パタヤへ遊びに来ている友人から朝に緊急連絡が入った。
タイで使っているスマホが壊れたから新しく買い替えたい、というもの。
この連絡自体は、日本で使っているスマホをホテルのWi-FiにつないでLINEでメッセージを送ってきた。
タイにいる間は、以前タイで購入したスマホを使っている。
日本のスマホはあくまで補助。
やはりタイにいる間はタイ専用スマホが便利だ。ネットパッケージプランを契約しておけばネットは使い放題で、ローカル回線同士で通話もできる。
関連記事:AIS、12callの7日間ネット使い放題パッケージを使ってみた。おすすめは4Mbps。
使っている機種はAISで売っていたLAVAというもの。
わたしも以前使っていた。
関連記事:AISの格安スマートフォンLAVA iris353をレビュー。タイで購入したスマフォ設定の注意点など。
はっきりいって安物である。友人が使っていたのはわたしのものより新しいが、2000バーツもしなかったはず。
でもいちおうれっきとしたスマホ。
ちゃんとネットも使える。
が、電源を切った状態で充電していたら、電源が入らなくなったそうだ。
電池を外して放電してもみてもダメ。
ひょっとしたら丸一日放置していたら直るかもしれないが、どうせまた壊れるに違いない。
それならばさっさと買い替えたいという。
どうせタイでしか使わないし安物で十分とのこと。
さっそく買いに行きますか。
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パタヤでスマホ購入
パタヤのスマホ売り場といば、TUKCOM(トゥッコム)が有名。
パタヤタイに大きな店舗があり、ハーバーパタヤ内にもある。
が、ローカルタイ人に話を聞くと、トゥッコムの個人店舗では偽物が売っていることも多くて気をつけろとのこと。とくに中古品は要注意とのこと。
これは、バンコクのMBK(マーブンクローン)も同様らしい。
友人は新品希望。
特にスペックにもこだわりなし。
どうせタイでしか使わないし安物で十分とのこと。
別にLAVAの安物でいいそうだ。
まずは、前回も購入したセントラルフェスティバル(センタン)地下のAISショップへ。
関連記事:AISの1・2コールを20バーツでトップアップして有効期限を延ばす方法(手数料なしで最長1年)
SIMカードはAISの12コールを使っており、電話本体も直営ショップで購入するのが何かと心強い。
が、すでにLAVAの取り扱いは終了。
他のラインナップでも、2000バーツ台の安いスマホは見当たらない。
Samsungの新製品、Galaxy S9+をプッシュしていた。
AISのインターネット回線を同時開設すると大幅割引するらしい。
POWER BUY
続いて、センタンの3階にあるPOWER BUYへ。
ここはタイの大手家電ショップ。
タイ人に聞いたら、POWER BUYなら偽物をつかまされる心配無用とのこと。またクレジットカード利用も大丈夫。
AISショップよりもスマホの取扱機種は豊富。
ここでも売りは、Galaxy S9+
31,900バーツ。なかなかのお値段ですなあ。
もっと安い物を探す。
Huawei Y5 PRIME 2018というモデルが、3900バーツ。
RAMが2GBで、ROMが16GB。
まあ悪くはない。
お、NOKIAのスマホもあった。3490バーツ。
でも在庫切れ。
Huawei Y3 2018
と、Huaweiのさらに安いものを発見。
Huawei Y3 2018というモデルで、2990バーツ。
ぎりぎり2000バーツ台。
こだわりのない友人はその場で即決。なんという決断力の早さ。
店員を呼んで、「これちょうだい」と日本語で告げていた。
横から「アオアンニー」と通訳。
すぐに店員は現物を用意してくれた。
まずは、カウンターで支払い。
カード払いオッケー。
価格表示は、VATなど税金込みの価格。
クレジットカード手数料も不要。
支払いは2,990バーツのみ。
1年有効の保証書を作ってくれる。
保証のことは、英語でギャランティー。覚えておきましょう。
ちなみに一週間以内に問題があったら、店舗にて交換可能とのこと。それ以降1年以内はメーカー修理と思われる。
続いて、奥のテーブルへ。
ここで、店員さんが、スマホをすぐに使えるよういセッティングしてくれる。
Huawei Y3 2018の箱
もはや使えなくなったLAVAからSIMカードをSDカードを取り出す。
さようならLAVA
古いSIMカードはノーマルサイズ。
新しいスマホにはナノSIM。
が、3in1タイプだったため、ぱきぱきと切り取って、ナノサイズへ。
小さくして新しいスマホのスロットへ差し込む。ついでにSDカードも入れる。
(もしも、SIMカードのサイズが合わない場合は、AISショップへ行けば無料で交換してくれる。念の為パスポート持参のこと。)
電池残量がないため、即充電。
HUAWEIの文字が点灯。
メイン言語を日本語に変更して、ほぼセッティングは終了。
表示も日本語入力もオッケー。
以前から使っているAISのSIMカードはもちろん有効だ。
これで電話もネットも使えるようになった。
「これちょうだい」と告げてから、10分もかかっていない。
いやあ、タイでスマホを買うのは簡単だわ。
日本の正規ショップでスマホ本体を買ったりSIM購入の手続きの煩雑さを考えれば、もう拍子抜けするほど。
Huawei Y3 2018の主なスペックと簡単レビュー
スクリーン:854×480
OS:Android Orep(Go edition)
RAM:1GB
ROM:8GB
色はゴールドとグレイの2種類。
より詳しくは公式ホームページで
⇒https://consumer.huawei.com/th/phones/y3-2018/specs/
正直、あまりよろしくないスペック。
実際に操作してみたが、反応は鈍い。
タッチ操作がもたつく。
画面もそんなに鮮明で綺麗とは言えない。
それでも、先のLAVAに比べると、はるかに快適。
友人は、タイ限定利用で通話とLINEと軽いネットサーフィンくらいしか使わない。これでも十分とのこと。
なお、テザリングは可能。
日本のスマホは機内モードにしておき、テザリングでWi-Fi接続して、使用可能。
友人は2台とも持ち歩いている。
2999バーツということは、1万円以下。
ま、こんなもんでしょう。
贅沢は言えませんな。
日本での取り扱いはないようだ。
購入希望の人はタイ現地で買いましょう。
がっつりと使いたいなら、HUAWEY P20 liteやGalaxy S9+あたりをどうぞ。
SIMフリーのスマートフォンなら、タイのSIMカードを挿すだけですぐに利用可能。
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