アジア周遊旅行36(バンコクへ)
アジア周遊旅行もいよいよ終わりが近づいた。
ラノーンから一気にバンコクへ移動する。
宿泊しているナリンプレイスホテルからラノーンバスターミナルまでは、バイクタクシーで40バーツ。
昨晩はまったくバイタクが見つからなかったが、この時間帯はあっさりと見つかった。
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ラノーン発バンコク行きバス
前日、ラノーンに到着した際に、バスターミナルの窓口でチケットを購入していた。
バス会社がいくつかあるようだ。
なんとなくバスの写真が綺麗な会社を選んでみた。
タイ語のみなので会社名はわからないが、とりあえずバンコク行きなのは確かだ。
朝8時10分発のSuperクラス。
料金483バーツ。
あと判明したが、どうやらソンバットツアー(SOMBAT TOUR)という会社のようだ。
ソンバットツアー公式HP(英語あり)
⇒http://www.sombattour.com/
バスターミナル前でカオニャオダムと豚串
出発まで少し時間があったので、近所の屋台で買い食いすることに。
バスターミナルを出ると、学校があって、セブンイレブン前は学生たちで賑わっている。
屋台もたくさん出ていて、朝っぱらから串焼きの煙がもくもくと。
豚串屋台が人気で、学生たちに混じって、わたしも購入してみた。
豚串は1本5バーツ。
カオニャオ(もち米)は2種類。カオニャオとカオニャオダム。どちらも5バーツ。
ダムは、黒いという意味。
せっかくなのでカオニャオダムを選択。
おお、見た目はまさに赤飯だ。あずきは入っていないし、名称は黒飯だけど。
味のほうは、普通のカオニャオよりも少しあっさりしているかな。
豚串もうまい。これで合計20バーツは安なあ。
学生たちに人気なのも納得だ。
ソンバットツアー(SOMBAT TOUR)のバス
腹も膨れて、バス乗り場へ。
バスの前には、ホテルのベルボーイのような、きっちりした制服を着た若い男性が二人が待っていた。
チケットを見せると、荷物の預け入れから席への案内まで、懇切丁寧に導いてくれた。
しかもけっこうイケメン。まるでカラオケクラブのホストみたいだ。
バスは1階建てで、通常の2×2の座席配列。ピッチはかなり広めなので、窮屈感はまったくない。
しかも、ガラガラ。
全部で10人くらいしか乗っていない。
快適そのものだ。
ネックピロー(首まくら)が座席に置いてある。もちろんリクエストすれば毛布ももらえる。
バスは定刻通りに出発。
添乗員は、そのまま若い男性二人が乗り込んでいた。
スナックとドリンクのサービスが3回もあった。
おしぼりサービスも2回。
もう至れり尽くせりのサービスだ。
イケメンに給仕されたい女性の人は、ぜひどうぞ。
サービスエリアで食事
4時間ほど走ったところで、食事休憩。
システムがよくわからなかったが、係の人がVIP用のレストランへ案内してくれた。
同じバスの乗客と円卓を囲んでの食事となった。
中華テーブルのようにおかずをまわすことができる。
ご飯もおかわり自由。
もちろんすべて無料。
タイ料理ばかりだけど、味はそこそこイケました。
豚肉をゴーヤで包んでスープにした料理(トムチューマラ)がうまい。
わたしの他は全員タイ人だったけど、みんな無言でもぐもぐ食べてましたね。
バンコク南バスターミナルへ
午後5時半頃。
いよいよバスは、バンコク市内へ。
雨が降ってきた。
ところどころで渋滞が起きている。
バンコク南バスターミナルへ到着したのは、午後6時10分。
午前8時10分にラノーンを出発してから、ちょうど10時間の長旅となった。
しかし、苦痛はまったく感じなかった。
確かに10時間は長いけれど、乗り合いミニバン(ロットゥ)に3時間乗車するよりも遥かに楽に思える。
いやあ、いいね、ソンバットツアー。おすすめです。
今回乗ったのは、SUPERクラス。
さらに上位のSUPUREMEクラスだと、1列×2列のゆったりシート配列になるようだ。
(バンコク・ラノーン間のSUPREMEクラスの運賃は644バーツ)
あとで知り合いのタイ人に聞いてみると、ナコンチャイエアやチャンツアーよりもソンバットツアー推しの意見もあった。
この3社の長距離路線はどれも利用したことがあるけど、一番気持ちいいのはソンバットツアーだと思う。ナコンチャイエアは、若い女性添乗員がいるんで、それもいいけどね。
ソンバットツアーには、バンコク・ラノーン間の他にも路線多数。
タイの長距離バス旅行を考えている人は選択肢に入れておきましょう。
というわけで、無事にバンコク到着。
大雨の中、スクンビットへ向かわねば。
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