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エッセイ

レディードリンクとタマダードリンク

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バーで働く女性(一部男)にドリンクを進呈する場合は、レディードリンク(Lady Drink)と呼ばれて、通常の客が飲むドリンク代より高くなる。
マージンが付けられていて、飲んだ人にキックバック(だいたい50バーツ)されるシステムだが、そのぶん割高な料金設定となる。

バービアでは、レディードリンク1杯130バーツから160バーツくらい。
ゴーゴーバーでは、140から160バーツくらい。特に最近増えてきたのが、モデルと呼ばれる10日雇用コヨーテたち。モデルクラスのレディースドリンクは180から200バーツもする。

バービアでは、タマダーと称してドリンクを進呈することができる。
タマダーとは、タイ語で「普通」とかそんな意味。英語ではノーマルかな。
つまり、客と同じ価格でドリンクを奢ることが可能だ。正式名称は知らない。ここでは、勝手にタマダードリンクとでも呼んでおこう。
まあ、キックバックがないわけで、バービア嬢側に金銭的メリットはまったくない。
ただ単にタダ酒が飲めるだけ。

それでも飲みたいバービア嬢は多いし、奢ってあげると、その場は盛り上がる。
こちらとしても出費は抑えられる。
店側は単純にドリンク代の儲けは出る。
それほど悪い話ではない。

なじみのバービアで、特にペイバー目的ではないバービア嬢相手によく使いますね。

「コー ヘン(喉が渇いた)」と暗にドリンクを要求されば場合、
まず、トイレでも指差しながら「パイ ホーンナム ギン ナーム(トイレ行って水飲め)」とお決まりの冗談をかます。
次に、「ハイ ドゥーム オーケー テー タマダー ナ(ドリンク奢ってもいいけど、タマダーね)」とでも答えればいい。
とりあえず酒が飲みたいだけのバービア嬢ならオッケーしてもらえるし、感謝もされる。ママさん相手でも通じるよ。

いちいちレディードリンクを奢っていては財布に厳しい。
かといってキーニャオに徹するのも少々辛いところ。
その場を盛り上げるためには、タマダードリンク進呈はなかなか使える。
覚えておきましょう。

もちろん、初見のバービアで、かつペイバー狙いのバービア嬢が相手ならば、普通にレディドリンクを奢るのは当然の話です。そこは出発点なんで。
ちょっと仲良くなってからの話ね。

 

ゴーゴーバーの場合はどうか。
てっきり、タマダードリンクシステムはないと思っていた。

が、LKメトロにあるシュガーシュガーというゴーゴーバーでのこと。
入店したのは閉店間際。
営業に来たダンサーに、普通にレディドリンクを要求された。たしか150バーツだったか。
ちなみに客の頼むドラフトビールが65バーツ。
わたしがドリンク進呈を断ると、次にドラフトビールでもいいと言われる。これだとレディードリンク扱いでも120バーツだとか。
それでも断ると、最後にはタマダーの65バーツでいいからと懇願された。
おお、ゴーゴーバーでもアリなんだ。
知らなかったし、わざわざ実行する気もなかったが、先方からの提案なら断るべくもない。
それならばと奢ったしだい。伝票を見ると、本当に65バーツだった。
ゴーゴーバーでもタマダードリンク進呈可能のようだ。

もちろん、他のゴーゴーバーでも可能かどうかは不明。そんなシステムのないゴーゴーバーも多そうだ。
特にモデルクラスには難しいかもなあ。彼女たちには過酷なドリンクノルマが課されているんで。最近のモデルクラスは、10日で60杯ノルマも珍しくない。

とはいえ、閉店間際には、単に飲みたいだけのダンサーやバービア嬢も少なくない。多くはすでに酔っぱらい状態だ。すこぶるノリが良い。
タマダー価格で奢るだけなら、こちらの金銭的負担はまだマシだ。
一緒に飲んで騒いで盛り上がったら、そのまま閉店後、ノーバーファインで遊びに行くなんてことも可能。
ま、それはおまけにしても、とりあえずその場を盛り上げるために、レディドリンクとタマダードリンクをうまく使いわけしましょう。
かぎりある予算を大切にしながら、お互い楽しく飲めればそれでよし。

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