが置いてある。でも、インスタントコーヒー類は無し。
ロビー脇でカップ麺を売っているんで、部屋で食べることができる。
テレビは旧式のブラウン管だが、いちおうケーブルテレビが映る。
テレビの下には冷蔵庫。中はからっぽ。
室内は全体的に古くなってはきているが、綺麗に保たれていると思う。
虫もでなかったし、不潔感はまったくなかった。
バルコニーなし。
部屋は西向き。
隣の敷地では建物の工事中。
日中はかんかんと工事の音がなっているが、そこまでうるさいとは感じなかった。
この部屋からは木が邪魔になってタイ大使館の様子は見えない。
窓から直接様子をうかがいたいなら、上層階の道路側の部屋を指定するのが良さそう。
室内禁煙の表示なし。灰皿も置いてなかった。
窓をあけて喫煙していたが、特に問題なかったようだ。
なお、2階の道路側にテラスがあって、ここでは堂々とタバコが吸える。
浴室内
ごく一般的な洗面台とトイレとシャワーが一つになったタイプ。
浴室は広いけれど、シャワーを浴びると、どうしても床はびちょびちょになってしまう。
シャワーの水圧と温度は申し分なし。
熱々のシャワーが出たが、むしろ温度調節が難しいほどだった。
洗面台広め。
アメニティは、固形石鹸、歯ブラシ、シャンプー。
Wi-Fi無料
キーカードにパスワードが記載されている。
昼間は快適にネットが使えた。動画サイトも問題なし。
が、夜になると、急激にスピード劣化。繋がってもすぐに断線することも多かった。
利用者が集中するとだめみたいだ。
その場合は、現地SIMカードを挿したスマホでのテザリングで対応可能。
レストランの朝食
1階ロビー奥にレストランあり。
ここが朝食会場となる。
朝食時間は、午前6時半から9時半まで。
わりと高級感ある店内。
受付もなにもなく、宿泊者はそのまま席について、勝手に料理を取っていけばいい。
ビュッフェスタイルだ。
ずらりと食材が並ぶ。
わたしは、ビザ申請を終えた8時45分頃に入店。
かなり食材が減っていた。
パン、卵、サラダ、フルーツ、ソーセージ、ポテト、パスタなど洋食がメイン。おかゆもある。
ドリンクはコーヒー、オレンジュースなどなど。
奥には、炊飯器。それとクイティアオらしき麺。
たぶん、スタッフに頼めば、クイティアオを作ってくれるのだと思う。
結局こんな感じの朝食となった。
朝からフランスパンとパスタが食べられるのはちょっとうれしい。
豚の唐揚げみたいなものが意外とうまい。
もうちょっと早い時間帯なら食材が揃っていただろうけど、ビザ取りの関係で致し方なし。
ビザ申請開始は午前8時半だが、その時間に行くと間違いなく長蛇の列。6時半から急いで食べても7時前。その時間だと列はすでにできているに違いない。
申請自体は11時半まで受け付けている。
のんびり食事をしてから、ゆっくり申請に行くのもアリだろう。ただし、翌日のビザ受け取り時間も遅くなってしまう。
地図と周辺施設
今回はビエンチャンワットタイ空港からホテルまで移動した。
直接行くには、タクシーしかない。280バーツといったところ。
実際に利用したのは、空港からタラートサオバスターミナルまでエアポートバスで15,000キープ。
タラートサオからタイ大使館までトゥクトゥクをチャーターすると、言い値が200バーツで、わたしは100バーツまで値下げした。
120バーツでも許容範囲。キープ払いだと、25,000くらいで。
交渉が面倒なら、空港からタクシーを使ったほうが楽だと思う。二人以上だとタクシーで決まり。
ワットタイ空港の最新の様子はこちらから。両替とSIMカード入手を済ませておくのがベター。タイ大使館近くに両替所は見当たらない。
関連記事:新しく綺麗になったビエンチャン・ワットタイ国際空港の様子【2018年10月】
タイから陸路でやってきた場合は、タラートサオからトゥクトゥク利用でどうぞ。
徒歩なら20分ほど。歩けない距離ではない。
