2018年5月、約1年ぶりにウドンタニーを訪れてみると、中心部のあちこちで新しいホテルが増えていた。
まさにウドンタニーは新築ホテルの建築ラッシュ。
そんなウドンの新築ホテルに立て続けに宿泊してきた。
ザ オールドイン (The Old Inn)とブイワン ルーム ホテル (V1 Room Hotel)の2つ。
どちらもおしゃれなブティックホテルのような雰囲気。でも1泊2000円程度と格安だ。
さらにウドンタニー鉄道駅近くに別の新築ホテルがオープンしていた。
全部まとめて紹介。
目次
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ザ オールドイン (The Old Inn)
外国人向けホテルやレストランやバービアが密集するウドンタニーの中心部といえば、ソイサンパンタミットだ。
この中に新築ホテルがオープンしている。
ソイサンパンの標識横にもホテルの案内板が出ている。
ザ オールドイン (The Old Inn)というホテル。
名前は古いが完全新築ホテルである。
以前、友人が宿泊した際に情報としてお伝えしたが、実際に自分でも宿泊してみた。
Industrial loft styleが売りらしく、たしかにおしゃれなホテルだ。
奥に長細い建物。
玄関
ロビーはおしゃれ。わざとレトロな雰囲気を出しているのだろう。
デポジットあり。500バーツ。
このクラスにしては珍しくエレベーター付きだ。
廊下
スーペリアルーム
室内もレンガ風の壁と無骨なコンクリート打ちっぱなしの融合。
鉄パイプをインテリアとして活用しているようだ。
ハンガー掛けも鉄パイプで作ってある。
このあたりがインダストリアルなのか。
照明器具もおしゃれだ。
ベッドは大きく、マットレスは柔らかめ。
サイドテーブルと椅子もある。
広い作業テーブルの上には、電気ポッド、インスタントコーヒー類、コップ。袋に入っているのはドライヤーだ。
セーフティボックスは見当たらない。
冷蔵庫内はミニバー。無料の水2本あり。
バルコニーあり。
ただし、すごく狭い。
小さな灰皿がセットしてある。室内禁煙のため、喫煙はバルコニーで。
隣の建物が見えるだけで景観はまったくない。これは部屋次第だろう。
新築だけに部屋は清潔そのもの。
これは若い女性受けするだろうなあ。
浴室
普通に綺麗。
シャワーカーテンで仕切りあり、洗面台の床がずぶ濡れになることはない。
シャワーの水圧と温度も問題なし。
アメニティは、液体ソープ、シャンプー、固形石鹸、綿棒、シャワーキャップなど。
浴室のタオル掛けも金属パイプ。うーん、インダストリアル。
Wi-Fi無料
ブラウザを開いてログインするタイプ。
ログイン名とパスワードはキーホルダーに記載あり。
接続状態と通信速度は問題なし。
快適にネットサーフィンできる。
地図
まさにサンパンタミット内。
セントラルプラザ(センタン)とバスターミナルは余裕の徒歩圏内。鉄道駅も近い。
周囲にバービア多数。レストランも多い。
立地至便とも言える。
宿泊料金と予約先
アゴダでスーペリアルーム1泊693バーツだった。約2350円。
ウォークインでの価格は以下の通り。
スーペリアルーム:790バーツ
デラックスルーム:990バーツ
デラックスクイーンルーム:1190バーツ
デラックスキング:1390バーツ
基本的には予約サイトを通したほうが安くなるが、空室状況によって価格の変動が大きいように思う。
いくつか日程を入れてみて価格調査したほうがよさそう。
ちなみに、すぐ近くにあるサンパンタミット定番ホテルであるアットホームアットウドンは1泊650から750バーツほど。あまり価格は変わらない。
部屋の雰囲気は異なるが、どちらもいいホテル。
でもアットホームアットウドンはエレベーター無し。4階の部屋に案内されると上り下りがかなりきつい。
おしゃれさとエレベーターを求めなければ、アットホームのほうが単純にホテルの部屋としては使いやすいかも。
ブイワン ルーム ホテル (V1 Room Hotel)
続いて投宿したのが、ブイワン ルーム ホテル (V1 Room Hotel)。
サンパンタミットから少し北へ進んだところにある。
かつては置屋の巣窟ともいえたアドゥンヤデート通りがオシャレなカフェエリアに転身したりと、ウドンタニーは変化の過程にあるようだ。
外観
ロビーは吹き抜けになっていて、調度品もおしゃれ。
デポジットは200バーツ。
エレベーターなし。階段で2階の部屋に上がる。
廊下は普通。
デラックスキングルーム
予約したのは下から2番目のグレードであるデラックスキングルーム。
それほど広くはないけれど、なんともレトロモダンな雰囲気の部屋づくり。
採光多め。コンクリート打ちっぱなしと木製ドアの融合。
こういうタイプのホテルがタイ人受けするのだと思う。
クローゼットはなく、ハンガー掛けがあるだけ。
