バンコク・スワンナプーム空港からパタヤへ移動する方法については、過去何度か記事にしている。
が、実際にスワンナプームに空路で降り立ち、そのままパタヤへ直行するルートを取ったのは、本当にひさしぶりとなる。
いつもはドンムアン空港が多いし、スワンナプーム到着の際もバンコクへ立ち寄るケースが多かった。
さらに言えば、パタヤのスクンビット通りのバイパス工事が終了してからは、初めての利用となる。
スワンナプーム到着からパタヤ・ソイブッカオへバスとソンテウで移動する方法の2017年最新版となります。
実際に利用したのは先月10月のことですが、11月以降も変更はないはずです。
初心者の方は参考までにどうぞ。
広告
スワンナプーム発パタヤ行きバス乗り場
スワンナプーム空港のイミグレーションを抜けたのが、午前8時40分頃。
パタヤ行きバスは、1階にある。
到着フロアが2階なので一つ階を下る。
バスの標識を目指しましょう。
タイバーツの持ち合わせがまったくない人は、到着フロアの劣悪レート両替所は使わずに、さらに地下まで降りて、エアポートレイルリンク駅横の高レートの両替所を利用するのがベター。
パタヤのTTカレンシーといった有名両替所と遜色ないレートです。
関連記事:バンコク・スワンナプーム空港地下は高レート両替所が集まるスポット。レート比較してみた。
地下にはコンビニやカフェもあるんで時間つぶしにもってこいです。
1階についたら、バスのりばを目指す。
1階奥右手にあるパタヤ行きバスチケット販売所に到着。
PATTAYAと大書してあるんで、見逃すことはないでしょう。隣のカウンターはホアヒン行きです。
始発午前7時、終発午後10時。
1時間毎の出発。
とはいえ、これは建前。臨時便が出るケースが多々あり、30分毎に出発したりもするし、午前7時前にバスが運行されることもあるようだ。(記憶がはっきりしないが、午後9時と10時の便はノースパタヤバスターミナル止まり)
料金120バーツ。
カウンターで人数を告げるだけ。
今回は9時10分前にはチケット売り場に到着したが、すでに9時のチケットは売り切れ。10時発のチケットとなった。
人気路線。特に始発は大人気。午前6時には列に並んでおきたい。
待ち合わせ場所は、チケット売り場周辺。このあたりで待っておくこと。
腹が減っているなら、すぐ隣にあるフードコート、Magic Food Pointで食事をすればいいでしょう。
クーポン食堂になっていて、空港にしては安いです。
タバコが吸いたいなら、外へ。
以前は外へ出てすぐのところが喫煙所になっていたが、現在は少し離れた場所に隔離されている。
バス乗車
出発時刻の5分か10分ほど前になると、係員が「パッタヤ~パッタヤ~」と呼んでくれる。まわりの客ともども、ぞろぞろついていきましょう。
バス乗り場がわかっているなら勝手に乗り場まで移動してもかまわない。
大きな荷物はラゲージスペースへ。
座席指定あり。
チケット現物
このチケットでは、SEAT NO.15と書いてある。
車内では座席番号をよくチェックしましょう。
座る席の後部に貼られた番号が自分の座席番号となる。
座った時に目の前に見える番号は、前の席のものですな。
15番の席に座ったら、11番が目の前にあります。
間違える人多数。
また、座席指定を無視する外国人も多い。
よくわからなければ添乗員にチケットを見せて、案内してもらいましょう。
ほぼ定刻通り出発しますね。
あとは、パタヤまでノンストップ。
走行中はシートベルト着用。大きな声でのおしゃべり禁止。匂いのきつい飲食物禁止。
席はわりと広めでエアコンは効き過ぎなくらい。
タクシーよりも快適で安全です。隣に体臭のきつい人が座ったら最悪だけど。
パタヤ市内の降車場所
おおむね1時間半ほどでパタヤ市内へ入ります。
今回は、11時43分、パタヤヌアの交差点に到着。
主だった降車ポイントは、パタヤヌア(ノースパタヤ)、パタヤカン(セントラルパタヤ)、パタヤタイ(サウスパタヤ)、ジョムティエン(終点のバスターミナル)。
滞在先のホテルにより降車場所は異なるんで、どこがベストだとは一概には言えない。
降車場所には必ずバイクタクシーが待機している。パタヤの地理に不案内な人は、バイタク利用が一番楽。やや吹っかけてくるのと道中危ないのが難点だが。
パタヤカンからソイブッカオへソンテウ
今回はソイブッカオを目指す。
パタヤカンで下車。
添乗員が「パタヤカン セントラルパタヤ~」と知らせてくれるケースもあるが無言のこともある。降りる場所がよくわからない時は、あらかじめ乗務員に一声かけておこう。
