というわけで、キャセイパシフィックに乗って、まずは香港へ。
香港で2泊、マカオで1泊というスケジュールだ。
どちらも初訪問。
香港はともかく、マカオはバックパッカーには不向きな街なので、これまで訪れたことがなかった。
香港、旺角の風俗
まず、香港。
エアポートエクスプレスで九龍駅へ。
そこから無料のシャトルバスに乗り継ぎ尖沙咀エリアへ移動。
チョンキン・マンションの安宿に飛び込みで部屋を確保。
チョンキンのあまりの無秩序ぶりと、部屋の狭さにびっくりした。
でも、両替のレートはよかった。
1万円が800香港ドル。1ドル12.5円となった。
観光もそこそこ、旺角地区へ。
マッサージ屋で、とりあえずの一発。
そこら中に店がある。
指圧の看板が上がっているが、実際は単なる置屋。
部屋で待っていると、女が二人づつ連れて来られるので選ぶだけ。何度でもチェンジできるらしい。
店の男はしきりに3Pをすすめてきたが、無難に一人だけ選択。
ちょろっとだけマッサージしてから、すぐに本番。
サービスも今ひとつ。
ほんとただやるだけ。
料金は350ドル。約4400円。
まあ、安いんで、興味本位で行くのはありかな。
(2013年に香港を再訪したときも、まだマッサージ置屋は健在だった。)
あとは、夜総会と呼ばれるナイトクラブの看板が目立った。
まったく遊び方もわからないし、中国語も話せないのでパス。
深センでうろうろ
翌日は、電車に乗って、深センへ。
思えば、これが中国本土初上陸。
深セン駅前は、巨大ビルが立ち並ぶ大都会だった。
が、少し歩くと、どうにもセンスがない。垢抜けていない地方都市といった雰囲気。
情報源は某夜遊びガイドブックのみだった。
少し離れたところに髪廊と呼ばれる、散髪屋を装った置屋街があると書いてある。
ためしに行ってみるが、それらしい場所は発見できなかった。
このガイドブック、香港のマッサージ置屋探しでは役に立ったが、深センはまったくアテにならなかった。
あとで調べてみると、深セン駅の近くに大きな置屋街があるとのこと。
残念なことをした。もっと事前調査をすべきだった。
香港と同じく、夜総会と呼ばれるナイトクラブの看板があちこちに上がっていたけれど、さすがに勝手が分からず入れない。しかもまだ昼間だし。
結局、駅前のデパートで買い物。
さすが中国。
コピー商品のオンパレード。
というか、本物がまったく置いていない。
どんなデパートだよ。
ロ○ックスやヴィ○ンのコピーを押し売りされた。アクが強いぜ、中国商人。
ついでに無修正DVD屋にも連行された。
目の前で再生確認してから、ためしに数枚ほど購入してみた。一枚300円程度だったような。
が、日本に帰ってから、自宅のプレイヤーにかけてみるも、見事に映らない。パソコンではかろうじて映ったり映らなかったり。
さすが中国商人、せこい手を使う。
マカオへ
ついで、マカオへ。
上環のフェリーターミナルにある旅行社でクーポンチケットを購入。
フェリーとサウナがセットになったお得なクーポンだ。
↓これは2013年に撮影したクーポン売り場。有名な成功旅行社。
無事にマカオ到着。
向かった先は、WALDO HOTEL(華都)。
ちょっと瀟洒な造り。
この大型ホテルの一角がサウナ「イーストスパクラブ 東方水療会」になっている。
もちろんカジノも併設。
なんでもありの一大レジャー施設だ。こんなホテルがマカオには、うじゃうじゃある。
おそるべし、中国四千年の欲望。
サウナ
エレベーターに乗って、サウナのあるフロアーへ。
受付ではクーポン・チケットを見せるだけでオッケー。
あとは係の人が案内してくれる。
サウナの休憩室に座っていると、ママさんらしき人が女性を集めてくれた。
ぞろぞろと10人ほど。
すげえな、このラインナップ。
アイドル並みのルックスの子が何人もいる。
この中から選ぶのか。
おそるべき中国人民15億人の精鋭部隊。
迷いに迷ったあげく、19歳のアイドル顔をセレクト。
スタイル抜群で、愛嬌もいい。
アイス&ファイアーと呼ばれる妙技を初体験。
アイドル顔の19歳が、なんでこんな技を会得しているのだ。
中国四千年の閨房術、おそるべし。
あとは、休憩室でまったり。ドリンクも食事も無料だし、と極楽気分だ。
時折り、ショータイムがあって、女性陣が休憩室に大集合。
きわどい衣装をまとってダンス。
ランダムで男の膝の上にまたがってくるサービス付き。
股間を股間に押し付けてくるじゃないか。
さらに、ぐりんぐりんと前後左右運動。
一度フィニッシュしていても、またやりたくなってしまう。
男の欲望をすべて満たすために開発されたシステムだ。
おそるべし、中国四千年の…もういいか。
まあ、それなりのお値段はした。
片道フェリー付きのクーポン・チケット代が1388香港ドル。17350円。
でもそれに見合うだけの価値はあった。
サウナでまったりして、食事もドリンクも無料で、しかもあんな美女と一発できて、17350円。
こりゃあ、マカオに嵌まる人がたくさんいるのも当然だ。
ちなみに、昨年2013年の9月にも友人のアテンドでマカオを再訪。
この時は、18サウナを利用したのだが、さらに値段が上がっていた。総額2000ドル越え。
イーストクラブスパもほぼ2000ドルに値上がりしている。
円安とマカオの物価上昇とあいまって、以前のような割安感がなくなってきた。
ちょっとコストパフォーマンス的にマカオはきついかな。
予算に余裕があれば、カジノも楽しめるマカオは天国だけど。
サウナの仮眠室で夜を明かしてから、香港へ戻る。
帰りはマカオから香港国際空港への直行フェリーを利用した。
ビジネスクラスしか空席がなくて、チケット代が320ドル。
でも、直接空港に乗り込んだので、香港の税金のリファンドが受けられて、120ドル返ってきた。
これにて、あっさりと、香港マカオ編終了。
いざ、タイへ。
心にへばりついて忘れられない街、パタヤへ行く。
(次回、2回目のパタヤ編につづく)
↓香港マカオの夜遊び旅行に関しては、下記のガイドブックが良い。普通に観光グルメ情報も載っている。