日本を出発する直前に、新しいスマートフォンに買い替えた。
以前使っていたのは、タイで購入したLavaという機種。わずか1900バーツ(約6000円)で購入したが、電話やLINEといった最低限の機能を使うには充分役に立った。
関連記事:AISの格安スマートフォンLAVA iris353をレビュー。タイで購入したスマフォ設定の注意点など。
が、たまにフリーズするようになったり、内部ストレージの不足から新たなアプリのダウンロードができなくなり、そろそろ新しいスマフォが必要になった。
タイで新機種を購入してもよかったが、せっかく日本滞在中なので、日本向けのスマフォを購入することに。
そこで検討に検討を重ねた末に選んだのがHUAWEIのP9 Liteという機種。
使用開始から1ヶ月ほど経過したので、軽くレビューします。
結論から言うと、もうね、これで充分ですよ。
他に何もいらない。検討する時間が無駄でしょう。
P9 Liteで決まりです。
広告
HUAWEI P9 Lite
HUAWEIは中国のメーカー。
最初は読み方すら知らなかった。
どうやら、ファーウェイと読むみたい。
ちなみに、タイではフアウィーみたいな発音。
そのHUAWEIの売れ筋機種がP9 Lite。
各種口コミを読み込んでみても、実に高評価。
AsusのZenFoneあたりを対抗馬として考えていたのだが、確実にP9のほうが評判がいい。
タイでギャラクシーJ2 Prime、あるいは、J7 Primeを購入しようかとも思っていた。(どちらも日本では売っていない)
値段的にもスペック的にも、J7とP9が拮抗している感じだ。
が、日本向けのP9は日本語対応。外国向けギャラクシーは日本語不可。
さらに、日本のネット通販ならポイントが使える。クレジットカード手数料ももちろんかからない。(タイのショップではカード手数料を取られることがありうる)。
ええい、これで決まりじゃ。
色は三種類。ゴールド、シルバー、ブラック。
こだわりはまったくないんで、在庫が豊富な黒を選択。
注文した翌日に届きました。
価格は変動するが、わたしが購入を決意した時は2万3000円だった。
現在はもう少し値下がり傾向にあり。
アマゾンか楽天か、ポイントを貯めているところでどうぞ。
開封の儀
白い箱がHUAWEIの名物のようだ。
スマートフォン本体と付属品。
付属品は、USBケーブル、USBアダプタ、イヤホン、ケース。
SIMスロットを開けるためのピンは箱の裏に貼り付けてある。なくさないように。
本体表
本体裏
モニターサイズは5.2インチ。
わりと大きめ。
ディスプレイ保護シートは最初から貼ってある。
さらに、本体保護クリアケース付き。
余計に買い揃える必要なし。
届いてすぐに使い始められる。
本体下部のソケットにUSB接続可能。
従来のギャラクシー系の充電器やケーブルがそのまま使えた。
海外でアンドロイドスマートフォンを購入すると、多くが日本語非対応。
このP9 Liteは日本市場向けのものなので、もちろん表示はすべて日本語だ。
電源を入れて最初の言語選択で、日本語設定ができる。
英語でもいいんだけど、やっぱり母国語はわかりやすい。
とはいえ、わたしは日本ではスマホ契約を結んでいない。
単なるWi-Fi接続のタブレット端末として数日利用。ぬるぬる動く。
ひたすら快適としか言いようがない。
メインで使う環境はタイだ。
それまでは操作方法などを勉強しておく。
タイで使うためにSIMカード交換
いよいよパタヤ到着。
わたしはタイではAISの12コールを利用している。
これまでのスマフォに挿していたのは、いわゆる通常サイズのSIMカード。
で、P9はナノSIM対応。
このままではSIMカードの差し替えができない。
自分でSIMカードをちょきちょきしてもいいんだろうけど、さすがに怖い。
こんな時は、AISショップへ出向けばいい。
パタヤ到着後、すぐにセントラルフェスティバル(センタン)地下にあるAISショップへ。
