ようやく国内での移動制限がなくなり、国内観光旅行を再開させたタイ。
各空港も再開し、フライトも運行再開しつつある。
海外からの観光旅行者受け入れは、まだ先の話で、今は国内旅行の需要喚起への取り組みを行っている最中だ。
そんな中、エアアジアがタイ国内線限定となるが、乗り放題パスを発売することとなった。
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エアアジアアンリミテッドパス
フェイスブックなどで告知され、一部タイ人の間で話題になっている。
Air Asia unlimited Passを購入すれば、タイ国内線すべてのフライトが何度でも乗り放題となる。
月曜日から日曜日まで。
搭乗期間は、2020年7月20日から同12月17日まで。
ただし、祝日など一部の期間は適用不可。
BIG会員限定。
12歳以上。
空港使用料や税金は別途支払う必要あり。
予約は、搭乗日の21日前までに行うこと。
つまり予約期間は、6月29日から11月26日まで。
予約したのに搭乗しない(ノーショー)を3回すると、パスは無効に。
パスの発売開始は、6月29日午前10時から。
現時点では、発売価格が表示されておらず、不明。
また販売数限定となる。
(追記)販売価格は2,999バーツ
販売期間は7月5日まで。
感想
価格は明日の発売開始と同時に明かされるのだろうけど、はたしていくらになるのか。
パタヤのウタパオ空港からプーケットが通常プロモ価格で片道1000バーツ程度とすると、往復で2000バーツ。
ウタパオからウドンタニーが往復1500バーツ程度。
アンリミテッドパスが2000バーツ前後で買えるなら、お得感はあるかも。
ただ、利用期間が短い。今年の12月17日まで。約半年あるけれど、そんなに国内旅行するかはわからない。
また、21日前までの予約もネック。
元々タイ国内線は安い。直前予約でも、よほど人気ある時間帯の路線以外はそれほど高くならない。
タイ国内旅行なら、直前の思いつきで実行したいところ。そのほうが気軽でいい。
あと、アンリミテッドパスの座席枠がどれほどあるかもわからない。
空席自体はあっても、希望日の席が取れないなんてことも起こりそう。
興味はあるけれど、ちょっと微妙なところ。価格次第。
なお、タイ国外在住者も購入可能かどうかは不明。
マレーシアで発売された国際線も対象のアンリミテッドパスはマレーシア在住者限定だった。IPアドレスを変更して、マレーシア国内からアクセスしていることにすれば日本からでも購入可能だった。その後、パスホルダーでも搭乗時にマレーシア在住者かチェックして、搭乗拒否される場合があるとの報道もあった。結局、国際線フライト自体がほとんどキャンセルとなってしまい、ほぼ無意味なパスとなってしまったが。
また、日本からのタイへの観光目的での入国がいつ再開されるかは現時点では不明確。かりに10月から再開となっても、パスの有効期限が12月まで。そこまで利用価値はないかと。
今回のタイエアアジアの国内線限定アンリミテッドパス。タイ国内旅行喚起策としてはいいアイデアだとは思う。
フライトだけでなく、旅行先のホテルや観光業にも金が流れていく。
今現在タイ国内に滞在している人は検討してもよさそう。
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