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2016~2017年末年始パタヤ沈没日記

10年ぶりにパッポンのゴーゴーバーで遊ぶ。ピンクパンサーとエレクリックブルー。

投稿日:

沈没日記29

わたしのタイ旅行歴は約20年。最初のうちは健全なバックパッカー個人旅行者だった。タイで夜遊びを始めたのは2007年から。つまり前半10年は健全旅行者、後半10年は夜遊び旅行者となっている。

はじめてのタイ夜遊びはパッポンだった。
が、パッポンは本当に最初だけ。2回目からは、バンコクならナナとかテーメーとかナタリーとかが中心となり、パッポンへ行くことはなかった。むしろパタヤ専門だったし。

ふと気が向いたので、10年ぶりにパッポンへ行ってみることにした。

宿泊先のアソークのホテルから地下鉄スクンビット駅へ。
券売機の前で、ふと考え込む。

Bangkok subway (2)

あれ?
パッポンの最寄り駅ってどこだっけ。
たしかシーロムだったような。

そんなことすら忘れている。

でも正解だった。
シーロムで下車して、無事にパッポンへたどり着く。
(BTSならサラデーン駅ですよ)

パッポン

おお、懐かしい。

Patpong (1)

パッポン名物のバッタもん売り露店は健在だ。

Patpong (2)

Patpong (9)

客引きも多いねえ。
怪しいマッサージ屋へ案内しようとする。

客引は完全無視して、とりあえず、どこかのゴーゴーバーへ入ってみようか。

10年前に入ったのは、たしかキングキャッスルのどこかだったはず。
こちらもまだまだ健在。

キングキャッスル1あたりの店頭で「レディボーイはいないよね?」と確認したら、レディボーイ好きだと勘違いされて、無理やり別の店に連行されてしまった。

キングズコーナー2だった。

Patpong (8)

ここは間違いなくレディボーイ専門店だな。おそろしや。あわてて逃げ出した。
でも、キングキャッスルにも、明らかにレディボーイっぽいダンサーを見かけたけどなあ。大丈夫かね。

パッポン2を歩いていると、見慣れた看板を発見。

エレクトリックブルー Electric Blue

Patpong (7)

おお、パタヤのウォーキングストリートにあるエレクトリックブルーとまったく同じ看板だよ。
パッポンにもあったのね。ドールハウスも同じ系列ね。

Patpong (6)

生ビール110バーツと、バンコクにしては安いんで入ってみる。ちなみに、ハッピーアワーだともっと安いみたい。
パタヤ店と同じく、大きめのグラスに注がれたドラフトビール。

店内はパタヤ店よりも狭い。
ステージは一つだけで、踊っているのは8人ほど。他にも待機嬢がいる。
肝心のレベルだが、これはパタヤのほうが上だと思う。
一人だけ、パタヤでは見かけないようなハイレベルのダンサーがいたが、日本人らしき客に付きっきりだった。

それほど売込みは激しくなく、それでいて完全放置でもない。けっこう楽しめる。
店内喫煙可能でまったりと過ごす。
バーファインなどの額は不明。

ピンクパンサー PINK PANTHER

バンコク在住の友人からパッポンおすすめのゴーゴーバーとして名前が上がっていたのが、ピンクパンサー。
ここが一番レベルが高くておもしろいそうだ。

Patpong (4)

着いたのは夜11時。

おっと、ムエタイショーの真っ最中。

Patpong (3)

入場料はかからないんで入ってもいいのだが、席がなさそう。
入り口前で客引をしているおばさんと立ち話。日本語ぺらぺら。うーん、さすがパッポン。

15分ほどでムエタイショー終了。
そのタイミングで店内からママさんが出てきて、むりやり連行された。
空いている席に座らされる。

中央に設置されたリングが撤去されて、お立ち台ステージがいくつも設置される。テーブルも元通り。
おお、見事な手並み。
あっという間にゴーゴーバーへ戻った。

大量の汗をふきだしているムエタイボクサーがチップの回収にまわっていた。暑そう。

瓶ビールが140バーツ。
レディドリンクは180バーツ。
まあ、こんなものか。

ダンサーのレベルが高い。
パタヤでは決して見かけない垢抜けて都会的な雰囲気のルックス嬢多し。

ママさんの紹介で一人呼んでみる。
21歳。まあ、かわいいこと。しかも細い。157センチで39キロ。
バンコク生まれバンコク育ち。母親はチェンマイ出身だとかで色白。
日本の某アイドルグループでも充分通用しようなルックスだ。

やはり洗練度が違うなあ。清楚なオーラすら漂っている。まあ、こんなゴーゴーバーで働いていて清楚もくそもないが、パタヤとは明らかに違う。

パタヤのゴーゴーバーでは、レディドリンクを奢る=狼藉遊びという図式が成り立っているが、どうにも、そんな雰囲気ではない。軽く手を握るくらいが関の山。乳揉みやキスなどとんでもない感じだ。

でも、きっちり、ペイバーのお誘いはいただく。最後にやることは同じだよね。

バーファイン800B。ショートのチップは3000B。両親と暮らしていてロング不可。近くのやり部屋は500バーツ。

ためしにショート2000を打診してみたが、一瞬で切り捨てられた。鼻で笑われた。
ここではそんな交渉は通じないのか。

トータル4300Bかあ。
パタヤの高いコヨーテにバーファイン1500、ショート3000払うなら、こっちのほうがいいかも。
パッポン近くのホテルに泊まっていたら、お持ち帰りもできるだろうしなあ。

エレクトリックブルーとピンクパンサーの2軒しかまわっていないが、少なくともピンクパンサーのレベルは高い。間違いない。

が、総じてドリンク代も高いのがネック。これは、ナナやソイカウボーイも同様。
この点はパタヤの圧勝だ。
安く飲みながら騒ぐならパタヤ。さくっとレベルの高い都会的な女を持ち帰るならバンコクか。

 

持ち帰りはしなかったけれど、10年ぶりのパッポンはなかなか楽しかった。
たまには寄り道してみるもんだね。

と、午後11時50分頃、ピンクパンサーを出て、地下鉄でスクンビットまで戻ろうとしたが、見事に終電がなくなっていた。

Bangkok subway (1)

23時35分が終電だなんて、そんな殺生な。
ソンテウや徒歩で気楽にホテルまで帰れるパタヤがいいなあ。
さて、どうしようか?

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