受け付けでキューカード(番号札)をもらって、順番待ち。
30分ほど待ってから順番が回ってきた。
やさしそうなお兄さんに、事情を説明。
古いスマフォと新しいスマフォを両方見せて、SIMカードを交換してほしい旨を伝える。
すぐにわかってくれて、てきぱきと作業開始。
SIMカードの取り出しから設定まですべてやってくれた。
P9のSIMカード交換にはピンが必要だけど、もちろんショップ側に用意してある。
客側は何もする必要なし。
あっという間に、すべて完了。
旧SIMカード内の電話帳もすべてコピーしてくれた。
さらに旧スマフォに挿していたSDカードも新しいスマフォに装着してくれた。
もう完璧だ。
古いSIMカードも返却してくれる。中には電話帳がそのまま残っているそうだ。
これまでありがとう、Lava&旧SIMカード。ごくろうさまでした。
SIMカードの交換費用は、もちろん無料。
日本の大手通信会社では、3000円くらいかかるそうだけど、AISは完全無料。
ドコモやらソフトバンクやらは暴利を貪っているなあ、というと言いすぎかね。
でも、これくらいのサービスは見習ってほしいもんだ
なお、AISショップ店頭でのSIMカードの交換には、パスポート原本が必要です。コピーはダメとのこと。忘れずに。
あとは、あほみたいに簡単です。
ほんのちょろっと英語で伝えればいいだけです。
4G接続
データ通信パッケージプランはすでに申し込み済み。
気兼ねなくネットを使えるぞ。
P9 Liteの画面上部を見ると、4Gの文字が踊る。
やりました。あっさりと4Gを捕捉しました。
これまでのスマフォではEの文字だったからなあ。4Gの表示に感動してしまったよ。
早いっす。劇的に早いっす。
画面の切り替えもさくさく動くっす。
これまた感動です。
Lavaにはお世話になったけど、やはりモノが違う。違いすぎる。
このサクサク感は得も言われぬ快楽だ。
カメラ性能も上出来。
解像度8Mで撮影したプエルトガレラの海
Lavaが貧弱すぎたせいもあるけれど、解像度を落としてこの画質なら文句なしでしょう。これで下から2番めの解像度です。
夜でもしっかり撮影できるのがありがたい。
デュアルSIM
また、P9 LiteはデュアルSIM仕様。
2枚のSIMカードを同時に挿すことができる。
SIMスロット2は2G限定のようだ。つまり、2G対応の終了した日本では実用不可。でも、タイではばりばり2Gが活躍中。よって、デュアルSIM利用が可能となる。
ただし、SIMスロットとSDカードスロットが共通利用となっていて、SDカードを挿していると2枚目のSIMは挿せない。これはちょっと残念かなあ。
ま、そこまでヘビーに使うことはないんで、SIMカードとSDカードの併用で充分かな。
まとめ
ちょっと高かったけど、購入した甲斐があった。
パタヤ中心部では、ほぼどこでも4Gをキャッチしていますね。ごくたまに3Gになったりしますが、めったにないです。
バーの店内でもおおむね4G接続。
いやあ、快適だわ。
もちろんテザリングもできる。
宿のWi-Fiが不調の時は、テザリングでPCに繋いで、さくさくブログ更新もできます。
これは便利。重宝します。
モニターのサイズはこれくらいでちょうどいいかな。
わずかにはみ出るが、ジーパンのポケットにおさまるサイズです。
バーめぐり中も手ぶらで大丈夫。
ウルトラハイスペックを求めるヘビーユーザーには物足りないかもしれないが、わたしのようなライトユーザーかつ海外で気軽にそれでいてしっかりとスマフォを使いたい人には向いてます。
HUAWEIなんてメーカー、まったく知らなかったけど、実に侮りがたし。
タイのみならず海外でSIMフリースマホを活用したい人には、間違いなくおすすめできます。
電話とLINEだけできればいいなら、2000バーツ以下のLavaでもいいと思いますけどね。
(追記)
その後、後継機のP10 liteが発売された。
最新機種にこだわる人は検討のほどを。
広告