広告

当サイトは広告を利用しています。リンク先を通じて当サイトに収益がもたらされることがあります。

バンコクグルメ グルメレポート

シーロム・サラデーン地区は、意外なローカルグルメスポット。バミーナム、カオマンガイうまし。

投稿日:2017年3月18日 更新日:


シーロムは、バンコクを代表するビジネス街。
高層ビルが立ち並んでいて、上を見上げているだけなら、まさに大都会。
でも、そこで働くのはタイ人たち。決して大金持ちではないし、腹が空いたら手頃でおいしい料理を求めている。
シーロムにはそんなタイ人たちを相手した食堂が多い。

シーロム通りのサラデーン駅下、シーロムコンプレックス横あたりをうろうろするだけで、すぐにうまい店が見つかる。
特にお昼時ともなれば、人気店には行列ができるほど。

本当にてきとーに入った2軒が2軒ともうまかったのでご紹介。
バミーナムとカオマンガイだ。しかも2軒が並んでいる。
まったくノーマークだったが、シーロムは意外なグルメスポットだった。

広告



バミーナムの發英勝

まずはバミー屋さんへ。

Silom noodle soup (5)

看板はタイ語と中国語。

發英勝って、どうやって発音するんだろうか。
グーグル翻訳に発音してもらうと、Fā yīngshèngと出た。ファーインシェン。

Google Mapで調べてみると、英語の店名は「Chuan Sawoei Restaurant」と呼ぶようだ。チュアンサウェイでいいのかな。

まあなんでもいいか。とにかく發英勝の看板を探せば簡単に見つかります。

店頭には、これでもかと麺と焼豚(ムーデーン)とギアオ(わんたん)が積み上がっている。

Silom noodle soup (4)

訪れたのは午後4時という中途半端ながら、店内は満員。なんとか相席させてもらえた。

注文は、「バミーギアオナム」。
ワンタン入りのバムーナムということになる。

どんぶりは、まん丸ではなくて、ちょっと横長。日本のカレーライスに使われるような形。

Silom noodle soup (1)

まさに中華系のバミーナムだ。
スープは薄味。

Silom noodle soup (2)

麺は、細いタイプ。
ギアオもちゃんと入っているし、ムーデーンも入っている。
まあ、バミーナムというより、ワンタン麺ですな。

ペナン島やシンガポールのホーカーズで食べたワンタン麺によく似ている。

あっさりかつすっきりしたスープがうまい。
細麺タイプの麺とよく合う。
ムーデーンは普通かな。
ギアオは具がしっかり詰まっていて、おいしい。もっと入れてほしいなあ。

でも、とにかくスープが一番好き。

このままでもおいしいけど、少し薄味なんで、卓上の調味料をほんのりと足してやるといいだろう。

Silom noodle soup (3)

唐辛子と砂糖、それにナンプラーといった定番ものに加えて、中華醤油が2種類置いてある。
お好みでどうぞ。

バミーギアムナム1杯40バーツ。

汁なしのバミーヘンで食べているタイ人が多かったですね。
次回はヘンにしてみよう。
あと、カオムーデーン(焼豚のせご飯)も人気みたい。

カオマンガイ

バミー屋「發英勝」のすぐ隣にあるのがカオマンガイ屋。

Silom khao man gai (2)

店名は不明。

店頭に吊られた鶏さんが目印。これまた簡単に見つかります。

訪問時間は午後4時前という、これまた中途半端な時間帯。それでも店内は人でいっぱい。またまた相席で座ることができた。

オーダーは簡単。「カオマンガイ」と伝えるだけ。

忙しいのか、配膳されるまで5分近く時間がかかった。

Silom khao man gai (4)

うーん、うまそうだ。
鶏肉がつやつやぴかぴかしているぞ。ほんのりとピンク色なのも食欲をそそる。

テーブルの上に置かれたナムチム(タレ)を少々かけていただきます。このタレは、そこそこ辛いんで、様子見をしながらかけていったほうがいい。

Silom khao man gai (5)

うん、うまい。
びっくりするほどうまかった。

見た目どおり、鶏肉が柔らかい。そしてジューシー。
ダシを吸ったご飯は、決してくどくない味。
コンビネーション抜群だ。
わたしはそれほど熱心なカオマンガイファンじゃないけれど、これまでタイで食べたカオマンガイで一番うまいかも。

ただし、量は少ない。

あっという間に完食してしまい、物足りない気分にさせられた。
カオマンガイは食べるときはいつも最後のほうは胸焼けがしてくるものだが、ここのカオマンガイは一気に食べられる。

付け合わせのスープは、隣のバミー屋のスープと似たような味がする。鶏ガラベースの中華スープといったところか。通常のカオマンガイ屋のスープとはかなり趣が異なるなあ。パクチーも入ってないしね。

帰り際、厨房をのぞいてみると、大きな寸胴でスープを作っていた。

Silom khao man gai (1)

これがカオマンガイ用のスープなのかはわからないが、大量の鶏ガラが浮遊していて、これまたうまそう。

カオマンガイ一皿50バーツ。
量を考えると、少し高いような気もするが、この味なら文句なしです。
ひっきりなしに客が来るのも納得。

地図とまとめ

今回訪れた2軒の地図。
シーロムコンプレックスに向かって右側あたりです。
まあ、隣り合っているんで迷う心配なし。

バミー屋もカオマンガイ屋も、昼飯時は大混雑している。
タイ人が列を作って並んでいるほど。
できれば、少し時間をずらしたほうがいい。

このレベルの味だもの、人気があるのも当然でしょうね。

カオマンガイもバミーもそれほど量が多くない。
余裕ではしご可能。

シーロムは油断できないなあ。
スクンビットのナナやアソーク近辺よりもローカルグルメは上だな。

あとで調べてみると、シーロムコンプレックス周辺エリアでは、ナイメン(Nai Meng)というバミー屋が有名のようだ。
さらに、カオマンガイでは、ギンヘンという店も有名みたい。
たしかに両方とも近くにあったような。

シーロム通り、サラデーン駅下はローカルグルメの激戦区。
うまくないと生き残れない。
腹を減らして、食べ歩きしてみましょう。

広告

-バンコクグルメ, グルメレポート

Copyright© パタヤ千夜一夜 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.