アンヘレスでGrab Carを利用してみた。
もちろんパタヤでも使える。実際にタイ人が利用しているのに同乗したことが何度もある。
Grabの使い方はとても簡単。
料金も一般的にタクシーをチャーターするより安い。
しかも料金交渉不要で、ぼったくりの心配も不要。
一度慣れてしまうと、手放せない移動手段となるだろう。
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Grabの始め方
まず、Google PlayからGrabアプリをダウンロードする。
Android端末を利用しているため、iPhoneについてはよくわからないが、たぶん使えるでしょう。
日本ではGrabの利用可能範囲外だが、アプリのダウンロードは問題ない。
Google Playではクレジットカードの登録をすすめられるが、これはスルーしても大丈夫。
メールアドレスの認証作業あり。
住所の登録などは不要。
実際にGrabを利用して車を呼ぶ際には、セキュリティのため、クレジットカードの登録か顔写真の登録のどちらかを要求される。
顔写真登録を選ぶと、自動的に撮影モードとなり、画面の指示にしたがって撮影するだけ。
これで配車可能となる。
とても簡単。
Grab Carの使い方
Grabにはいろいろとサービスはあるが、ここではGrab Carだけを取り上げる。
まず、Transportを選択。
すると、GPSで現在地が青ピン表示され、近くにいるGrab Carも表示される。
アンヘレスのデベラホテル付近
パタヤのページ10ホテル付近
出発地は変更可能。
青ピンを動かしてもいいし、手入力してもいい。
ホテルから移動するなら、きっちりホテル名を指定したほうがドライバーにはわかりやすいだろ。
次に、目的地の設定。
赤ピン横の、I'm going to をタップ。
目的地を手入力する。
ある程度入力すれば、自動的に候補を表示してくれる。
パタヤのBig Buddha行きを検索しているところ
候補欄からBig Buddhaを選べばいい。
すると、目的地が地図上に示され、料金も表示される。
Grab Carで料金200バーツ。2分から6分で迎えに来る。
アンヘレスのデベラホテル前からクラーク空港行きはこうなる。
アンヘレスの場合は、Grab CarとGrab Trikeの2種類から選択できる。
Carなら180ペソ、Trikeなら170ペソ。
どちらかを選択。
drop off とは、目的地での降車予定時間のこと。
支払い方法は基本的にCash(現金)となるケースが多いと思う。
クレジットカードを登録しておけば、クレジットカード決済もできはずだが、その条件で受けるかどうかはドライバー次第のようだ。
あとは、Bookを押せばいい。
(初回のBookでは、セキュリティのためにクレジットカードあるいは顔写真の登録を要求される。)
するとリクエストを受けたドライバーのプロフィールが表示される。
顔写真、名前、評価など。
そのドライバーでオッケーなら配車決定。
すぐに迎えに来てくれる。
車種や車の色やナンバープレートも表示される。
また、地図上でその車がどこを走っているかも表示される。
メッセージやり取りもできるようになっていて、ドライバーから「今から向かいます」とか「正確な場所を教えて下さい」とかメッセージが来ることもある。質問されたら返信しよう。言語は英語でいい。
ドライバーが到着したら、「I am here」とかそんなメッセージが届く。
念の為、ナンバープレートを確認して、車に乗り込めばいい。
口頭で目的地を再度告げてもいいが、明らかな場所なら無言でも大丈夫だ。
勝手に連れて行ってくれる。
きちんと目的地に着いところで支払い。
Cashを選択していたら、当然現金での支払いとなる。
あらかじめ表示されていた金額のみを払えばいい。手数料は不要。
タイでもフィリピンでも高額紙幣で支払うとお釣りがないケース多々あり。なるべく、釣り銭がいらないよう準備しておくのがベター。
実際に利用した感想
雨が降るアンヘレスで、フィールズアベニューの裏手にあるホテルからプリメタのホテルまでGrab Carで移動した。
車が迎えに来るのに数分ほど。ホテルの玄関先に横付けしてくれて、そのまま乗車。
ほとんど雨に濡れることなく、次のホテルへ移動できた。
料金は120ペソ。
街角で待機しているトライクを利用したら、言い値は150ペソくらいか。交渉して100ペソになるだろうけど、交渉そのものが面倒だ。トライクのサイドシートには雨除けカバーがついているとはいえ、それでも濡れる。しかも荷物があると狭い。
Grab Carなら雨にも濡れず楽々目的地まで移動できる。短い距離とはいえ、エアコン付きの車は快適だ。
交渉不要なのも楽でいい。
パタヤで利用する際も同じ。
目的地を設定すればきちんと料金が表示されるし、おおむねソンテウチャーターの言い値よりは安く乗れるはず。
さきほどの例でいえば、ページ10ホテルのあるソイ10からプラタムナックのビッグブッダまでソンテウをチャーターすれば、おそらく言い値は300バーツほど。軽く交渉して250。がっつり交渉して200になるかどうかといったところだろう。
Grab Carの設定料金ははじめから200バーツだ。(混雑具合によっては、必ずしも同じ価格が表示されるとはかぎらないが)
交渉無しでさくっとGrabを利用するほうが気が楽。
まあ、ソンテウチャーターもパタヤの風を感じながら移動できて、それはそれで楽しいけれど。
ソンテウが走っていないような場所から移動する時にはGrabを使うのがいい。
パタヤでのGrab Car Rent サービス
なお、タイ・パタヤでは、Rentというサービスも始まっている。
これは、車を時間単位でチャーターするというもの。
時間の範囲内であれば、何度でも乗り降り自由。
パタヤ市内とパタヤ市街で料金が異なる。
パタヤ市内だけなら2時間で600バーツから。
パタヤ市外へ行くなら2時間で1000バーツから。
ガソリン代とドライバーへの支払いすべて込みの価格となっているようだ。
複数の観光地や店をまわるときに便利かも。
2時間チャーターして600バーツは安いと思う。
1台あたりの料金につき、2,3人のグループで利用して割り勘すればさらに安上がりになる。
まとめ
パタヤなら乗り合いソンテウ、アンヘレスなら乗り合いジープニーという安価な乗り物があるが、ルートから外れる場所へ行くにはタクシーが必要。
バイクタクシー、トライク、普通タクシー、ソンテウチャーターなどがあるが、いずれも交渉制。
しつこいようだがGrabなら交渉不要。料金は高くない。
パタヤでもアンヘレスでもうまくGrabを活用して、ストレスフリーな移動を目指しましょう。一度使い始めると病みつきになるかも。
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