ベッド脇に作業机と椅子が置いてある。机はキャスター付きで移動可能。
冷蔵庫内は無料の水が2本だけ。電気ポッド類はなし。
設備には関しては、オールドインのほうが上。
セーフティボックスは、オールドイン同様、備わっていない。
バルコニーあり。
室内禁煙のため喫煙はバルコニーで。
景観は、路地と民家が見えるだけ。
さらに、もう一つバルコニーらしきものがあった。
トイレの横にもドアがあって、外へ出られる。
エアコン室外機置き場だけど、バルコニーにもなっていた。変な構造。
ここに洗濯物を干しておけば、あっという間に乾く。
浴室
シャワーブースはガラス張りになっていて、外側にカーテンが付いている。
つまり簡単にのぞける仕組み。変な構造。
シャワーブースには仕切りあり。
シャワーの水圧と温度は特に可もなく不可もなく。
洗面台はシンプル。アメニティは、固形石鹸と袋入りシャンプーだけ。
オールドイン同様、新築のため、部屋はとにかく綺麗で清潔。
部屋の写真をタイ人女性に見せたところ、「スワイスワイ」とかなりの高評価。
やはりこういった部屋がタイ人受けするみたいだ。
Wi-Fi無料
パスワード不要のオープン接続。セキュリティ的にどうかと思うが、便利なのは確か。
接続状態、通信速度はばっちり。早い。
地図
ソイの標識は、Soi Wattana 1/4。
特に何もないソイの中にホテルがある。
夜間は暗いが特に危険なし。トゥクトゥクドライバーには野良犬が現れると言われたが、実際には見かけなかった。
ソイサンパンタミット端にあるセブンイレブンまで徒歩5分弱。
ウドン最大のバービア群DAY&NIGHTまでは、セブンイレブンからさらに2分くらい。
バスターミナルまでは合計15分近くかかるかも。
巨大ショッピングモールのセントラルプラザ(センタン)までは、センタン裏の駐車場を抜けていくと近道。
基本徒歩でも充分に行動できるが、ちょっと面倒かなあとも思う。
立地を最優先にするなら、ソイサンパン付近のホテルにしたほうがいい。
宿泊料金と予約先
アゴダで予約して、デラックスキングルームが1泊484バーツだった。約1650円。
新築、オシャレ、快適。
これで1泊484バーツ。ひとまわり小さい部屋なら430バーツだ。
おそるべしウドンタニーのホテル。立地は少し不便となるが、コスパの高さは尋常じゃない。
なおウォークイン価格は一番安い部屋で500バーツ。デラックスキングルームはおそらく550バーツ。
充分安いが、予約サイトを通すともっと安くなる。
この価格帯で比較するなら、サンパンタミット内のトップマンション。(現在はトップホステルに改称)
トップマンションのスタンダードルームが1泊550バーツ。
立地条件以外は、もちろんV1 ROOMSの圧勝だ。
トップマンションも悪くないけれど、V1ルームズのおしゃれさと快適さには到底勝てない。
とはいえ、夜遊び限定で考えると、トップマンションも悪くないし、実際今回のウドン滞在でも3泊目はトップマンションに泊まった。コンビニも近くてとにかく便利。
UD キャピタル ユニーク ホテル (UD Capital Unique Hotel)
ウドンタニー中心部を歩いていると、さらに新築ホテルを見つけた。
UDキャピタルホテル。
場所は、サンパンタミットから鉄道駅へ向かう途中にある。
このあたりでは中規模のホテルだろうか。
部屋内部は見学していないが、写真を見たところ、なかなかおしゃれなホテル。
ここもブティックホテルといった雰囲気。
地図
ナイトマーケットと鉄道駅に近い。
日本ラーメン屋台も目と鼻の先だ。
すぐ隣がNUTTY PARKというバービア群。
これまたすごく便利な立地。
ウォークイン価格を現地で聞いてみると、1100バーツと言われる。
アゴダでチェックしたところ、1泊864バーツと出た。
もちろん空室状況によるだろうが、ホテル予約サイトを通したほうが安いはず。
まとめ
サンパンタミット沿いには、他にも工事中の建物がいくつかあった。
おそらくホテルないしアパートになると思われる。
ウドンタニーにそれほどホテル需要があるかは少々怪しいが、一旅行者としては新しいホテルの選択肢が増えることはいいこと。
今回紹介した3つの新築ホテルもなかなかのもの。
立地重視で新築ホテルに泊まりたいなら、オールドインもしくはUDキャピタルがおすすめ。オールドインのほうが安いはずだ。
夜遊びメインならアットホームのほうがいいかも。
少し立地は悪くなるがコスパ重視で泊まるなら、V1ルームがいい。500バーツ以下はすごいですな。
なお、今回はJFの有無はチェックしていないが、ウドンタニーのホテルでジョイナーフィーがかかるケースを耳にしたことがない。IDカードチェックも基本無し。連れ込み放題です、ウドンは。
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