だらけきったパタヤでのアパート生活。
その実態を少し紹介してみよう。
起床。朝飯。洗濯。昼飯
起床はずるずると午前10時か11時頃。
夜中に1時から2時までバービアで飲むことがおおいので、そのぶん、起床も遅い。
暑季では、エアコン無しで寝るのはつらい。
窓には網戸がついている。
窓を開けっ放しでも蚊は入ってこないはずだが、建付けの悪いタイのアパート。
隙間から蚊が侵入してくる。
よって窓はきちんと閉めて眠る。
すると暑い、寝苦しい。
しかもわたしの部屋は最上階で、日中、屋根に蓄積した熱でなかなか室温が下がらない。
エアコンをつけて寝ることが多かった。
電気代がもったいない。
起床後は、遅い朝食。
前日に買っておいたパンと牛乳のみで簡単にすませる。
それから、窓の外の天気を見る。
天気がよければ、布団を干す。
廊下側に陽が当たるので、廊下の壁に直にかけて日干し。
他の住人もそうしていた。
それから、洗濯。
アパートの一階にあるコインランドリーを利用。
1回20バーツ。
安い。
このランドリーショップのオーナーはファランで、いつもペイバーバックを読みふけっていた。
手持ちの10バーツコインが無いときは、そのファランに言って両替してもらう。
全自動洗濯機だが、少々旧式なのか、脱水まですべて終わるには時間がかかる。
だいたい30分から40分くらい。
その間は、部屋に戻って時間を潰すか、近所に昼食を買いに行く。
昼食は、屋台で買うことが多かった。
アパートの近所に、いつも焼き鳥と一品料理系の屋台が出ていた。
焼き鳥はローカル価格の1本5バーツ。ただし少し小さめ。
鶏肉や豚肉のほか、カエル焼きも売っている。たぶん10バーツ。
カエルは何度か食べたことあるけど、まあ、味は鶏肉とさほど変わらない。
ただ骨が多くて、単純に食べにくい。
いつも焼き鳥5本とカオニャオ5バーツで済ませていた。
合計30バーツで、けっこうお腹がふくれて満足だ。
洗濯のしない日は、ビックCエクストラのフードパークもよく利用した。
冷房が効いていて快適だし、それほど混んでいないのも利点。
しかも同じようなメニューでもセントラルフェスティバルのフードコートよりも10バーツほど安いのだ。
ありがたい話である。
さて、洗濯機がまわり終わると、洗濯物をベランダに干す。
ベッドのシーツを洗濯した時は、廊下に干していた。
南国タイの直射日光は強烈だ。
シーツくらいあっという間に乾く。
ベランダに干した洗濯物が乾くのも早い。
簡単に部屋の掃き掃除をすませておく。
さて、することがなくなった。
話し相手もいない。
孤独な一人部屋。
昼間の暇つぶしあれこれ
DSでゲーム
利用したのはトゥッコムのゲーム屋さん。
日本のDSソフトを30タイトルほど格安で入手できた。
まあ、なんでも揃っているので、飽きればすぐに交換できる。
逆に安すぎて、本気で遊ぼうという気力がなくなるほどだった。
ゲームは最高の暇つぶしだ。
DVD鑑賞
洋楽のライブ映像が見たくなって、まずDVDプレイヤーを購入。
ビッグCエクストラの電気屋で1000バーツくらい。
ソフトの購入は、例によって、トゥッコム。
6本で600バーツと破格値だ。
ファランが多い街だけに、ソフトの品揃えもファラン向け。
わたしにはちょうどいい。
ストーンズやAC/DCやらラモーンズやら、これまで見たくとも高くて買えなかったソフトを一気に購入した。
日本のものはまったく見かけない。
あ、ラウドネスはあったような。
トゥッコムに関しては以下の記事も参照してください。
参考:トゥッコムとブッカオ市場
英字新聞
パタヤで日本の新聞を入手するのは、ちょっと面倒だし、値段も高い。
そこで、英字新聞を購読するようにした。
英語の勉強にもなるし、パタヤの情報も入手できると一石二鳥だ。
よく買うのは、Pattaya Mail。
記事も読みやすいし、タイ以外のニュースやコラムも多い。
毎週毎週読んでいると、パタヤに関するニュースくらいなら、辞書いらずで読めるようになった。
あとは、マクドナルドやコーヒーショップに置いてあるバンコク・ポストやネーションもよく読む。
英語のペイバーバック
英字新聞と同じ流れ。
これについては、あらためて記事を書きます。
夜遊び
と、そんな感じでだらだら過ごしていると、ようやく日が暮れ始める。
まだ夜遊びに出かけるには早い。
まずは食事。
屋台で買って帰ることもあれば、食堂で済ますことも多い。
基本、ローカルフードで一食40バーツほどだ。
4月はそうでもなかったが、5月6月となるにつれ、雨が多くなった。
夕方から夜中まで降り続くことも珍しくなく、そうなると夜遊びどころじゃない。
短期滞在なら傘でも何でもさして出歩くところだが、アパートに沈没していると、もう面倒になってくる。
12時頃に雨が止んだら、ちょろっとバービアで飲んでおしまいなんてことも多かった。
雨さえ降らなければ、たまにウォーキングストリートにも顔を出していた。
今ではまず考えられないけど、この当時はたまにゴーゴーでもペイバーしていたなあ。
RHINOというウォーキングストリートのかなり奥にあるゴーゴーバーの19歳を何度か持ち帰っていた。
LKメトロのゴーゴーバーでも何度かペイバーしていた。
あとは、ソイ7のいまは無きCLINICでも当たりを引いた覚えがある。
カネ持ってたね、当時のわたし。
まあ、でも昔も今も基本はバービア。
毎日ペイバーするわけでもないので、せいぜい3杯くらい飲んでおしまい。
で、1時か2時くらいには切り上げて、帰宅。
就寝。
これが典型的なパタヤでの沈没アパート生活だった。
昼前に起床。
洗濯。
ゲーム、DVD、読書で暇つぶし。
夜、雨が降ってなければ、ゴーゴーバー&バービアめぐり。
寝る。
まさに人生最大のだらけた生活。
途中、パタヤからアジア遠征に出かけたり、一時帰国もしていたけど、足掛け6ヶ月ほどアパートで暮らした。
まあ、長い人生、こんな生活を一度くらいしてみたっていいよね。
確実にダメ人間へと堕落していくけど!
↓老いも若きもタイや東南アジアで長期滞在したい人におすすめの二冊。