関空の利用は2月下旬以来、約一ヶ月ぶり。
前回はチェンマイからのベトジェットで関空に戻ってきた。
早朝着で実に寂しい関空だった。
関連記事：早朝6時の関空到着でなにするん？
今回は出発での関空利用となる。
ホーチミン行きのベトジェットで出発予定時間は午前9時30分だ。関空には7時には到着しておきたい。
朝一番の関空がどうなっているのか、どこで何を食べるのか、ラウンジがどれだけオープンしているのか。
いろいろチェックしてみよう。
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朝一番の関空
6時50分、リムジンバスで関空に到着。
ターミナルビル入り口付近はがらがら。
ビル内に入ると、思ったよりも人は多い。
国際線フライトの数が明らかに増えているなあ。
関空から国際線出発は、2021年11月、2022年7月、2022年10月と利用してきた。
2021年11月は、1日全部でたったの8便のみ。
昨年10月時点では1日30便もなかった。
現在はその2倍ほどに増えている。
ようやく関空も活気を取り戻してきた。
まあ、パンデミック前に比べるとまだまだだけど。
午前6時50時点で、搭乗手続き中ないし開始予定時間が記載されたフライト。
エアアジアのクアラルンプール行き、ベトジェットのハノイ行き、キャセイの香港行き、ベトジェットのホーチミン行き、チェジュ航空のソウル行きなど。
バンコク行きは11時発のタイ航空のみだ。別の曜日ではエアアジアのバンコク行きが出ている。
ピーチは毎日運航となるが、出発は19時半。ターミナルは２を使う。
ベトジェットの搭乗レポートは別途記事にする。
6時58分、チェックイン完了。
あまり並んでおらずにすぐに終わった。
1階の到着ロビーを見下ろす。
こちらもまずまず人が増えた。
2階の国内線フロアへ。
ここには新しいフードコートがある。
店は午前7時オープンとなっている。
ちょうどオープンしたばかりで、まだ人はまばら。
関空食堂など各店舗は営業開始済み。
の閉店時間は22時とのこと。
ちなみに2階のレストランでは、マクドナルドのみが24時間営業。
ターミナルビル内で深夜と早朝に店内飲食するならば、マクドナルドしか選択肢がない。
ローソンとファミリーマートは24時間営業だ。
関空はリノベーション工事の真っ最中なので店が少ない。
ターミナルビル3階はリノベーション工事中なので一切使えない。
エアロプラザ
思いのほかチェックインが早く終わったこともあり、ターミナルビル対面にあるエアロプラザに行ってみる。
第2ターミナルへ移動する場合は、エアロプラザを降りたところにあるシャトルバスを利用することになる。
第2ターミナルは現在ピーチのみ運用とのこと。
ただし、ピーチの国際線到着は検疫の関係で第１ターミナルとなる。ちょっとややこしい。
エアロプラザで営業しているレストランは、なか卯。２階にある。
ここはずっと閉店せずにがんばっている。しかも24時間営業。
朝ということで、朝定食をやっている。
銀鮭朝定が390円。
関空食堂であれこれ選んで定食するよりも安上がりだ。
関空での安い食事はなか卯がベスト。
ちなみに、KIX-ITMカードの提示でコーヒーが無料となる。
なか卯のすぐ近くには喫煙ルームあり。
なか卯で入れたコーヒーを持って、食後はたばこで一服を。
1階にカフェラウンジ「のどか」がある。
クレジットカードラウンジでもあるが、ここでラウンジ利用権を使ってしまうと、関空制限エリア内のカードラウンジが使えなくなる。
（すべてのカードに共通かは不明だが、JCBゴールドカードは同一日一回のみ利用可）
7時40分、第１ターミナルビルに戻る。
JRと南海の改札口付近は利用者が多い。
到着者と出発者で混み合う。
韓国からの観光客らしき姿が多いように感じた。
チェックインカウンター付近も7時時点よりも客が増えている。
保安検査場と制限エリア
一般エリアはこれで満足。
保安検査場へ向かう。
以前は、北と南という区分だったはずだが、出発口1という表記に変わっている。
国際線出発口もリノベーション工事中のようだ。
優先レーンがあるにはあるが、航空会社の同伴が必要とのこと。
出発まで30分を揃っている乗客のみらしい。
基本はクルー優先だ。
ビジネスクラスであっても一般レーンを使うことになる。
保安検査場はまだそれほど混んではいない。
7時45分、保安検査場の列に並ぶ。
待ち時間は10分ほどだった。
時間帯によっては長蛇の列となり、１時間待ちもあるとか。
早朝は空いているみたい。
ちょうど8時に制限エリア入り。
制限エリア内の免税店はオープンしており、利用者もけっこう多い。
長い列ができているとおもいきや、スターバックスの開店を待っているらしい。8時オープンのようだ。
搭乗口は16番ゲート。
