非常事態宣言下パタヤでの食生活について。
前回の続きとなる。
関連記事:非常事態宣言下のパタヤ沈没食事ライフ:チルイン、ステーキガオライ、ソイニュープラザのカオマンガイとバミーなどなど
今回は6月から7月にかけてのパタヤ各地の食堂やスーパーの様子と実際に食べたものをまとめてレポート。
目次
マハーサムットの海鮮バミートムヤム
サードロードにあるシーフード入りトムヤムクイッティオの名店、マハーサムット。
ここも無事に営業再開。
カニ入りのバミートムヤム。たしか80バーツだったような。
開業当初に比べると値上がりしたが、まだ安いともいえる内容。
今回のカニは大きめで、身もしっかりと詰まっていた。
うまいよなあ、ここは。
ソイレンキーのカオマンガイ屋のヤムガイセーブ
ソイレンキー入り口にあるカオマンガイ屋。
早い時期に店内飲食を再開させた。
ここは、ヤムガイセーブがうまい。
フライドチキンに唐辛子やハーブや玉ねぎを混ぜてイサーン風サラダにしたものが、ヤムガイセーブ。
辛いけれど、おいしい。
いまだに40バーツをキープ。すばらしい。
午前中から営業して夜も遅くまでやっている。ローカルかつ外国人でも利用しやすい飯屋としては重宝する店。
てりやきガイヤーンご飯
サードロードにあるモーファイが名物の食堂。
元々は小さな屋台から出発し、現在の場所へ移転後は、どんどんメニューが増えていき、今ではムーガタなんかも扱う総合レストランになっている。
店内飲食を再開。
元々24時間だったが、さすがに現在は短縮営業となっているようだ。
店内の様子に変化なし。
メニューの数が多くて、どれを選んでいいかわかりづらい。
ここのおすすめは、てりやきガイヤーンご飯。
ガイヤーンが絶品。付け合せのタレもすごくおいしい。
これまで何度もリピートしている。
少し値上げして60バーツ。
まあ許容範囲内だ。
初めて訪れるのは、名物のモーファイからどうぞ。
スーパーB級グルメだけど。
焼きそば屋台
パタヤの街中をバイクで走り回る日本式焼きそば屋台。
非常事態宣言下にあっても、屋台は制限を受けておらず、元気に営業を続けていた。
とはいっても、パタヤ中心部で屋台が集まるのは、ソイブッカオのTree Townからブッカオ常設市場にかけてのエリアくらいなもの。
焼きそば屋台もそのあたりによく出没している。
60バーツで山盛り焼きそば。
味はいつものソースベチャベチャ系。
肉が大きくなったような気がする。
夜間に購入したため、最初に3分の1ほど食べて、あとは残す。
部屋でいつも使っている皿に盛り付けなおすと、いかに量が多いかよくわかった。
夜に全部食べると間違いなく太る。
揚げ春巻き
なお、Tree Town近くでは、揚げ春巻き屋台が出ていることもある。
この屋台のおばさんは、なぜか少し日本語がわかる。
中の具材は数種類あり、おばさんが日本語で教えてくれる。1本10バーツ。
屋台で揚げなおしてもらうか、自分で二度揚げするとなおよし。
自分で二度揚げして、皮をぱりぱりにして食べてみたら、やたらとうまかった。
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Food Land Supermarket
パタヤカンにあるスーパーマーケットのフードランド。
夜間外出禁止令が施行されていた頃は、フードランドの閉店時間は早かった。たしか夜9時半には閉まっていたような気がする。
その後、規制緩和が進み、徐々に営業時間が延長されていき、現在はついに24時間営業に戻った。
パタヤタイにあるフレンドシップスーパーマーケットは24時間営業をやめており、現在パタヤで24時間営業のスーパーは、フードランドくらいか。
(ターミナル21内とロイヤルガーデン内にもフードランドがあるが、現在の営業時間は不明)
夜中に買い物をする必要があると、フードランドへ行くしかない。
あとは、24時間営業のmini Big-Cがあるが、これはコンビニに毛が生えた程度なので品揃えはいまいちだ。
フードランド併設のパン屋は、わりとおすすめ。
ソイブッカオのHarryベーカリーの通常価格より少し高いくらい。
味はしっかりしていて、日本と遜色ないレベルだと思う。
夜中でも本格的なパンが購入できる。
Took Lae Deeのフィンガーフィッシュフライ
で、フードランド内にある併設レストランが、トゥックラディー。
むろん規制強化中は店内飲食不可で、スーパーが営業していても、レストランは閉鎖されていた。
その後、店内飲食可能となり、現在ではフードランドともども24時間営業に戻っている。
今のパタヤでは外国人でも気軽に利用できるレストランで24時間営業なのはトゥックラディーくらいかもしれない。
初めて深夜にトゥックラディーを利用してみた。
意外と客が多い。
ファランとタイ人が半々くらい。
夜中は無料のサービスウォーターをやってないのか。知らなかった。
コーラが35バーツ。高いね。
料理のオーダーは、マンスリースペシャルのフィッシュフィンガーフライ&チップス。たしか100バーツくらい。
まあ、見たまんまの味。
ひさしぶりに白身魚のフライを食べることができた。
量は少なめだが、小腹が空いた夜に食べるならこの程度でいいかと。
なお、Grab Foodでも24時間デリバリー対応。
店で食べている間も、グラブフードの配達員が何人も受け取りに来ていた。
フードランド前カオマンガイ屋のスープ
パタヤカンのフードランド前には、有名なカオマンガイ屋がある。
でも、カオマンガイよりおいしいのがスープだ。
無事に店内飲食再開している。
久々にスープが食べたくなり入店。
正午過ぎでスープはまだまだ残っていた。
鶏肉と冬瓜のスープをいただく。
やっぱり、ここのスープはおいしいし、ボリュームもある。
ほくほくの巨大冬瓜がたまらない。
鶏肉もたっぷり。
前夜の飲み過ぎで疲れた胃腸に優しい味は健在。
この店でカオマンガイはもう長らく食べていない。
スープがいい。
まとめ:パタヤの飲食店も危機にあり
ここ数か月のパタヤの食をとりまく環境は劇的に変わってしまった。
自炊中心の食生活をしている人はあまり関係なかったが、外食メインの人は大変だったと思う。
夜間外出禁止中は、夜10時にはコンビニもスーパーも屋台もすべて閉まるため、部屋から食料がなくなるとお手上げだった。
わたしは、自炊7割、デリバリー3割ほどで対処していた。
店内飲食再開後は、徐々に外食を増やしたが、今でも自炊とデリバリーがメインなのは変わらず。
現在ではパタヤのレストランやスーパーはほぼ通常営業が可能となっている。
でも、すべての店が再開したわけではない。
再開できてない店はまだまだ多い。
再開しても客は少ないまま。
とりわけビーチロード、セカンドロード、ノースパタヤのツーリストエリアはとにかく客がおらず、どこも大苦戦。
このままでは永遠にクローズしてしまう店が増えてくるだろう。
サードロードやソイブッカオなどのエリアにあって、長期滞在外国人とローカルの両方に好まれているような店はそれなりにやっていけている印象だ。
タイ鎖国状態がこのさきも続くと、パタヤではナイトスポットだけでなく普通の飲食店も存続の危機に立たされることは必至。
日本からのパタヤリピーターがまたパタヤに戻って来られる日が来ても、その時まで店が残っている保証はどこにもない。
これからどうなっていくのだろうか。
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