カツカレー屋台よ、いずこへ?
昨日、ソイブッカオでたまたま見つけた日本式カツカレー屋台が気になってしょうがない。
一皿60バーツ。
美味いか不味いかはわからない。
サンプル写真のような豪華さは望めないだろう。
でも、一度は食べてみたいな、おばちゃんの作るカツカレーを。
で、カツカレー屋台を求めてブッカオをうろうろ。
端から端まで炎天下を歩き倒す。
が、行けども行けどもカレー屋台は見つからず。
おーい、おばちゃん、どこにいるんだよ~
毎日屋台出しているって言ってたじゃんかよ~
見あたらないよ~
こんなことなら電話番号聞いておけばよかった。
後悔先に立たず。
カツカレー屋台はパタヤの幻となり、ソイブッカオの蜃気楼のかなたへと消え去ってしまった。
が、しかし、もうすっかりカツカレーの舌になっている。
しかたない。今日の昼飯は意地でもカツカレーだ。
FUJIレストランや日本人経営の日本食レストランへ行けば、カツカレーが食べられる。
別に難しいことじゃない。
が、そこそこいい値段がする。
予算の都合上、ちょっときつい。
しかたない。コンビニで買うか。
というわけで、セブンイレブンの冷凍弁当とあいなった。
45バーツ。
開けてびっくりカレー箱。
ペラペラのカツ、辛さも量もまったく足りないルー、ごはんは普通。
まったく期待していなかったので、特に落胆もせず。
まあ、こんなもんでしょう。
食べないよりはマシなレベル。
わかっていたさ、これでは満足できないだろうってことは。
ああ、屋台のカツカレーが食べてみたい。
おばちゃん、どこにいるんだよ~
おれにカレーをくわせろ~
ちょっと頭がおかしくなってきたようだ。
そういえば、わたしが今までパタヤでカツカレーを食べたことが一度だけある。
もう閉店してしまったけど、セントラルフェスティバルにあったCoCo壱番屋。
カツカレーと水のペットボトルと税金やら、もろもろ合わせると200バーツ以上した。
現在のレートだと日本より高いくらいだな。
ご飯の量と味が少し落ちるくらいで、あとは日本のココイチとほぼ同じだったかな。満足できる味だった。
ああ、カツカレー食べてえ。
日本を出てから1ヶ月ちょっと。
別に日本食が猛烈に恋しいわけじゃなけど、カツカレーだけは食べたいぞ。
愛に時間を、地には平和を、パタヤにカレーを。
パタヤ印度化計画発動中。
晩飯はカオマンガイ
ブッカオとパタヤタイの交差点にあるカオマンガイ屋へ。
ごはんはちょっとダメだけど、鶏肉はとにかく美味い。
35バーツ。
関連記事:ブッカオとサウスパタヤ交差点にあるカオマンガイ屋台の鶏肉が肉厚かつジューシーでおいしかった。
上記の記事ではあえて触れなかったけど、無料で出された水がちょっと変だった。
やや古くなっていて、衛生的にやばそうな感じ。
タイの屋台や食堂のみなさんの名誉のために言っておくと、わたしは屋台や食堂ではいつも無料の水をありがたくいただいており、これまであたったことはない。
インドとカンボジアでは水にあたったことがあるけど、タイではせいぜいソムタムプーパラにあたったことがあるくらい。
きちんとした飲料水が提供されているはずである。
が、今回のは、ちょっとどうかなってレベル。
杞憂に終わればいいのだが。
バービアで大暴れするアラブ人
食後、そのままブッカオのバービアをうろうろ。
ちょっと気になるバービア嬢を発見して、入店。
でも、あいにくと接客中だったらしく、こちらへは来てくれなかった。
とりあえずビールを2本飲む。
すると、一人で飲みに来ていたアラブ人が大暴れ。
落ち着きなくバーの中を歩きまわったり、突然100バーツ札をばらまいたり、カウンターの中に勝手に入って踊りだしたり、BGMのボリュームを思いっきり上げたりと、騒がしいことこの上なし。
他のファラン客も呆れ顔。それでもアラブ人がファランにからんでいくが、ファランは完全スルー。まったく相手にしない。
ママさんも呆れ顔だけど、お金は落としてくれるので、愛想笑いを向けることだけは忘れない。
わたしも少しからまれた。
何だかアラブの砂漠のような場所でパラグライダーみたいなアクティビティに興じている自分の写真を見せつけてくるのだ。
知らんがな、おまえの趣味なんて。
ゴーゴーバーでは、たまに酔っ払ったファランが裸になって騒いでいることがあるけど、それよりタチが悪い。
バービアでの乱痴気ぶり、それも周囲がまったく見えていない一人空回りは、はたから見ていると、とてもかっこ悪い。
まあ、本人はすごく楽しそうだし、バーへの支払額が1万バーツだったそうで、バーにとっては大儲けできて万々歳だったんだろうけど。
(このあたり難しいところで、バーにとっては、アラブ人だろうが何だろうが、カネを落としてくれるのはありがたいけど、あまり評判が悪くなると、他のファラン客が寄り付かなくなってしまう恐れもある。)
最後はトイレで
アラブ人が騒いでいたバービアをあとにする。
もう一軒くらい行きたいね。
が、うろうろしていると、急に腹の調子がおかしくなる。
このままではやばそうだ。
過去の経験上、これは危険な兆候。
我慢できなくなる前に帰ったほうがよい。
早々に帰宅して、トイレへかけこむ。
やっぱり下痢だった。
完全な液状ではなくて、固形と液体が混ざっている。
たぶん、カオマンガイ屋の無料の水だな。
もちろん、断定はできない。
単に氷入りの冷たいビールを飲み過ぎただけかもしれない。
日頃の不摂生がたたっただけかもしれない。
いや、違う。
これはきっと、カツカレーのたたりだな。
カレーへの偏愛というか妄想と欲求が強すぎて、身体へ影響を及ぼしたのだ。
それはまるで、赤ん坊を熱望しすぎて想像妊娠してしまうかのように、下の穴から想像カレーが産み落とされたのだ。
カオマンガイを食べたあとなので、カツカレーならぬチキンカレーが。
下痢の色と形状がまさに…
失礼。
もう寝ます。