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2015年12月~2016年パタヤ沈没日記

パタヤからウドンターニーへ。カラオケ嬢と乗るVIPバスは遠足気分。

投稿日:

沈没日記15

パタヤからウドンターニーへのバス旅行

パタヤ発ウドンターニー行きの407バスの発車予定時刻は、20時05分。

夜7時過ぎにカラオケ嬢のアパートで待ち合わせ。

さくっと荷物をまとめておく。
現地3泊か4泊くらいの予定なので、荷物は最小限にしておいた。

ちなみに、パタヤのホテルは借りっぱなしだ。
さすがに年末年始またぎの超ハイシーズン。安ホテルとはいえ、一泊700バーツか800バーツほどする。日払いで一ヶ月宿泊すると2万バーツ以上。でも常連マンスリー価格なら1万3千バーツ。
わざわざ一度チェックアウトすると、日貸し料金となり、結局割高になってしまう(ある程度は割引してくれるだろうけど)。それなら、イサーンやビエンチャンでの別途ホテル代を考えても、パタヤのホテルはマンスリー価格で保持しておいたほうがお得という計算。部屋の片付けもいらないし、出発ぎりぎりの時間まで部屋にいられるしね。

カラオケ嬢のアパートにつくと、彼女はやけに上機嫌。友人たちと浮かれ気味にトークしている。
彼女の荷物は実に軽い。ショルダーバッグと実家へのお土産が入った紙袋だけ。
着替えは実家にあるから必要ないという。

パタヤで最後の食事は、パットママープラームック。イカ焼きそばですな。

パットママープラームック

あまり腹が減っていなかったが、長旅に備えてしっかり食べておく。
カラオケ嬢は激辛のソムタムを食べて、ひーひー言っておりました。これから本場のソムタムを食べられるというのに、ここで無理してどうする?

スクンビットにある407のバスステーションまでは、バイタク利用。2台別々に乗って、合計100バーツ。
ブッカオからは10分弱で行ける。

407バス (3)

バスを待つ間、カラオケ嬢はいつになくテンションが高い。
珍しくべたべたしてくる。
やはり、実家へ帰れるのは楽しみでしょうがないようだ。
しかも、交通費はわたし持ちだし。タダで帰省できるわけで、喜びもひとしお。

ガソリンスタンド脇にあるコンビニでドリンクとお菓子を購入しておく。
長距離バスは、ちょっとした遠足気分でわくわくする。

出発

407バス (1)

やや遅れ気味にバスが到着。
ちなみに、407バスのノンカーイ・ウドンターニー方面行きバスは、この時間帯にいくつも発着する。
自分の乗るバスを間違えないようにしよう。
車体の脇にかかれた車両番号とチケットに書かれた車両番号を照会すればよし。
バスが来るたびに、係員が何時何分発のバスかを告げてくれるが、タイ語のみ。タイ語独特の時間の言い回しに慣れていないと、けっこう難しい。今回は夜8時5分発のバスなので、「ソントゥムハーナティー」となる。

バスは2階建てで、VIPクラスは1階部分。今回のバスは、1人掛けシートと2人掛けシートが各2列だけ。合計6人。

407バス (2)
写真は一人掛けシートだが、わたしとカラオケ嬢はもちろん二人掛けシートに並んで座っている。
いやほんど、VIP席は快適だ。特に最前列がいい。
ちょうど前に足をのせられるスペースがあって、まっすぐ足を伸ばすことができる。
シートの横幅もある。
長距離バスに乗るならVIP以外考えられない。ナコンチャイエアーのVIPクラスや、チャンツアーならSクラスはもっと快適だ。

わたしが足を伸ばしていると、その上にカラオケ嬢が足をのせてくる。
手はもそもそとわたしの股間付近をタッチしている。
うーん、普段でもこれくらい構ってくると嬉しいんですけど。

