タイ時間で、10月13日午後7時頃、プミポン国王死去のニュースが流れた。
わたしはちょうどバイクで外出中で、友人から教えてもらい、すぐにパタヤ中心部へ戻った。
テレビ画面は白黒に切り替わって、在りし日のプミポン国王の姿を放送している。
すれ違う人の中には、目を真っ赤に腫らしている人もいた。
街中のバーからネオンと音楽が消えている。これは禁酒日でも同じことだが、はっきりと、いつもとは違う。それは肌で感じた。
ソイLKメトロ
まずは、LKメトロへ立ち寄ってみた。
時刻は午後7時半過ぎ。
ゴーゴーバーはすべてクローズ済み。
警察車両がとまっている。
帰宅ラッシュの様相を呈していて、ブッカオ側の入り口はすごい人混みだった。
もちろん、何の事情も知らずにLKメトロを訪れた外国人も多いだろう。
LKメトロ内のゲストハウス兼バービアの多くはまだ営業中。
ただし、ほとんどの店はネオンサインを消している。音楽もストップだ。
バービア
その後、ブッカオにある知り合いのバービアへ行って、様子をうかがう。
まだ警察の通知が来ていないようで、どこも営業している。アルコールの提供も問題なし。
でも、ほとんどすべてのバーでネオンを消し、音楽も消している。
知り合いのバービア嬢も元気がない。ときおり涙を浮かべている人もいた。
近くのバービア経営者たちが集まって、これからの営業時間なんかを相談。
さっぱりわからないというのが答えのようで、警察からの通知待ちのようだ。
と、警察車両がまわってきて、閉店するようにとアナウンスを流していた。
これにて閉店。客のいないバービアは即クローズ。
客が残っているバーは、ドリンクを飲み干すまでは営業を続けていた。
ソイ7を通ってみたが、ひっそりと営業しているバービアが多かった。
数少ないソイ7内のゴーゴーバーはクローズ済み。
ウォーキングストリート
それからウォーキングストリートの様子を見に行った。
到着したのが午後9時。
禁酒日や仏日と同じく、シーフードレストランの照明だけが煌々とついている。
ゴーゴーバーは完全にクローズ。
バカラもこの通り
通りの中には警察官の姿が目立った。
これでは派手な動きは一切できないだろう。
また、観光客はそこそこ歩いていた。
事情がわからない人は混乱していそう。
その後、パタヤを周遊してみたが、バービアはちょろちょろと営業していた。
LKメトロを夜10時くらいに再訪。
ゲストハウス兼バービアは、まだまだ営業していて、アルコールも提供していた。
ただし、音楽は一切無し。
笑い声も聞こえない。
パタヤの街は静まり返っていた。
ときおり聞こえるビリヤードの音だけが虚しく響いていた。
明日からは?
この記事を書いているタイ時間の午後11時半時点では、まったくはっきりしない。
複数のバービアのボスにメールで問い合わせしてみたが、現時点ではわからないとの答え。
とりあえず3日間は営業できないだろうとの憶測が流れている。これは別のバービア筋から聞いた。
それ以降はまったく不明。
30日間営業自粛とも言われているが、これまたはっきりしない。
前例のない事態だけにまったく想像が付きません。
情報が錯綜していて、現時点では、誰も答えを知りません。
今はただ、プミポン国王のご冥福をお祈りします。
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