パタヤとジョムティエンビーチを結ぶ大通りが、Thapparaya(タップラヤー、タッパヤー)通り。
パタヤから小高い丘を越えてジョムティエンビーチへ至る道だ。
その丘の途中にあるホテルジングに宿泊してみた。
一泊600バーツからのお手ごろプライスで、スイミングプール付き。部屋はそこそこ清潔。
ウォーキングストリートまでソンテウで5分程度で、ジョムティエンビーチへの行き来も簡単。
意外と便利な立地だ。
詳しく見ていこう。
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目次
ホテル ジング (Hotel Zing)
タップラヤー通り沿いの立地。
ソイでいうなら、タップラヤーソイ7。
ウォーキングストリート近くのセカンドロード上から出発する乗り合いソンテウに乗れば、簡単にたどり着ける。
紫色の大きな看板があって、見過ごす心配はないだろう。壁も紫だ。
駐車場と駐輪場はホテル裏側にある。
ソイを入っていって、裏庭へどうぞ。
スイミングプールの脇にバイクを停めることができる。もちろん、ホテル内へ通じる裏口もある。
正面玄関には広めのテラスエリア。
レセプションとロビー
ロビーも広め。
ロビーやテラスエリアは朝食会場も兼ねている。
正午過ぎに訪れて、チェックイン手続きはすぐに完了。たが、部屋の掃除中とかで、午後2時まで待ってくれと言われる。
レセプションにはデポジット500バーツと書いてあったが、ホテル予約サイト経由予約していたせいか、デポジットは要求されなかった。ウォークインで払っている人はデポジットを収めていた。
ロビーで時間つぶししていると、1時半には呼びに来てくれて、鍵を渡された。対応はすごく丁寧。
部屋は4階。
エレベーターは年代もの。たぶん、建物は全面的にリノベーションしたが、エレベーターはそのままというパターンだろう。
廊下
スーペリアルーム内部
予約したのはスーペリアルーム。一番下のグレードがスタンダードで、スーペリアルは2番目のようだ。
白い。とにかく白い。
そして、要所要所で紫推しが激しい。壁の一面、バスタオル、カーテンが紫。
系列ホテルも紫のようだし、オーナーの趣味なのか。紫嫌いの人は絶対に泊まらないほうがいい。って、そんな人いるのか。
白と紫に惑わされているような気がしないでもないが、まあ、普通に綺麗です。
きちんと清掃されています。
ベッドまわりは広々としている。
ベッド脇にサイドテーブルとコンセントあり。壁掛け電話もありますね。
窓際には、プラスチックの椅子とテーブルのセット。
クローゼット内に、セーフティボックス
ライティングデスクと冷蔵庫
机は大きくないが、椅子は座り心地良し。コンセントもあって、PC作業には向いている。
デスクの上に無料の水2本とグラス、それに電子ケトルと灰皿。インスタントコーヒーは置いていなかった。
冷蔵庫内は空っぽの状態だ。デスクの横には、折りたたみ式のスーツケース置きがある。洗濯物干しにも使えるかな。
浴室のドアとクローゼットとライティングデスクが密集して固まっていて、このあたりはちょっと狭苦しさを感じる。
一人で過ごすには問題ないが、二人宿泊で、一人ががデスクに座り、もう一人が浴室や部屋の外へ頻繁に出入りする時は邪魔になる。
灰皿もあって、室内喫煙可能。(記憶がはっきりしないが、チェックイン時に喫煙室を希望したはず。)
ばかばか吸えます。
エアコンの効き目はばっちり。
寒いくらいですな。
バルコニーはない。
ただ、エアコン室外機用のスペースがあって、無理やり窓から出て、柵に洗濯物を干したりはできそう。
宿泊した部屋はタップラヤー通り沿いの部屋だった。
真下が大通り。向かい側は、プラタムナックヒルとなっている。
昼間、窓を開けていると、車の走行音がけっこううるさい。でも、防音性の高い窓のようで、きちんと閉めると、それほど気にならない。夜は大型トラックが爆走する時以外は静かに眠れた。
あと、昼間は日当たりがいいんで、窓側に洗濯物を干しておくとすぐに乾く。
タバコも吸えるし、洗濯物は室内干しで乾くし、窓が大きくて開放感もあるんで、バルコニーは特に不要かな。
浴室内
ここも白い。
清潔だけど、あまり広くない。
シャワーとトイレにあいだに間仕切りがある。
シャワーの湯量と水圧はばっちり。というか、熱湯がたっぷり出た。快適。
シャワー室に備え付けのボディソープ。
洗面台は小さい。もうちょっとがんばってほしい。
アメニティは、シャワーキャップと綿棒だけ。
シャンプーや歯ブラシは自分で用意しましょう。
どれだけ真っ白でも、しょせんは格安ホテルです。必要なものは自分で揃えるべし。
普通に快適でしたね。
特筆すべき点もないけれど、マイナス点も特にない。
白と紫さえ気にならなければ、ほんと問題なし。
これで700バーツなら文句をつけるのが野暮ってもんです。
スタンダードルーム内部
ついでに、スタンダードルーム内部も見させてもらった。
部屋の作りはスーペリアルームと大差ない。
ただ、窓ぎわにテーブルと椅子がない。窓も小さめ。
また、浴室もちょっと狭くなっている印象。
