タイ訪問外国人旅行者が2800万人超え
タイ政府広報がお知らせを出している。
今年10月27日までにタイを訪れた外国人旅行者が2800万人を超えたというものだ。
もっとも多いのは中国からの旅行者。マレーシア、インドと続く。
ハイシーズン、ビザ免除措置、TM6(出入国カード)提出不要といった主な要因によって、多くの旅行者をタイに引き寄せているという。
広告
日本人旅行者数
さらに詳しいデータがタイ観光スポーツ省より出ている。
2024年1月1日から10月31日までにタイを訪れた外国人旅行者は、28,768,036人。
約2870万人だ。
これは前年同期比の29.28%増となっている。
観光収入は、1兆3431億バーツ。
1.中国 5,714,583人
2.マレーシア 4,145,049人
3.インド 1,704,943人
4.韓国 1,525,112人
5.ロシア 1,289,651人
6.ラオス 967,441人
7.台湾 908,048人
8.ベトナム 851,144人
9.日本 836,653人
10.アメリカ 788,103人
日本はなんとかトップ10にランクインした。
中国と韓国には大きく引き離されているし、台湾よりも少ない。
はるか遠くから飛んでくるアメリカ人よりは少し多いくらいだ。
日本人旅行者は10月末までで83万人なので、今年全体ではなんとか100万人に達しそうだ。
なんだかんだいって、年間100万人の日本人がタイを訪れる計算だ。
日本人の120人に1人が今年タイを訪れている。
まあ、実際にはタイ好きリピーターが年に何度も訪れているケースが多そうだけど。
なお、直近一週間のデータでは、タイを訪れた外国人旅行者は736,136人。
1位は中国人で約10万人だ。
中国人10週間分が日本人1年分というのがおそろしい。
日本はトップ5にランクインしていない。
盆休みやシルバーウィークといった大型連休には日本人が週間ランキングで5位以内に入ってくる。
年末年始は多くの日本人がタイを訪れるはず。またランクインしてほしい。
タイ入国に関しては、タイ政府広報が言うように、いくつか緩和策が実施されている。
日本人はビザ免除措置が受けられるのは変わらないが、ノービザでの滞在期間が30日から60日に延長された。ビザなしで60人間まで滞在できる。現地のイミグレーションオフィスで手続きすれば、さらに30日間滞在期間を延長することができる。ノービザで合計90日間滞在可能だ。
タイ入国時のパスポートコントロールでは、TM6(出入国カード)の提出が必要だったが、ほぼ全面的に中止されている。空路での入国が最初に廃止され、その後、主だった陸路と海路での入国も提出不要となった。
すべての陸路海路国境検問所が対象ではないけれど、日本人旅行者が利用するような国境では不要だ。
乾季に入り、ハイシーズンが始まったタイ。
タイ入国も快適、滞在中も快適に過ごせるはずだ。
広告