覚えておくとちょっとだけ便利なビリヤードに関するタイ語と英語をまとめてみた。
わたしは、パタヤ滞在時に、ほぼ毎日のようにバービアでビリヤードをしている。
日本ではまったく遊ばないが、タイでは日課になってしまった。
当然、日本語を使うことはなく、タイ語もしくは英語での会話となる。
おかげで、多少の用語や言い方は覚えてしまった。
まあ、遊びでビリヤードをするくらいならそれほど言葉はいらないが、コミュニケーションの道具として覚えておいて損はない。
なお、ここに登場する英語とタイ語は、わたしがパタヤで実際に使っているものですが、必ずしも正しい用語とは限りませんので、あしからず。
また、タイ語の発音はすべて聞き取りによるものですので、カタカナ表記が間違っている可能性はあります。
まあ、てきとうに覚えて、あとは実践でどうぞ。
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ビリヤード
そもそもビリヤードって単語は、海外ではほとんど使いませんな。
プール(pool)、もしくはスヌーカー(snooker)と呼ぶことが多い。
これは、タイでも同じで、プールが一般的。たまに、スヌッカーと呼ぶこともある。
パタヤで知り合うファランは、みんな「プール」と呼んでいる。
台(テーブル)の大きさやルールによって名称が異なるようだけど、わたしには詳細はわかりません。
もう、プールと覚えてしまえば間違いなし。
遊ぶことを、タイ語で「レン」、英語で「プレイ」。
よって、ビリヤードで遊ぶことを「レン プール」と呼ぶ。
英語なら、「プレイ プール」。
タイ人に一緒にビリヤードをしようと持ちかける時は、
「レン プール ガン」と言えば通じます。「レンプールドゥアイガンマイ」でもオッケー。
「ビリヤードしようぜ」か「一緒にビリヤードで遊ぼうよ」くらいの違いなんで、どちらでも。
道具
キューは、タイ語でもキュー。
マイキューという使い方もするけど、キューでオッケー。
よくわからないのが、ボールが打ちにくい場所にあるときに使う補助棒みたいなやつ。
調べてみると、英語では、「rest(レスト)」、もしくは「メカニカルブリッジ」と言うようだ。が、あんまりファランが実際に口に出しているところは聞かない。
タイ語で何と呼ぶのか、タイ人に質問してみたところ、数人目でようやく答えてもらった。
ティーパックマイキュー
蛇足的に説明。
ティー=(場所を表す)
パック=宿泊するとか、休むとかいった意味。
マイ=木。棒状のもの。
英語のrestから来ているのだろうけど、無理やり感がすごい。
ほとんどのタイ人はそんな用語使わないはず。
滑りを良くするための粉は、タイ語で、ペェーン
ちょっと発音が難しい。
英語は普通に「パウダー」でオッケー。
手につけずに、顔に粉をつけるタイ人多数。
あのパウダーは、外出前に脇下とか顔につけると効果的。
さらさらして気持ちいいし、制汗剤ともしても役に立つ。
メーカーは、ジョンソンエンドジョンソンで決まりでしょう。
キューの先端につける滑り止めのチョークは、チョーク。
たぶんタイ語の言い方があるだろうけど、特に聞いたことはない。
基本的な考え方として、この手の舶来ものに関しては、日本もタイも事情は同じ。
独自の日本語がなくて、外国語をカタカナになおしただけのものに関しては、タイでも独自の言い方がないケースが多い。
よって、日本語のカタカナ英語でも何とかなります。
球
1~7番のローボールは、
タイ語で、ルゥクシー
英語で、スモールボール、もしくはソリッドボール
9番~15番のハイボールは、
タイ語で、ルゥクラーイ
英語で、ビッグボール、もしくはストライプボール
ルゥクと表記したけど、ルックに近い発音。
ルゥクシーのシーは、色を表す「シー」。色球ってところか。
ルゥクラーイのラーイは、大きいという意味らしいが、よくわからない。
個別の球は、「ルゥク」のあとに、色を表す単語をつければオッケー。
白球=ルゥクカーオ
黒球=ルゥクダム
球の英語についでだが、日本では、ローボールとかハイボールと呼ぶケースが多い。
でも、ファランはほとんど使わない。
ビッグとスモールを主に使う。ボールも省略して、スモールワンとかビッグワンとか言う。
たまに、縞々なしをソリッド、縞々ありをストライプと呼んだりもする。
プレイ関連
(球が)落ちる=タイ語で、ロン
車から降りる時のロンと同じ。
英語ならダウンとかドロップ。
ファランは、ダウンをよく使っているような気がする。
「Shit! White one got down」てな感じで悪態をついてます。
getをつけずに、downだけでも問題なく通じる。
球を打つことは、ショット。
タイ語もあるみたいだけど、もうこれはショットでいいでしょう。
(動詞なら、シュート。)
自分がミスしたら、相手に2ショットを与えることになる。
タイ語なら、ソンショット
英語なら、you have two shots
と伝えてあげると、親切。
ま、ピースサインで2を表すだけでも通じるけど。
ちなみに、ブレイクショットは、「オープン」と言うのが一般的。
「You open」と言われたら、あなたがブレイクショットしてね、という意味になる。
タイ語は知りません。
「You first」とか「After you」で先に譲ってもよし。
「アフターユー」は、エレベーターなどで順番を先に譲るときに便利な言葉。日本語なら「お先にどうぞ」。覚えておくと、何かと使える。
ミスすることは、mistake。
名詞にも動詞にも使える。
「I got mistake」なら、ミスしちゃったよ、という意味になる。
ファウルとは、ほとんど言わないような気がする。
これまた、タイ語は知りません。
勝つ=シャナ=win(ウィン)
負ける=ペーッ=lose(ルーズ)
誰が勝ったの?=カイ シャナ=Who win?
もちろん、正確には過去形にすべきなんだろうけど、タイ人はあまり使わない。
英語だったら、「won」と過去形にしないといけないが、タイ人相手に「ワン」と発音してもまず通じないんで、これでいいでしょう。
バービアタイ人英語では、動詞の過去形はないものとして考えたほうが無難。
せいぜい、goの過去形であるwentくらいなものかな。
でも、I go alreadyで無理やり過去形にしてしまうのがタイ人スタイル。
タイ語の文法を英語にねじ込んでしまっている。
でも、通じているんでそれでいいのだ。
文法はとても大事なんだけど、頭で考えすぎて、言葉が出てこないのは本末転倒。
正確さよりも、まずは、とにかく話すことだ。
以上、ビリヤードに関するタイ語と英語講座でした。
パタヤで年間数百ゲームをファランやタイ人と遊んでいますが、だいたいこれくらいの用語を覚えておけば、まったく問題ないです。
ビリヤード好きな人は活用してください。
英語やタイ語がわからずに、見ず知らずのファランやタイ人と遊ぶのに躊躇してしまうようなら、これで事前学習しておいてください。
ま、ビリヤードなんてテキトウに遊んでればいいだけの話なんですけどね。
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