お盆休みの話。
ゴーゴーめぐりからの帰りになじみのバービアへ寄り道した。
「パイ ナイ マー(どこ行ってきたの?)」と聞かれるのは、いつもお約束。
「ウォーキング」と答えると、「ニアップ マイ(静かか?)」「コン ユッ マイ(人は多いのか?)」と聞かれるのもお約束。
そう、ローシーズンのバービアは絶賛閑古鳥が鳴いている最中。
とにかく客がいない。
ニアップとは、タイ語で「静か」という意味。英語ではQuiet。つまり客がいなくて静かな状態をさす。
「ウォーキングストリートはニアップじゃないよ。イープンがホリデイで、客いっぱいだよ。」
そう答えると、羨ましそうな表情を浮かべるバービアママさん。
イープンはホリデイでもバービアに来てくれないと嘆いている。
たしかに、バービア群やソイブッカオ沿いでもたくさん日本人グループが歩いているが、なかなかバービアの中までは入ってこない。
もちろん単独客や二人組の日本人客はいつもよりは多い。
が、3,4人以上のグループだと、なかなか一つのバービアで全員のお相手探しをするのは難しいものがある。というか、ほぼ不可能。
飲むだけならともかく、女探しが最大の目的だと、グループでバービアめぐりはきつい。
かりに1軒にバービア嬢が7,8人いても、選べるのはせいぜい1人。
となると、残りは別のバーで探す必要がある。
グループ全員が相手を見つけるとなると、どれだけバービアをめぐらないといけないやら。
一人が相手を見つけて、全員で次のバービアへ移動。その調子で全員が相手を見つけるまで一緒に行動していたら夜が終わってしまう。ドリンクでお腹もぱんぱんだ。
そこで、おすすめの方法がある。
拠点となるバービアを作ることだ。
基本的には、ソイ7とかソイメイドンインタイランドとかある程度大きなバービア群がいい。
最初に誰かがお相手を見つけたバービアを拠点とするのがいいだろう。
ここを基地とする。
すでにお相手を見つけた者はそこで飲みながら待機する。多少飲み代がかかるけど、バービアなら安いもの。ゲームやビリヤードをして遊んでおこう。
残りの人は、各自でふらふら探し歩いて、相手を見つけたら、基地に戻って、みんなと合流。
この方法だと、みんながはぐれることもないし、効率もいい。
バービアでだらだら飲むだけなら、そんなにカネもかからないし、のんびりできる。
お互いペイバーした相手も一緒になり、みんなでジェンガでもすれば、かなり盛り上がる。
どうしてもバービアで見つからなければ、ゴーゴーバーへ行ってペイバーすればいい。
そのまま仲間の待つバービア基地でみんな合流という遊び方もできる。
わたしも昔はよくそんな遊び方をしてましたね。
ソイ7を基地にすることが多かった。
ソイ7とソイ8を結ぶ路地にもバービアがあって、ここらへんを拠点にしておくと、ソイ7、ソイ8,ソイメイドンインタイランド、ソイニュープラザあたりが徒歩圏内で、軽く100軒ほどのバービアをチェックできるからだ。これだけ回れば一人くらいは見つかるでしょう。
あとは、ペイバーした相手ともどもみんなで連れ立って、ゴーゴーバーへ遊びに行ったり、イサーンディスコへ行ったり、食事へ行ったりと、遊んでました。
数年前までは、ドリンキングストリートのバービア嬢のレベルが高かったので、ドリンキングを根拠地にすることもあった。
最初に一人が目当てのバービアに座って、少し飲んだあとは各自でドリンキング内を物色。それぞれお相手を見つけると、みんなでソンテウをチャーターしてソイブッカオ近辺のホテルまで戻っていた。これならソンテウチャーター代も割り勘となってお得。
でも、その後ドリンキングストリートはアラブ向けとなったので、足が遠のき、最近では仲間同士で訪れることはなくなったけれど。
ノースパタヤならソイ3からソイ4にかけてのバービアでも良さそう。
いっそ、ソイ6内に基地バービアを作ってもいいかも。
とまあ、バービアめぐりは骨が折れる作業。
とりわけ昨今のパタヤバービア事情ならばなおさら。
できれば一人で気の向くままひたすら足で探すのが一番だけど、どうしてもグループで遊びたいなら、基地作りはかかせません。
たとえ飲むだけでもバービアは歓迎されるんで、なじみのママさんのいるバービアをいくつか作っておくといいでしょうね。
次回のパタヤ訪問の際にも役立ちます。
バービアはだらだら飲むだけでも楽しいんで、いつもはグループでゴーゴーバーばかり巡っている人も、たまにはバービアにも足を踏み入れてみましょう。
ゴーゴーバーも楽しいけれど、バービアにはゴーゴーバーとはまた別の楽しみが待ってますよ。
第一、安いしね。バーファイン300、ショート1000、ロング2000あたりが基本です。ゴーゴーの3分の1ですな。