11時54分、パタヤカンで下車。
降りるのはスクンビットの路上だ。預け荷物があるならタグを渡して荷物を受け取る。
バイパス(アンダーウェイ)工事が完了して、かなりすっきりしましたな。
バイタクが待機している。面倒な人は、さくっとバイタクでどうぞ。ソイブッカオあたりまでなら50バーツが適正価格だろうけど、たぶん80バーツとか吹っかけられます。うまく交渉のほどを。
また、今回は見かけなかったが、ソンテウが待機していることもある。
8月に友人が利用した際は、各ホテルまで送っていき、一人100バーツだったそうな。かなりのボッタクリ価格だと思うが、荷物が多い人は利用価値があるかも。
乗り合いソンテウでソイブッカオまで移動しましょうか。
工事中の期間は、スクンビットの路上横断が不可能で、少し離れたところの陸橋を使うしかなかった。
現在は横断歩道で楽々渡れます。信号もちゃんと機能しているが、思わぬ方向からバイクが突っ込んで来ることもある。前後左右の安全確認は怠らずに。
バイパスの様子
横断歩道を最後まで渡り、パタヤカン通りへ。
さらに道なりに進む。
すると、ソンテウ乗り場へ。
何台か待機しているが、近づくとドライバーがどれに乗ればいいか指示してくれる。
満員になったら出発する。しばらく待つ。
12時ジャストにソンテウ乗り場に着き、出発までは5分ちょっと待ちましたね。
待っていれば、どこからともなく人が集まってきます。
出発後は、パタヤカンをひたすら直進。サードロード付近では渋滞にぶつかります。
サードロードを越えてから、左側を注視しておく。
「13」という標識が見えたら、そこがソイブッカオです。
ブザーを押して、下車しましょう。
運転手に運賃10バーツを渡せばおしまい。
サードロード付近の渋滞次第だが、10分くらいはかかります。渋滞がなければものの5分。
グーグルストリートビューも参考に。
あとはソイブッカオを歩くなり、別の乗り合いソンテウに乗り換えて移動すればいい。
なお、パタヤカン発のソンテウは、このまま直進してビーチロードに入り、ウォーキングストリート付近まで行くのが通常ルートとなるはず。
パタヤカン以南のビーチロード沿いホテルに行きたいなら、このソンテウを使うと便利。
が、セカンドロードの交差点で右折して、ノースパタヤ方面へ向かうケースもある。
乗車の際にはきっちり確認しておきましょう。
ソイブッカオへは間違いなく通りかかります。
他の降車場所からは?
ソイブッカオへ行くにはパタヤカン下車がベター。
ただし、セカンドロード沿いにあるようなホテルへ行くなら、終点のジョムティエンまで行くのがいいでしょう。
ジョムティエンといっても、実際は手前のタップラヤー通り。
空港行きバスターミナル内まで行かず、タップラヤー通り沿いで降ろされることが多いようだ。
その場でパタヤ行きの乗り合いソンテウが来るのを待てばいい。このソンテウはウォーキングストリート脇を通過して、そのままセカンドロードを北上していく(終点はドライバー次第。パタヤカンないしドルフィンサークルが終点)。
あとは好きなところで下車。10バーツ。
かなり遠回りとなるが、歩く距離は短くなる。荷物が多い人は楽。
また、バスを終点まで乗っていればいいので、初心者にもわかりやすい。慣れていない人は終点までどうぞ。
ノースパタヤ(パタヤヌア)とサウスパタヤ(パタヤタイ)で降りても、乗り合いソンテウは走っている。
どちらもパタヤカンと同じく、スクンビット通りを横断して、少し歩いてソンテウ乗り場へ行く必要あり。パタヤカンに比べると、少し渡りづらい。
乗り合いソンテウの本数は少なめ。
ソイブッカオ南側へ行きたいなら、パタヤタイ下車もありかなあ。
乗り合いソンテウを利用した移動ルートはいくつも考えられるんで、何度かパタヤに来ている人は、自分なりの最適ルートを見つけてほしい。
まとめ
ひさしぶりにがっつり利用したが、特に変化はない。
むしろスクンビットの工事が終わりパタヤカン周辺が綺麗になって便利になった。
スワンナプームからの合計運賃は130バーツ。
バスの待ち時間をのぞけば、所要時間は2時間30分くらい。
タクシー直行なら1時間30分ほど。空港でのタクシー利用だと料金は1200バーツから1500ほど。事前予約で手配しておくと1000バーツ。
グループで移動ならタクシー一択でいいような気もしますが、個人旅行で時間的余裕があるなら、バスとソンテウ利用がベターかなと。
広告