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パタヤ近況

パタヤ・LKメトロ近くのレンタルバイク屋 1週間で1200バーツ

投稿日:

日本からパタヤへ遊びに来た友人は、パタヤ滞在中の足としてレンタルバイクを利用することが多い。
滞在しているのはLKメトロ近くのアレカロッジだ。
バイクがなくても移動にはさほど困らないが、やはりバイクがあると行動範囲が広がる。
そこでLKメトロ近くでレンタルバイクを探した。はじめて利用するレンタルバイク屋だったが、価格もサービスもいい店を見つけた。

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LKメトロ周辺のレンタルバイク屋

最初に向かったレンタルバイク屋は、ソイレンキーにある店だ。
わりと有名な店で、名物おやじが営業している。
昔から友人もここで何度か利用していた。台数が多くて、価格も安めだ。1日150バーツほどで借りられることが多かった。
が、今回は一台しか在庫が残っていないと言われる。それもついさっき返却されたばかりで、カウルもシートも汚れたままの、ぼろぼろ車体。
1日200バーツ。
7日間借りるから割引してくれとお願いしても、最後の1台だからと断られた。
このぼろいバイクで1日200バーツは高いから無理と、友人は別のバイク屋を探すことに。

次に、ソイダイアナ交差点のサブウェイ横にあるJACKという店へ。ここも有名店だ。
が、店前にはバイクが一台も置いておらず、店の人も見当たらない。営業している様子もない。
どうやら在庫がないらしい。

他にもこの周辺にはバイクを貸し出しているような店はいくつもある。
でも、多くがレンタルバイク専門店ではなく、飲食店やバーのかたわらでレンタルバイクも扱っているような店が多い。
なるべくなら専門店のほうががいい。

AM PATTAYA SCOOTER TRADING

で、最後に紹介したのが、JACKの近く、ソイブッカオ沿いのLKメトロ入り口向かい側あたりにあるバイクショップだ。

昔はバイクの修理工場だけがあったはずだが、いつのまの隣にバイクの販売とレンタルを行う店舗も構えるようになった。
一度自分のバイクがパンクした際にここの修理工場を使ったことがあるけれど、サービスはすごくよくて、価格も安かった覚えがある。

バイクショップには店名あり。
AM PATTAYA SCOOTER TRADINGとなっている。
営業時間は、午前9時から午後7時。

地図

グーグルマップでは、修理工場のほうで登録されている。

向かって左側のバイクショップへ。

店頭にはレンタル用バイクが何台か置いてある。

店主らしきおばさんにバイクを借りたい旨を告げる。

利用可能なバイクは、150ccの中型スクーターと125ccの小型スクーターと言われる。中型のほうはPCXで、小型のほうはClickだったように思う。
7日間で、PCXが2000バーツ、Clickが1200バーツ。

Clickにする。
1日あたり171バーツだ。
ソイレンキーの店舗より安い。

ハイシーズンのパタヤではレンタルバイク屋の在庫が払底しがちだ。中長期滞在の外国人が月単位で借りてしまい、なおのことバイクが不足する。価格も高くなるのは当然。
逆にローシーズンはバイクが余りまくって、価格も下がる。1日120バーツとか150バーツで借りられることもある。マンスリーならば1ヶ月2500前後となる。
ハイシーズンは7日間で1200バーツ、1日あたり171バーツならば決して高くはなく、安いほうだ。

バイクの借り方

店舗内で書類作成。
パスポート、ホテルの名称と部屋番号が必要。
それにデポジット(供託金)として1000バーツを渡す。これはバイク返却時に問題がなければそのまま返金される。
書類は店の人が書くので、最後にサインするだけでいい。

期間は7日間。24時間ごとのカウントとなる。
たとえば、1月1日の午後3時が借りはじめの時間だとすると、返却は7日後の1月8日の午後3時までに行うこと。

実際に借りるバイクの外観を双方立会いのもとでチェックする。
パタヤのレンタルバイク屋では、多少の傷はスルーだ。立ちごけくらいなら問題ないと思う。
中には厳しいレンタルバイク屋もあるので、借りる前に車体に大きなキズがある場合は、あらかじめ写真撮影して証拠を抑えておきましょう。

ガソリン残量のチェックもしておく。
この店では、借りる時点のガソリンメーターと同じ状態で返却するのがルール。
目盛りが全部で5段階あり、現在3目盛りであれば、バイクを返す際にも最低でも3目盛りにする必要がある。
3目盛り未満なら、たぶんガソリン代を請求されることになるはず。

店によっては、ガソリンタンク空っぽ貸し出しで、空っぽ返却オッケーのところもある。または、満タン貸し出しで満タン返却だ。

スクーターのガソリンは、91ないし95といわれる種類のガソリンを入れればオッケーだ。91がレギュラー、95がハイオクに相当する。
中には必ず95を入れてくれという店もあるが、今回の店はどっちでもいいと言われた。

LKメトロからもっとも近いガソリンスタンドは、パタヤタイにあるシェルだ。サードロードを越えた先にある。友人もここで給油していた。

レンタルバイク屋ではヘルメットも貸し出してくれる。
ただ、このヘルメット、他の人がさんざん使っているため、ぼろぼろで臭いことがほとんど。
今回は、あまりにもヘルメットが汚いからと、店の奥から新しいヘルメットを開封してくれた。それも2つも。ありがたい。

結局友人は1週間のレンタルを無事に終了。
うまくガソリン残量も調整し、バイクに傷をつけることもなく、返却。
デポジット1000バーツもそのまま返金された。
友人はこのバイクショップが気に入っており、次回からも利用したいと言っていた。
たしかにいい店だと思う。

レンタルバイク屋選びのコツとしては、ショップに修理施設がある店にしたほうがいいと思う。
バイクになにかあってもバイクを持ち込めばすぐに修理対応してくれる。

ちなみに、タイヤのパンクは、対応が2種類に分かれる。道路に落ちていた釘や突起物を踏んでパンクした場合は利用者がパンク修理費用を負担し、タイヤの老朽化に起因するとみられるパンクの場合はバイク屋の責任で修理する。
このあたりは店次第なのでパンクの際はきっちり事情を伝えましょう。

なお、今回の店では、レンタルバイクのほかにバイク本体の販売もしている。いずれも中古車だ。

ここは比較的新しいバイクばかり置いてある印象。

パタヤでは外国人でも簡単にバイクが購入できる。外国人でも車体登録可能だ。パスポート一つで、あとはバイク屋が登録までやってくれる。

まとめ

タイ、とりわけパタヤでバイクをレンタルするのは本当に簡単だ。
日本で発行された国際免許証があれば、タイでの運転は問題なし。むろん、国際免許証には自動二輪に対応したものでないといけない。
パタヤの日中の行動は、バイクがあれば行動範囲が飛躍的に拡大する。
パタヤ各所で検問をやっており、ヘルメットは必ずかぶるようにしましょう。
夜間はバーホッピングにバイクを使いたくなるところだが、飲酒運転は危険。飲酒検問もやっており、へたにつかまると、一晩留置場に入り、高額の罰金を払うはめになる。
便利なレンタルバイクだけど、安全にはくれぐれも気を使いましょう。

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