でも、なんかいい感じかな。

これまで、タイの長距離バスには何度となく乗っているけど、今回のように、付き合いの深い女性と一緒に乗るのは初めてのことだ。

ファランがタイ女性と仲睦まじく乗っている姿を見て、ちょっとうらやましく思っていた。
うん、こういうのも悪くないよね。
ちょっと甘酸っぱい感情が湧いてきてしまった。いいおっさんが、何やってんだか。
これまでタイの夜の女性とは、サメット島やチャン島など泊まりがけの旅行を何度も行っている。
でも、一緒にイサーンへ向かうのは、やっぱり違うようだ。
変な気分。

それにしても、カラオケ嬢はバスの中でも飲み食いを欠かさない。
コンビニで買ったパンやお菓子の他、車内で配膳されたお菓子もぼりぼり食べていた。
それでも飽きたらず、「ヒューカーオ」と連呼している。
コラートまで待て。そこで食事が取れるからとなだめるのであった。

コラートで食事休憩

407バスコラートバスターミナル

深夜1時過ぎ、コラートの新バスターミナルへ。
ここで食事休憩となる。
ここがコラートのバスターミナルであることをカラオケ嬢はなかなか理解してくれなかった。
いやいや、ここで食事休憩できるんだよ、VIPシートなんで食堂もVIPエリアでタダで食べられるんだよ、と説明。

なんで外国人旅行者が、生粋のイサーン人にバスのシステムについて説明しなきゃいけないんだ。

まあ、わたしのほうがタイ国内旅行経験が豊富なんだろうけど。
パタヤ~コラート~ウドンターニー間の移動なんて、それこそ5往復以上はしているしなあ。

コラートバスターミナル内のVIP食堂
コラートバスターミナルのVIPサービス食事食堂

コラートバスターミナルのVIPサービス食事クイティアオ

決しておいしいとは言えないクイティアオだったが、腹は膨れた。
タバコ休憩もできた。
カラオケ嬢も大人しくなった。

ウドンターニー到着

コラートを発ってから、わたしはすっかり寝入ってしまった。
カラオケ嬢に起こされた時には、ウドンターニー到着寸前だった。
すでに夜が明けて、朝日が顔を出している。
いつの間にかVIP席の他の乗客は皆いなくなっていた。

ウドンとビエンチャン 043

はい、ウドンターニー到着。
パタヤを午後8時20分くらいに出発して、ウドンターニーに到着したのが翌朝6時30分くらい。
約10時間の長旅だった。
まあ3分の1くらいは、ぐっすり眠れたし、それほど苦痛じゃなかった。

でも、次回こそはウタパオ発のエアアジア便を使いたいなあ。
カラオケ嬢とのバス旅は楽しかったけど、もうバスは嫌だ。

カラオケ嬢をお見送り

到着後すぐに、ビエンチャン行きの国際バスチケットを購入。
カラオケ嬢の実家へ向かうバスは、30分後に出るらしい。
屋台で食事をしてから、一足先にバスに乗るカラオケ嬢をお見送り。

おっと、ここでもカラオケ嬢からお小遣いをねだられた。
まあ、餞別なんでしょうがないか。1000バーツだけ渡しておく。
日本でも、歳が離れた年少の恋人友人知人部下が久しぶりに実家へ里帰りするというなら餞別の一つもあげるのは珍しいことじゃない。これで、故郷のお母さんやお父さんにいいものを食べさせてやりなさいと。

407のVIPクラスとは、打って変わったおんぼろバスでカラオケ嬢は故郷へと旅立っていった。エアコンもないし、そもそも乗降口のドアは開いたままだ。このバスで数時間か、田舎も大変だな。

バスが遠ざかっても、彼女は笑顔でずっと手を振っている。

またね、カラオケ嬢。
田舎へ帰っても、元気でね。
でも、お母さんの手料理がおいしいからといって、食っちゃ寝食っちゃ寝は勘弁してくれ。
太るなよ。

さて、わたしはビエンチャンへ向かいますか。

 

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