たまたまかもしれないが、ここはタップラヤー通りの反対側を向いている。たぶん、昼も夜もかなり静かなはず。その反面、日当たりはいまいちだろうけど。
Wi-Fi無料
単純にパスワードを入力するタイプ。レセプションでパスワードの書かれた紙を渡してもらえる。
部屋内部でも使える。
繋がりや速度は問題なし。
かなり快適です。
ジョイナーフィー無料
レセプションで確認したところJF無料とのこと。
IDカードのチェックと預けの有無は不明。
裏のスイミングプール側から入れば、ほぼレセプションはスルーできるため、実質的にノーチェック状態でしょう。
館内設備
1階裏側にスイミングプールあり。
ロビーを抜けていく。
ロビーを出たところにもオープンテラスがあって、なんともイスやテーブルが多いホテルである。クッションが紫で、椅子とテーブルが白なのには、もう驚かないぞ。
スイミングプールがこちら
ビーチチェアとパラソル完備。
時間帯によっては影もできるんで、涼しく過ごせそう。
利用客はのんびりしたファランばかりですな。
ちなみにファラン以外の他の宿泊客は、アラブ系少々中韓少々といったところ。タイ人カップルも利用していた。
レストラン兼カフェコーナーあり。レストランも朝食も利用しておらず詳細不明。
朝食は、ビュッフェスタイルで料金180バーツ。午前7時から11時まで。
地図と近隣施設
地図
タップラヤー通り沿いと聞いてもピンと来ない人も、地図を見ればわかりやすい。
パタヤとジョムティエンを結ぶソンテウが頻繁に往来しており、移動に不便はない。
パタヤ方面へは道路を横断する必要があるが、ソンテウに乗りさえすれば、ものの5分ほどでウォーキングストリート近くへたどりつける。セカンドロード上のソイダイヤモンド付近で下車すると便利。渋滞しているようなら、さらに手前で降りたほうが早そう。
グーグルマップ情報によると、ホテルからウォーキングストリートまでは徒歩18分。
LKメトロやソイブッカオ方面へはちょっと面倒かなあ。ビーチロード沿いのホテルに宿泊しても同じことだけど。
コンビニは近所にファミリーマートとセブンイレブンあり。どちらも徒歩1,2分くらい。
セブンイレブン脇にローカル食堂あり。営業は昼間だけのようだが、ソムタムなどイサーン料理を扱っている。
夕方からは、セブン前でクイティアオ屋台が営業。
タップラヤー通り沿いに食堂やファラン向けのレストランが多い。
簡単な食事なら困ることはないが、思ったより利用しやすいレストランが少ない印象。
朝食なら、隣のソイにあるT5スイーツホテルが安値で提供している。
オールデイブレックファストで89バーツだ。
この界隈は閑静な住宅街となっていて、あまりレストランや食堂は見当たらない。
プラタムナックヒルへはぎりぎり徒歩圏内。
パタヤを一望できるビューポイントやビッグブッダまでは、当然山登りコースとなるが、徒歩で行けなくもない。
関連記事:パタヤヒルのビッグブッダ(ワットプラヤイ)と展望台【パタヤ観光スポット】
関連記事:パタヤヒル展望台にある絶景カフェ。パタヤ湾を眺めながらコーヒーとチョコトーストを。
ついでにキンナリープレイスまで行けるだろうが、たぶん、汗だくになります。
関連記事:キンナリープレイス(KINNAREE PLACE)訪問レポート。遊び方と行き方も。
運動がてら、昼間に徒歩で散策したい人には、ちょうどいい立地かも。
ちなみに、Jade Houseというジェントルマンズクラブは徒歩2分くらいにあり。
宿泊料金と予約先
2月のハイシーズンに宿泊、スーペリアルームでAgoda価格769バーツ(税込み)だった。
ローシーズンは大幅割引していることが多い。
60%引き当たり前の世界。そもそもホテルの定価って何だよって話だが。
3月下旬の価格で、スタンダードルームなら600バーツ。
ただ、スーペリアとの差額が71バーツなんで、プラス200円ちょっと。
200円で少し部屋と浴室が広くなって、椅子とテーブルが加わる。まあ、そのあたりをどう考えるかですね。
まとめ
部屋は普通に清潔。プールの雰囲気もいい。
立地条件は意外と悪くない。徒歩とソンテウ派でも移動可能。
昼間はジョムティエンビーチやホテルのスイミングプールでのんびり過ごしたり、プラタムナックの丘を散策したり、夜はウォーキングストリートで遊ぶといったスタイルの人に向いている。
ソンテウに乗って、頻繁にあちこちに出かけるにはちょっと面倒かな。パタヤ中心部からはどうしてもソンテウの乗り換えが必要になるんで。
もちろん、レンタルバイクがあれば、どこへでも。プラタムナックヒルとジョムティエンが近いんで、そのあたりのジェントルマン系ラウンジもまわってみたいという人にはよさそう。
まあ、万人向けの立地ではないのも確か。たまには変わったところに数泊だけしてみようか、そんな気分転換的な利用がよろしいかと。
隣のソイ5にあるT5スイーツは奥まった立地になるが、非常に評価が高いホテル。
⇒T5 スイ―ツ (T5 Suites)をAgodaでチェックする
こちらも候補に入れてよさそうだ。
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