前回のパタヤ沈没時に何度もペイバーしたバービア嬢N。
日本に帰国している間もLINEやフェイスブックでやりとりは続けていた。
わたしがまたパタヤへ行くことを知ってよろこんでいた。
まだ昼過ぎだったけれど、さっそく電話して、再会をはたす。
出会った頃は、長身でスリムな体型だった。
それが徐々に太りだし、現在では15キロ増量。
身長があるぶん決してデブではないけれど、顔はすっかり膨らんでいる。
食欲が止まらないらしい。
まあ、まだ10代後半と若いんで、しょうがないかあ。
バービアでの仕事はストレスも溜まるだろうし。
再会のハグをしてから、腹が減ったというので食事へ。
Nの大好きなカオマンガイ。
男のわたしよりはるかに速いペースで完食。
あっぱれな食いっぷりだ。
そりゃあ。太るわな。
食欲が満たされたあとは、こちらの性欲も満たしてほしいところ。
部屋に戻り、さっそく一戦を申し込む。
が、拒否された。
バーでバーファインを払ってからと言われる。
いや、ちゃんと払うからとお願いしても拒否。
しっかりしているやら、融通がきかないというやら。
夕方にはNの働いているバーへ移動。
屋台の出前で夕食を取る。
ガパオ・ムウ・カイダーオ。大定番タイ料理。50バーツ。
Nはソムタムの他にも2皿ほど食べていた。
やっぱり食べ過ぎだろ。
9時くらいまで遊んで、きちんとバーファインを払い連れ出した。
Nは部屋に戻ってからも、さらにお菓子を食べている。
ダイエットする気ゼロだな。
ようやくベッドへ。
服を脱がせてみると、体中まんべんなく肉がついていた。
若い体なので、ぶよぶよの肥満体型ではないが、しっかりと肉が主張している。
その分、抱き心地がいいとも言える。
2ヶ月ぶりのブンブン。
が、徹夜のフライトで疲れているせいか、中折れ。
Nにキスを拒否されたせいもある。
中折れを知ったNは、「トゥデイ フィニッシュ」と言い残し、さっさと一人でシャワーを浴びに行った。
もう少しサービスしてほしいよなあ。
しかも、遊びに行きたいと言って、夜中に外出。
友達のバーでパーティがあるとか何とか。
うーん、あやしい。
さては男でもできたか、悪い友達でもできたか。
そういえば、フェイスブックの投稿を見ていると、カラオケパブ(日本でいうホストクラブみたいなところ)で遊んでいる写真が掲載されていたっけ。
ま、日本人のおっさんより、タイ人の若い男のほうがいいのは重々承知しているけど、あまり露骨なのは興ざめしてしまう。
でも、ちゃんと深夜4時くらいには戻ってきたのは、まとも。
朝起きてからも、ブンブンにはちゃんと応じてくれた。
サービスはまったくない、完全冷凍マグロだったけど。
一発して体はすっきりしたけど、心はどうにも晴れない。
こっちのテンションを上げすぎたかなあ。
当初は、1ヶ月のパタヤ滞在中、N一筋でもいいかとすら考えていた。
が、これでは到底ムリ。
2ヶ月分の思いで高ぶっていた分、その落差でイヤになったのかも。
というわけで、しばらくNとは距離を置いてみようと思う。
ここはパタヤ。欲望の町。
沈没生活はまだ始まったばかり。
のんびりいこう。