沈没日記元旦特別編
夜通し遊んだパタヤの年越し。
酒と泡とスプレーまみれ。
わたしもすっかり二日酔い。
外出する元気もなく、日中はだらだら過ごすのみ。なかば抜け殻状態だ。
こんな時、日本ならば、初詣に出かけるなり、お雑煮でも食べるところだが、あいにくパタヤではなかなか厳しい。
二日酔いだし、年越しそばがわりにうどんを食べたかったが、これまたパタヤでは厳しい。日本人経営の日本料理レストランへ行けばいいのだが、そんな気力も体力もなく、コンビニで、カップラーメンと餃子を食べるのみ。
13バーツのママーではなくて、25バーツのちょっと高めの日本風カップ麺にしたのが、せめてもの贅沢である。
寂しい元旦だ。
「笑ってはいけない」を見たかったなあ。あ、紅白にピコ太郎って出演したのかね。
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昼間のLKメトロ
ちょっとだけ外出する。
昼間のLKメトロを見てきた。
午後1時半。すっかり落ち着いている。
が、地面には、祭りのあとの残骸が多数残されている。
片付けるにはまだ早いようだ。
みんなまだ寝ている。
TTカレンシーのレートは、年末からずっと1万円=3025バーツのままだった。
年始が明けるとどうなることやら。
元日深夜のパタヤ
夜12時過ぎ。日付は変わったが、ようやく夜の街へ繰り出す気力が少しだけ湧いてきた。
まず、ソイ6へ。
まだまだ営業している。
が、呼び込みの声に元気はなく、みんなバーの店先でだるそうにしている。
元々閉店間際の時間帯のソイ6なんてこんなものだが、残っているソイ6嬢の数はかなり少ない。
綺麗どころはみなペイバーされてしまったか、もう部屋に帰ってしまったのだろう。
ソイ7とソイ8へ。
やはり呼び込みの声に元気がない。
一様にお疲れモードだ。
知り合いのバービアへ立ち寄ってみた。
ママさんはじめバービア嬢たちに、いつもの元気さがない。
口をそろえて「ヌアイ ヌアイ(疲れた疲れた)」の連呼。
ファランたちの騒ぎっぷりも大人しい。
最後に、念のため、ウォーキングストリートへ寄ってみた。
すでに深夜3時をまわっている。
さすがに人通りは少なめ。
すかすかのウォーキングストリートである。
あれ?
いつもは溢れかえっている屋台が一台も見当たらない。
3時からは屋台や車両の進入が解除されるはずだが。
どうやら警察ないし軍による規制が行われているようだ。
歩きやすくていいね。
通りには警官の姿も多い。
アフリカン系の女性が警察に尋問されていた。
年末年始特別警戒中ってことかな。
通行人が少ないんで、路面がよく見える。
おびただしい数のスプレー痕がへばりついている。
あのスプレー、けっこう強力なんだよなあ。なかなか剥がせない。
わたしのサンダルにもずっとへばりついたままだし。
まだ営業しているバーはあるけれど、呼び込みの声はここでも元気がない。
みんなすっかりおつかれモードだ。
知り合いのゴーゴースタッフと出くわしたので話を聞いてみると、客が少ないんでもう閉店するという。
深夜3時半のウォーキングストリートの様子
かなり寂しくなった。
もういいでしょ。
みんな帰って寝ましょう。
これにてパタヤの元日は終了となった。
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