国際線制限エリア内でも一部リノベーションが進んでいるらしい。
案内板に従って進むと、これまで通ったことのないルートになった。
KIXノースラウンジがオープンしていた。
ただし、ここはクレジットカードラウンジではない。
プライオリティパスも使えない。キャセイパシフィック航空やJTBツアー客が使えるとの話だ。
誰でも使えるシャワールームがあった。
へえ、全然知らなかった。
料金は600円。
営業時間は、午前7時から午後11時まで。
空港泊で朝を迎えた人や、深夜便で海外へ向かう人には利用してもいいかも。ちょっと高いけれど。
初めて通る長いコンコース。
無駄に歩くなあ、これ。
この眺めも初めて。
一つ下のフロアに降りる。
16番ゲート方面には、簡易的な門ができていた。
北ウイングのラウンジとショップ
北ウイングのマップ。
点灯しているのが営業中の店舗。
ファミリーマートは午前9時から営業。まだオープンしていない。
座って食事が取れるのは、1箇所のみ。Espresso Bakeryというカフェだけだ。午前8時オープン。
ホビーショップではテイクアウトでおにぎりやカップ麺などは購入可能。9時オープン。
午前8時台はほとんど何もできない。
制限エリア内で飲食は済ませておくことを推奨。
ANAラウンジは、なおもクローズ中だ。
飛鳥ラウンジはいちおう営業再開。詳細はわからない。
KALラウンジは営業再開。9時半から14時、15時半から18時だ。
喫煙室は14番ゲート付近にある。
IQOSラウンジは休業。
クレジットカードラウンジは2箇所オープン。
ついにカードメンバーズラウンジ六甲が復活した。
と、思いきや、営業開始は午前9時から。
ちなみに、昨年12月頃に再開していたそうだ。知らんかった。
アネックス六甲は引き続き営業。ここは朝からやっている。
午前8時から午後10時までとのこと。ただし、フライト運航状況次第では変更になることがあるらしい。
とりあえず、午前8時過ぎにはちゃんと利用できた。
なお、もう一つのクレジットカードラウンジである「金剛」はなおもクローズしたまま。
搭乗時間まで、アネックス六甲にて一休み。
あまり客は多くなく、簡単に座れる。
窓際の席からは駐機場が見える。
あれはベトナム航空の機体。
これからベトナムへ向かうけれど、利用するのはLCCのベトジェットだ。
いつかベトナム航空も使ってみたい。
スナックは取り放題。ここで食べられる「瀬戸しお」が大好き。
クレジットカードでは、ソフトドリンクとスナックが無料だ。アルコールは有料。
専用のWi-Fiも使える。
プライオリティパスのラウンジは？
なお、六甲もアネックス六甲もゴールド以上のクレジットカードのほか、プライオリティパスも利用できる。（2023年2月よりプライオリティパスの対象となった）
ただ、2023年3月時点で、関空国際線制限エリア内ではプライオリティパスで入れる航空会社系ラウンジはない。昔は一般エリアの3階ユニクロ奥にKALラウンジがあって、プライオリティパスが使えたが、もうなくなった。今は制限エリア内にKALラウンジが復活したが、プライオリティパスの対象からは外れている。
国内線制限エリア内では「ぼてじゅう」でプライオリティパスが使えるけれど、制限エリア内なので国際線利用時には訪問不可。
よって、現時点で国際線利用時に使えるのは、クレジットカードラウンジ六甲とアネックス六甲のみだ。
関空のラウンジやプライオリティパス対象施設は、ころころと状況が変わっていく。
事前にちゃんと調べていくことを推奨。
搭乗口
8時50分、ラウンジを出る。
搭乗開始時刻は9時ちょうど。
ファミリーマートがオープンするも9時。
搭乗を少し送らせれば、ぎりぎり間に合いそう。
搭乗前に機内で飲む水がほしい。
近くに水飲み場を発見。
昨年までは感染予防対策とかで使えなかったような気がするが、今はオッケー。
ファミマや自販機でドリンクを購入するよりも、空のペットボトルに飲料水を入れるとタダですむ。セコいと呼ぶか、合理的節約術と呼ぶかはその人次第。
準備万端だ。最後に一服してから搭乗へ。
まとめ
関空は復活しつつある。
制限エリア内のラウンジも増えた。
でも、まだまだ全然ダメだ。
早朝の関空では、エアロプラザのなか卯が24時間営業で大活躍する。
ターミナルビル2階のフードコートは7時から。
制限エリア内のカフェは8時からで、コンビニは9時から。
早朝時間帯の制限エリア内に入ると苦労する。
機内での無料食事提供のないLCC利用者は特に気をつけましょう。
午前11時発のタイ航空利用者は大丈夫そうだ。
でもまあ不便はまだ多いけれど、早朝利用でもなんとかなる。
関空のさらなる復活に期待しよう。
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