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ウォーキングストリートのコヨーテと濡れた身体を温め合った夜

公開日: : 最終更新日:2016/11/24 パタヤ沈没日記2016年8月~ ,

パタヤ沈没日記25

23歳ブリラム嬢からの直接営業を受けた次の日。

この日は、誰もペイバーするつもりはなかった。
連戦は体力的にも金銭的にもきつい。

夜は、ウォーキングストリートへ行って、ゴーゴーバーをはしご。

pattaya-20161017-1walkingstreet

たまにゴーゴーをのぞくのもいいもんだ。
もちろん、見学だけ。
まともにペイバーしたら、バーファインが1000から1500。チップは、ショートでも2000か2500、ロングなら4000か5000だ。
節約系長期滞在者には、到底手が出せない。

チップは交渉すればショート1500、ロング2500くらいまで下げられるけれど、どっちみち高額のバーファインがネックとなる。
ハッピーグループならBF800とはいえ、昨晩はサービス抜群のブリラム嬢とロング1000バーツぽっきりで遊んでいるのだ。連れ出すだけに800は高い。
だから、飲むだけ。
そう思っていた。

大雨のウォーキングストリートで電気トラブル

閉店まであと2時間ほどの深夜。
数軒はしごしていたら、とんでもない豪雨となった。まさに夜の嵐だ。

walking-street-raining

これでは身動きが取れない。
でも同じ店にずっといるのもしんどい。
軒先づたいに次の店を探していると、1軒のゴーゴーバーで手を引っ張られた。
別にどこでもいいので、中に入る。

この雨なので客は少ない。
カモが来たとばかり、次々と営業攻勢を受ける。
テキトーにスルーしていたが、なんとなく一人のコヨーテ系ダンサーが気になった。
スッと横に座ってきて、がつがつすることなく、わたしの膝の上に優しく手を置く。

顔は、日本人受けしそうな美人顔。
ちょっと腹回りの贅肉が気になるが太ってはいない。

年齢を聞くと26歳。もっと若く見える。
10日契約コヨーテで、この店は今日で契約終了だとか。
この悪天候で客がいない。まだドリンクが1杯しか出ていないから、助けて欲しいとお願いされた。
派遣コヨーテのドリンクノルマは、10日で45杯とか50杯。
ノルマが達成できないと給料から差っ引かれるという、なかなか厳しい世界だ。

普段は、こんな要請であっても、もちろん却下している。キリがないからだ。
が、なんとなく、この時は奢ってあげようという気分になった。

大喜びするコヨーテ嬢。笑顔が素敵だ。
なんというか、日本人の琴線のありかを心得ているかのようだ。

出身は例によってイサーン。子ども一人。
お母さんはがんばっている。

楽しく飲んでいると、突然、音楽が止まった。
ステージを艶やかに照らすライトも消えて、普通の蛍光灯に切り替わった。

警察のお出ましかと思ったが、どうやら、大雨による電気系統のトラブルらしい。

パタヤに限らず、タイで停電や電気トラブルは付き物。
完全に電気が止まって、バービアなんかはロウソクで営業することもある。

bae-beer-candle

音楽と照明がないので、ダンスも中止。
ステージ上には誰もいなくなり、ダンサーたちは客席で写真撮影大会をはじめた。
煌々とした蛍光灯の下では、みんなの顔がよく見えるなあ。ステージ上ではきれいに見えるけど、この状態では、3割減に思える。

客は、わたしの他、若いファランが一人だけ。
もはや、営業継続する雰囲気はゼロ。

わたしも、ダンサーたちに混じって写真撮影。
この状況だと、写真撮影しても誰も怒らない。

そうこうしていると、店員がやって来て、チェックビンの催促。
電気は復旧しそうにないから店じまいだそうな。

このまま帰るのはもったいない。
コヨーテ嬢に、これからチムチュムでも食べに行かないかと誘うと、二つ返事でオッケーをもらう。

着替えるから表で待っていてねと言われて、まずは精算。
表で待っていると、もうひとりの客のファランも同じように待機している。
ふふ、きみも同じか。

先にファランの相手が出てきて、そのままどこかへ消えていった。
ついで、コヨーテ嬢が出てくる。
お手々繋いで、さあ行きましょうか。

ちなみに、表には店員がまだスタンバイしていたが、がんばれといった風にサムズアップしてくれた。

うーん、ラッキー。
これで晴れてバーファインいらずで連れ出し成功となった。雨様様だ。

コヨーテ嬢をお持ち帰り

小ぶりになってきたとはいえ、まだ雨は降っている。

急いでウォーキングストリート近くのバイク置き場へ。
バイク2ケツで、ブッカオ方面へゴー。

雨に濡れながらも、なんとかチムチュム屋にたどりつく。

 

冷えた身体にハーブの効いた熱々スープがこたえる。
うまい。

やっぱり、イサーン嬢との深夜食はチムチュムにかぎるね。

でも、服はまだ乾かない。
身体も冷えている。

じゃあ、熱いシャワーでも浴びようかと、わたしの部屋へ連れて行く。
まだ止まない雨。また身体が濡れた。

「ナーオナーオ(寒い寒い)」と言いながら、ベッドにもぐりこむコヨーテ嬢。
わたしは本当にシャワーが浴びたかったので、先にシャワーへ。

部屋に戻ると、コヨーテ嬢はベッドの中で丸まっている。
シャワーは不要と言う。
おっと、すでに服は全部脱ぎ捨てているではないか。
となれば、お互いの冷えた身体を温め合うしかない。

彼女は積極的だった。
69を強要された。
なんとも濃密なブンブンとなった。
最後は体の芯まで温まった。いや、熱くなった。

抱き合ったまま眠りにつく。

 

6時半頃起床。
チョンブリー方面へ出かける用事があるという彼女の朝は早かった。
外はすでに雨が上がっている。
バイクに乗せて、彼女のアパートまでお見送り。
チョンブリーへの交通費と食事代として、大1枚を渡しておく。
なんとなくタダでもいけそうな雰囲気だけど、そこはきちんとしておこう。
夜の女性相手に、タダだけは避けたい。
本来は大2枚くらいが妥当かもしれないが。

こんなものは、大雨が起こした夜の気まぐれ。
嵐が過ぎ去ったあとの朝のようなもの。
一晩経てば、何も残らない。

連絡先は一応交換しておいたが、たぶん、二度と会うことはなさそうだ。
お互い、次の目的地へ進むだけ。
たまたま進路が交わったら、またどこかで会うだろう。

じゃあ元気でねと、バイバイ。
まっ、ラッキーでしたな。


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