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バンコク・パッポン周辺の怪しい客引きの怪しいマッサージ屋へ付いて行ってみた

投稿日:2017年3月3日 更新日:

タニヤからパッポンにかけて歩いていると、次々と怪しい客引きに声をかけられる。
タニヤ内は少ないが、スリウォン通りとシーロム通りに多い。もちろんパッポン通り内にもいる。

Patpong (1)

マッサージ、ボディマッサー、ジキジキ、パンパン、ブンブン、などなど声をかけてくる。
まあ、要するにスペシャルな行為をしてくれるマッサージ屋ですな。

「ミルダケタダ~」といい加減な日本語を駆使する客引もいる。

いつもはそういう客引きはガン無視するのだが、たまには付いて行ってみるかと急に思い立った。
どうせ見るだけならタダだし、ちょっとした社会見学だ。
あらかじめ、「見るだけだよ。チップはあげないよ」と宣言しておく。

さて、どうなることか。

パッポン1通り内のマッサージ屋

連れて行かれたのは、パッポン1通りにある自称「マッサージ屋」。でも、明らかに怪しいマッサージ屋。

たぶん、ここ。

パッポン1通り内にあるTAKARA MASSAGE
Patpong special body massage venue (1)

ひょっとして、同じ通り内のこの店かも。(本当にこの店だったか確証なし。)
Patpong special body massage venue (3)

どっちが先でどうだったか記憶がはっきりしないが、まあどちらも似たようなもの。
2軒とも案内された。

店先にママさん(やり手ババアとも呼ぶ)が座っている。
客引きが一言告げると、ママさんがベルを鳴らす。これが来客の合図。

で、階段を上った先がひな壇となっている。
ずらりとマッサージ嬢がならぶ。といっても、どの店もせいぜい10人弱だが。

客席のソファーがあって、ママさんが斡旋してくる。
まあ、いわゆるMPと同じです。
ママさんによっては、簡単な日本語が話せる。タイ語も英語も不要かも。さすがシーロム。パタヤとは違う。

客引きも近くで待機。
さあ選べと煽ってくる。
マージンを稼ぐために必死だ。

1時間のボディマッサージ。ぼそっと、ブンブンと付け加えてくる。
最初の言い値はどこも1500B

レベルは低いです。ああ、低い。
20代中盤から40前後まで。ふくよかな体型な女性が多いですな。

「う~ん」とうなっていると、ママさんと客引きが相談を始める。
まあ、タイ語なんで、こちらにはある程度バレているんだけど。
二人で相談の結果、1300Bに下がった。
たぶん、客引きのマージンに影響するんだろうね。

さらに渋っていると、ママさんが部屋を見せてくれた。マッサージ嬢の一人も付いてくる。

狭い廊下に部屋が4つほど。
部屋の中は、電気をつけても暗い。しかも狭い。ベッドとシャワーだけだ。
シャワーは水オンリーなんだろうなあ。ぼろぼろ。
一種のMPなんだが、これでは単なるヤリ部屋だな。

客引きが目を離した隙にママさんと直接交渉してみる。
「いくらなら払う?」と聞かれたので、ダメ元で「1000」と答えると、あっさりオッケーをもらう。
一緒にいたマッサージ嬢もその額で同意。
おいおい。
無駄に安いなあ。

まあ、マッサージ嬢にチップをねだられるだろうけど。

いったい、1000バーツだとして、客引きの取り分はいくらなんだろうと疑問がわいてくるが、気にしないことにする。
そして、とにかく断る。
2軒とも頑として断る。
このラインナップでは無理だよ。

すると、客引きからもう1軒と懇願された。

しょうがないなあ。これが最後だぞ。

タライスイートホテル横ゲストハウスMP

スラウォン通り沿い、タニヤの向かい側にあるマッサージ屋へ連れて行かれた。

Patpong special body massage venue (2)

看板は、EVE GUEST HOUSEとなっている。

横はタライスイートホテルだ。

ここも店先にママさん(やり手ババア)がいつも待機している。
あとの流れは同じ。
ママさんがベルを鳴らす。

シーフードレストランの奥が怪しいマッサージ屋となっている。本当にゲストハウスがあるかは知らないが。

食事をしている客の横を抜けて、怪しいドアを開けるとひな壇が登場。ここは2階じゃなくて1階。

今回連れてこられた3軒のなかでは、一番広々としたひな壇。
ラインナップは10人ほど。
一番マシかなあ。でも、やっぱり選べないレベル。

言い値はやはり1500

本気で入るつもりもないし、これ以上無駄な交渉をする気にはなれなかった。
あんまり邪魔するのも悪いしね。

しつこくしがみついてくるママさん並びに客引きをふりはらい店を出る。
これにておしまい。
別れ際、客引きから「チップチップ」とねだられたが、当初の約束どおり、ノーチップでバイバイ。
本当に見るだけで終わった。

後日、タライスイート宿泊時に、隣の怪しいマッサージ屋のママさんとふたたび顔を合わせた。挨拶するようになって、すっかり顔なじみ。
またしてもマッサージをすすめられて、最初の言い値がいきなり1200B
で、あっという間に1000Bに下がった。

うーむ、やっぱり、この界隈の怪しいマッサージ屋の適正価格は1000Bのようだ。

まあ、安いと言えば安いけど、お相手したいマッサージ嬢が皆無だしなあ。

おそらく、パッポン周辺にはあと数軒こういった怪しいマッサージ屋があるはず。
たしか、パッポン2通りにもあったような気がする。

言い値が1500で、交渉すれば1000に下がるみたい。
客引きに連れ行ってもらって場所を把握してから、自力で再訪問したほうが交渉は楽でしょうね。

まとめと地図

というわけで、怪しい客引きに付いていった結果は、

意外と大丈夫

という結論に達しました。

が、実際に部屋に入って施術を受けたわけではない。
マッサージ嬢からあれこれチップを要求されることは明らかだし、最後の最後に店から追加要求される可能性も無きにしもあらず。
でも、過去の経験上、まず大丈夫でしょう。
マッサージ嬢へのチップ以外は明朗会計のはず。
客引きへのマージンは店側持ちですね。

パッポンの怪しいマッサージ屋地図

この地図で直接出向いてもよし。
よくわからない人は、客引きに連れて行ってもらってください。
朝っぱらから夜中まで、あちこちに客引きはいまっせ。

あと、夜のパッポン内で「ピンポンショー」と声をかけてくる客引きは無視したほうが無難。
事実関係は未確認ながら、2階の怪しいゴーゴーバーに連れて行かれて、ぼったくられる可能性があるんで。
1階のゴーゴーは大丈夫です。

関連記事:2017年、パッポンのゴーゴーバー夜遊びレポートまとめ。キングキャッスルが大にぎわい。

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