パタヤ千夜一夜

タイ・パタヤでの沈没日記とアジア夜遊び旅行記。パタヤグルメ情報、ホテル情報多数。

エッセイ

パタヤのロイクラトーンとゴーゴー嬢の思い出

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ロイクラトーン

タイの二大祭りといえば、ソンクラーンとロイクラトーン。

ソンクラーンが4月で、ロイクラトーンが11月。
そう、今まさにロイクラトーンの時期だ。

ロイクラトンとは。

タイの灯篭流しのお祭り、ロイクラトン。13世紀のスコータイ王朝時代、当時の王妃が、川から日々受ける恩恵に対して、川の女神プラメー・コンカ へ感謝を捧げるために、バナナの葉でハスの花をかたどった灯篭(クラトン)をつくり、川に流した(ロイ)のがその始まりとされ、現在も毎年陰暦 12月(新暦10月~11月頃)の満月の夜になると、タイ全国各地で、川への感謝の気持ちを表し自らに宿る穢れを濯ぐため、ロウソク、線香、花などで美しく飾ったクラトンを、月の映える水面に流す人々の姿を見ることができます。
(タイ国政府観光庁HPより)

本場スコータイやチェンマイなどでは厳粛かつ盛大にセレモニーが行われる。
バンコクでも、チャオプラヤー川を中心に開かれるようだ。

大きなロイクラトーン祭りは、タイ各地で開催日が微妙に違う。
(カレンダー上は11月6日、つまり今日がロイクラトーン。)
スコータイとバンコクが11月6日。
チェンマイは11月8日。

今パタヤにいないので、はっきりわからないけど、パタヤはおそらく11月8日から10日の間。
(追記。そう書いた矢先に、パタヤの友人から写真付きのロイクラトンお祝いメッセージが届いた。たぶん、今日やってます。)

photo credit: shin--k via photopin cc

パタヤのロイクラトーン

先だってパタヤに滞在していた時の話。
まだパタヤに来てまだ1ヶ月のバービア嬢とロイクラトーンの話題になった。
コラート出身の彼女は、毎年ロイクラトーンになると、地元の川に灯籠を流していたそうだ。

パタヤの事情をよく知らない彼女から質問された。

パタヤには川がないでしょ。どこでロイクラトーンやるの?

ビーチだよ

と、答えると、コラート・バービア嬢は驚きつつも笑っていた。
まさか、海でロイクラトーンをやるとは思ってなかったのだろう。

でも、他に場所はない。
確かにパタヤに川はないのだ。
湖とか人工の水上マーケットならあるけど。

まあ、風情もへったくれもないけど、他に選択肢がないのだからしょうがない。
ビーチでやるのだ。

 ロイクラトーンの思い出

パタヤに通い出して7年ほど。
ここ2年ほどは中長期滞在を繰り返している。
が、なぜかロイクラトーンには、あまり縁がない。
この時期は日本にいることが多い。

けれども、数年前に一度だけロイクラトーンを体験したことがある。
5泊6日くらいの短期旅行だった。
ロイクラトーンに合わせたわけではなく、たまたま重なっただけ。

今では考えられないが、当時のわたしは普通にゴーゴーバーでもペイバーしていた。
この時は、ウォーキングストリートのソイダイアモンドにあるゴーゴーバーで連日ペイバー。
お気に入りのダンサーだった。

ロイクラトーンゴーゴー嬢

で、ロイクラトーン当日もペイバーするつもりだった。
今日はロイクラトーンだから、バーファインは1000バーツね
とママさんに言われる。
通常価格は600バーツだ。
でも、深夜12時をまわると600バーツでいいらしい。

目当てのゴーゴー嬢は、12時まで待てば安くなるからと気を利かせてくれた。
これまた今では考えられないが、当時は短期滞在だ、金よりも時間がおしかった。
12時まであと1時間もなかったが、1000バーツを払ってペイバーした。

それからビーチへ。

おお、やってるやってる。
ロイクラトーンだ。
けっこうな人出で賑わっている。

ロイクラトーン2

道端でクラトーンも売っていた。
大きさや飾り付けの豪華さで値段が違うようだ。
ゴーゴー嬢のアドバイスで2つ購入してみた。
さすがに細かい値段は忘れたけど、一個100バーツもしなかったような。

ロイクラトーン1

クラトーンを持って、ビーチへ。
ライターでロウソクに火を灯す。
波打ち際で、クラトーンを放す。

いろんな意味で穢れまくっている自分自身やパタヤビーチですが、一切合財、水に流してしまいましょう。
そのためのロイクラトーンなのだから。

が、ここはあくまでも海。
当たり前だが波があるのだ。

寄せては返し、返しては寄せ。

いっこうに流れていこうとしないクラトーン。

おれの穢れよ、帰ってくんなってば。

さすが、世界一お下劣なビーチとして名を馳せるパタヤビーチである。
なかなか精霊さんに許してはもらえない。

と、思っていたら、ビーチボーイなのか単なる少年なのか、服を着たままじゃぼじゃぼと海に入っていき、クラトーンを遠くへ持って行ってくれた。
これでクラトーンも戻ってこない。

ありがとう少年。
「コップンカップ」
とお礼を言うと、

「チップチップ」と手を差し出す少年。

って、やっぱりそれかい。

まあ、神聖な祭りである。
文句は言うまい。
ハイ、20バーツね。

それから、ゴーゴ嬢と夜のビーチに座って、ロイクラトーン見学。

コムローイが上がり、ついでにロケット花火や打ち上げ花火もバンバン発射される。
ビーチはちょっとしたお祭り騒ぎだ。

神聖な祭りのはずじゃあ…
もうちょっと厳かにやりましょうよ。
そういうわたしとゴーゴー嬢もビール片手に寝転がりながら見物しているんだけど。

明日のパタヤビーチはいっそう汚くなりそうだ。

夜もふけて

ロイクラトーンを一緒に過ごした男女は恋人同士だなんて話も聞きますが、我々は単なる客と嬢。
ホテルに帰ってから、夜のお祭りをするだけ。

わたしの下半身のロウソクに火が灯り、まるでコムローイのように膨張し、天高く舞い上がっていくのだ。最後は彼女へ向けて、盛大な打ち上げ花火が…

いや、下品になるから、今回は変な描写はやめておきます。
せっかくの神聖な祭りが台無しだ。

ちなみに、次回の訪泰時に彼女は店をやめていた。
知り合いのウェイトレスに話をきくと、日本人に大人気のゴーゴーバーへ移籍したそうだ。
同じソイダイアモンドにある、スーパーグループ。ベイビーかガールかは忘れた。
現在はかなり落ちぶれてしまった感のあるスーパーグループだが、当時はとてもレベルが高くて、連日、日本人で大賑わいだった。

が、当時も今もわたしはスーパーグループが苦手。
ほとんど行くことはない。

この時のロイクラトーン以来、彼女の姿を見ていない。

で、今年のロイクラトーンもわたしはタイにいない。

 

もし、ロイクラトーンの日程とパタヤ滞在が重なったのなら、ぜひ、パタヤビーチで懇意のタイ女性と過ごしてみてほしい。
けっこう楽しいから。
うまくフェーンになれればいいですな。

あ、バーファインはかなり高いっすよ。
ビーチチェアも通常料金より高くなってまっせ。
いろいろ金がかかるんで、お気をつけあれ。

 

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