昨晩午後11時半頃、ウォーキングストリートを訪れた。
年明け初のウォーキングストリートだ。
土曜日の夜のわりには人通りは少ないように思えた。
年末年始休暇の人たちの多くが帰国してしまったのか。在住組や駐在組は年末年始の疲れから家で休養中かも。
あと、東アジア系の客が減っているように見える。ファラン、アラブ・インド系はやっぱり多いまま。
地面にはカウントダウン時にまかれたスプレー痕がまだまだびっしり残っている。
大晦日の喧騒はなくなったとはいえ、バービアに比べると、やはりウォーキングストリートはにぎやかだ。
TOP ONE(トップワン)
ウォーキングストリートの奥に新しいゴーゴーバーがオープンしている。
名前は、TOP ONE。
さて、問題は場所である。
ウォーキングストリートをひたすら進む。
ずんずん進む。かなり奥、もうバリハイ埠頭へ着こうかというくらいまで奥まで進む。
すると角にマクドナルドがある。
マクドナルドを曲がると、わりと大きめの広場となっている。
ソイマクドナルドとかソーホースクエアとか呼ばれて、ロシアンクラブまであるが、とにかく一般的な日本人夜遊び旅行者にはあまり縁がないエリア。たぶん、ゴーゴー目当ての旅行者はリビングドールショーケースで引き返すはずなんで。
この広場のさらに奥左手にあるのがTOP ONEとなる。
ええい、遠いわ。
バイクで行くなら、バリハイ埠頭に駐輪したほうが早いくらい。
グーグルストリートビューで確認
以前は、Flexx Clubというディスコだったようだ。知らんけど。
厳密に言うと、角にあるのはマクドナルドではなくてマンゴー屋さん。
マンゴー屋台のひさしに、TOP ONEの看板が小さく出ている。わかるかよ、こんなもの。
帰り際に気付いたが、通り沿いに呼び込み(PR)が立っていた。
これならわかるでしょ。
広場を進んでようやく入店。
おっと、入口付近にいるママさんらしき人がやたらと美人。思わず見とれてしまった。あとでダンサーから聞いたところ、ボスのミアだとか何だとか(真偽不明だが、さもありなん)。
入口のドアの上には中国語で青蓮と書いてある。
PRが手にしている看板にも中国語。
店員にも確かめたが、やはりボスは中国人とのこと。ボスが5人いるとか言っていたが、詳細不明。
店内はわりと広めで贅沢な作り。中央にステージがあって、L字型の客席がステージを半包囲している。贅沢というかもったいない作りだな。
入口左にDJブース。ただの机。珍しく女性がDJをまわしていた。元々クラブだけあって、天井もそこそこ高く、音響はいいほう。
客の大半は中国人らしき人たち。あと関係者らしきタイ人。それにファラン一人。
中国人一行は女性も混じっている。暇そうにスマホでゲームしていたけど。
どうやら、中国人ボスとその仲間らしい。ただひたすら飲むだけ。ちょこちょこ席を立ってうろうろするんでちょっと邪魔。
ドリンク代は、コーラ140バーツ、ビール150バーツから。けっこう強気の設定。
オーダーを終えてからメニューを詳しく見ているとドラフトビールも見つけた。79バーツ。本当に提供されているかは不明。
あと、現在はプロモ中で、瓶ビール2本オーダーすればもう1本無料でついてくる。Buy 1 Get 1 Freeならぬ、Buy 2 Get 1 Freeか。ビール3本飲むならちょっとだけお得。いや、そんなに飲まないや。というか、微妙にセコいプロモだな。
さて、肝心のダンサーである。
コヨーテ2チーム、モデル1チームの3チーム態勢。
コヨーテはそれぞれ12人ほど。
モデルはボード上では10人だが、実際は7人しか踊っていなかった。
ダンサーの総数は30人は越える。
レベルはまずまずといったところ。
それなりにがんばって集めました感があるが、あくまでそれなり。
でも、中には普通にペイバーできるコヨーテやモデルが少々混じっている。
別に悪くないレベル。
待機中のダンサーたちは暇そうにあくびを繰り返す。
営業熱心さがまったく感じられない。
ステージ上からのアピールもほとんどない。
やる気ないなあ、このゴーゴー。
それでも、二人ほど営業にやってきた。
うち一人はモデル。顔は確かにモデルクラス。元imagineでショーをやっていたそうだ。TOP ONEは10日雇用で現在4日目。
新しいゴーゴーバーでさくっと稼ごうという魂胆か。顔は間違いなく美人顔なんで、アジア系からは人気がありそう。でも胸は小さく、腹が少しでている。
バーファインの額を聞いていおいた。
コヨーテ:12時まで1500B、12時以降1000B
モデル:2000B(12時以降に下がるかどうかは不明)
まあ、最近の新規オープン系ゴーゴーの定番価格ですな。
ママさんが絡んできて、チップ額の提示。こちらも定番価格。
ショート:3000B
ロング:5000B
このあたり、ふーんと聞き流すだけ。
特に驚きもなく、ただ呆れる。
値下げ交渉の場合は、ママさんと通すと面倒なので、ひっそりと直接ダンサーとやり取りしましょう。たぶん、下がるはずです。目標はショート1500だけど、2000で手を打つのが無難でしょうかね。がんばりましょう。
とりあえず3ステージすべて鑑賞したところでチェックビン。
コーラ140バーツは痛すぎる。すまんが、店へのチップはなしだ。そのかわり、話し相手になってくれたモデル嬢には20バーツを進呈。たった20バーツだけどモデル嬢はワイして受け取ってくれた。あら、いい子かも。
パタヤにしてはドリンク代が高すぎる。ドラフトビールが本当にあるなら、再訪はあり。
これから先は10日雇用コヨーテの動向次第。彼女達が移籍してしまい、新顔がやってこないと一気に下降するだろう。
場所があまりにも悪い。なかなか新規の一般客はやって来ない。
今のところ中国人関係者でそれなりに席は埋まっているが、これから先はかなり危うい。
あまりにも客がいないと10日雇用コヨーテたちが離れていき、さらに客も来なくなるという悪循環に陥る。
さて、どうなることやら。
インドと雨のウォーキングストリート
TOP ONEを出て、周囲を調査。
ソイ16入口にあった普通のパブ系ディスコが、インド人向けディスコに変身していた。
RAASという店名。たなびくインド国旗。続々と入店するインド人野郎ども。
ソイ16に入ると、さらに別のインディアンディスコ、KAMAもある。
このあたり、インド人だらけ。
ソイ16にマニアックで楽しいゴーゴーバーがいくつかあった時代が懐かしい。今や、インド人の遊び場となってしまった。
あと、ソイ14からセカンドロードへ抜ける途中の駐輪場脇にもインド系クラブができている。
ウォーキングストリートをうろうろしていると、急に雨が降り出してきた。
これはまったく予想外。
雨宿りしてからウォーキングストリートをあとにする。
中国人とインド人。ウォーキングストリートの勢力図は徐々に変わりつつある。いやはや、これまたどうなることやら。