【朝から一発】
翌朝。
というかすでに昼前。
起きがけに一発。
嫌な顔一つせず応じてくれるIちゃん。
しかも、朝から感度がいい。
しっかりと濡れている。
アタリを引いたな、これは。
子持ちじゃなかったら、もっといいのに。
その後、食堂で朝食兼昼食を一緒に食べる。
パットママームー(インスタント麺を使った豚焼きそば)とカオマンガイ。合わせて85バーツ。
ここで、Iちゃんとはバイバイ。
夜、またバービアでの再会を約束。
笑顔が素敵だ。
いい子だなあ。
【Yくん、帰国】
その頃、Yくんは帰国の途についていた。
話を聞いたところ、ようやく最後の夜に一発だけやったらしい。
あれだけべったりしていたし、マッサージもうまいそうなので、さぞベッドでのサービスもすごいんだろうと大いに期待。
実際、マッサージは最高だったらしい。
で、いざ、となったら、これが最高の冷凍マグロだったというオチ。
まあ、そんなものだよね。
パタヤへ来てまだ一週間だし。
今回、Yくんは6泊の滞在で総額20万円ほど使ったらしい。飛行機代は別。
飛行機代ホテル代すべて込みのわたしの1ヶ月滞在の総予算より多い。
ゴーゴーバー通いが好きだから、どうしてもこれくらいは使ってしまうようだ。
それも派手に遊ぶのが楽しいらしい。
若いのに豪快だ。
すばらしい。
けちくさい貧乏滞在者には到底真似のできない遊び方。
これもアリだと思う。
楽しみ方なんて人それぞれだ。
パタヤはどんな遊び方も受け入れてくれる懐の深い町。
自分の好きなように遊べばいいのだ。
いつもは他の日本人と遊びに来ることが多いYくん。
食べに行くのは、日本食とか普通の洋食レストランばかり。
でも今回はパタヤ大ベテランのK氏とわたしが同行していたので、食べに行くのはローカルタイ料理屋やイサーン料理屋が中心となった。
オーダーした料理数も多かった。
これだけがっつりとタイ料理を食べたのは初めてだったらしい。
いい経験ができたと喜んでくれた。
次回は、クンチェーナンプラーも食べましょう。
アヒルのくちばしとか、カエルの唐揚げとか、バッタの素揚げとか、他にも珍味がたくさんあるよ。
イサーン料理を食べられるようになれば、女の子の受けもよくなるしね。
【バンコク在住の友人来たる】
さて、Yくんと入れ替わるようにして、バンコクから友人がやって来た。
もともとはK氏がパタヤで知り合った人。
バンコク在住10年、タイ語ペラペラの筋金入りタイ好き。
今でもたまに週末にひょこっとパタヤへ遊びに来ることがあるようだ。
今回はK氏に誘われ、パタヤへやって来た。
タイ語が堪能だけあって、タイの表と裏を知り尽くしている感のある氏。
一緒にいてこんなに心強い人はいない。
少し前に一人でパタヤへ遊びに来たそうだが、その時、泥酔した状態で通りかかったバービアでペイバー。
一発やったが、泥酔していたので、まったく相手の顔を覚えていないという。
ま、タイ語ができようができまいが、このあたりはみんな同じ。
酒飲みの女好きなんてそんなもんだ。
が、電話番号は聞いていたので、さっそく呼び寄せていた。
顔を見たら思い出したそうだ。げんきんなものである。
というわけで、計5人で食事。
ここ最近、大人数での食事が続いているので楽しい。
前回のパタヤ沈没時は日本人との交流はほぼゼロ。バービアでちょっと挨拶を交わしたくらい。それも2ヶ月近く滞在して、一人だけ。
日本から友人が遊びに来ることもなかった。
ペイバーした女性がいない限り、つねに一人での食事だった。まあ、バービアに屋台料理も持ち込んでの食事は多いが。
やっぱり食事は大人数だと楽しいね。
いろんな種類のタイ料理も味わえる。
おまけに大先輩K氏に奢ってもらえるし、言うことなし。
貧乏沈没者の頼もしい味方である。
ごちそうさま、K氏。
食事後は、バービアへ。
さらに移動して、ビリヤード大会。
深夜1時ころまで遊んで、お開き。
帰り道、前夜ペイバーしたIのバービアへ寄ってみるもIは不在。
体調が悪くなって、急遽田舎へ帰ったとか何とか。
田舎ってイサーンだよ。
バスで10時間くらいかかるはずなのに、体調が悪いからって帰るかなあ。
こういうケースでは、実際は他の客にペイバーされてしまったのを、ママさんや同僚バービア嬢が状況を取り繕うパターンが多いので、あまり信用できない。
が、翌日、Iより電話がかかってきた。本当に帰省してしまったようだ。
電話口の向こうで、ニワトリの鳴き声がばんばん聞こえていたから、間違いなさそう。
電波状態が悪いのか、通話もよく乱れるし。
ま、いないものはしょうがない。
ママさんが飲んで行けとうるさいが、手を振って店をあとにした。
どうせ、連日のペイバーは無理だし、今夜はおとなしく一人寝。