タイ大使館前で待機しているトゥクトゥクは、タラートサオバスターミナルまで乗り合いで一人50バーツないし1万キープ。
チャーターすると100バーツが相場。言い値は150とか200だが、複数台交渉すると100バーツでいけるはずだ。
地図
タイ大使館ビザセクションまでは徒歩2分くらい。小走りで1分。いつでも行ける。
わたしはビザ申請日の早朝に一度様子を見に行き、誰もまだ並んでいないことを確認。その後、便意を感じてすぐにホテルの部屋に戻ってから用を足すことができた。遠いホテルだとトイレも大変。
すぐに戻ったところ、まだ列は出来ていなかった。これだけ近いとやはり便利。
ホテルの向かい側には新しいレストランができている。
さらに昔ながらの雑貨屋と食堂もあり。
食堂脇のコーヒースタンドはなかなかおいしい。アイスコーヒー12,000キープ。
食堂はカオピヤックが15,000キープ。
これもけっこううまい。
全体として夜は早め。
夜8時を回ると食事難民となる可能性あり。
最悪の場合、ピザカンパニーで食べるしかなくなる。
日中は屋台も出ているし、まったく問題なし。
夜だけ気をつけよう。
宿泊料金と予約先
アゴダの直前予約で820バーツほどだった。
いつも泊まっている大使館近くのゲストハウスの大きいほうの部屋が700バーツすることを考えれば、100バーツ足して、こっちに泊まったほうがよっぽどいい。
朝食も付くし。
ざっと価格を調べてみたが、おおよそ850バーツ前後で泊まれるようだ。
現地でのウォークイン価格。
VIP:326,000キープ
シングル:220,000キープ
ツイン:220,000キープ
トリプル:302,000キープ
シングルもツインも同じ価格。
22万キープをタイバーツになおすと、880バーツほど。
日本円で2950円ほど。
ホテル予約サイトを通したほうが、ちょっとだけ安くなるようだ。ホテル予約サイトのポイントやカード払いによるポイントやマイレージを考えると、さらにお得になる。
その他のタイ大使館近くのホテル
ビザ取りに便利なホテルは他にもいくつかある。
ヴィエンヴァンホテル(Vieng Vang Hotel)
大使館近くにあるゲストハウス。これまで何度か実際に利用した。
1泊600バーツから。
部屋は狭いが特に不便はない。
ただ割高感は否めない。
関連記事:ビエンチャンでのタイビザ取りに便利な格安おすすめホテル、VIENG VANG HOTEL
ホテル予約サイトでの取扱いなし。
ウォークインで部屋を取る必要あり。
グランド ホテル ヴィエンチャン (Grand Hotel Vientiane)
大使館から徒歩3分ほどのところにオープンしたばかりの新築ホテル。
とにかく綺麗な部屋に泊まりたいなら、ここで決まり。ただし、価格はかなり高め。ドゥアンプラセウスの倍近くする。
ラ オン ダオ ホテル 1 (La Ong Dao Hotel 1)
大使館から徒歩5,6分。老舗の格安ホテル。
部屋はドゥアンプラセウスより劣るが、そこまでひどくはない。
ゲストハウスよりは広くて快適。
価格はゲストハウスより高くて、ドウアンプラセウスホテルより安め。
有名な置屋併設のため、夜遊びもついでにしたい人向け。
まとめ
これまでタイ大使館近くでは3つのホテルの泊まってみたが、やはり価格が一番高いだけあって、今回のドゥアンプラセウスがベストだと感じた。
部屋の広さ、清潔さ、朝食、立地条件などなど考えると、1泊800バーツ程度なら、ここがベター。
一人で泊まるには広すぎるほどの部屋だった。
ただし、タイのホテルに比べると、明らかにレベルは低い。たとえばパタヤで800バーツ以上出せば、もっといいホテルに泊まれる。
が、ここはビエンチャン。贅沢は言えない。こんなものだ。比較的まともというレベル。
立派なホテルを期待していくとがっかりするはずだ。ビザ取りに限定した滞在だと、まったく問題ないはず。
ある程度割り切れれば、かなり快適に過ごせる。
広告