アジア周遊旅行27(クラビ・アオナンビーチ観光編)
クラビ(CRABI)は、タイ南部にあるビーチリゾートだ。
クラビーとも日本語表記することがある。
クラビのアオナンビーチに2泊して、朝、昼、晩とアオナンビーチ周辺を練り歩いてみた。
まず最初にお断り。
この訪問した時期はローシーズン。
つまり天候があまりよろしくない時期だ。
乾季のハイシーズンとは様相が少々違うということをご了承ください。
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アオナンビーチ(Ao Nang Beach)
アオナンビーチの象徴ともいえる、巨大魚のオブジェ
昼すぎのアオナンビーチ
雨は降っていないが、どんよりとした曇り空。
ビーチは人影が少ない。
これ、晴れていたら最高だろうなあ。
夕方近くのアオナンビーチ
かなり遠浅となっている。
島行きのロングテールボートもかなり奥に停泊してある。
乗船客たちはずぶ濡れになりながら、ボートへ向かっていた。
荷物が多いと大変そうだ。
朝のアオナンビーチ
一転、波が迫ってきている。
ビーチへ降りると、足元まで波がかぶってしまうほど。
波も激しいので、朝はちょっと泳げなさそう。
今回一番天気のよいタイミングで撮影したもの
奇岩が映える。
いいビーチだ。
しかも、パタヤビーチのような、うるさい物売りは一切いない。
ビーチパラソルのレンタルもない。
屋台もない。
厳格に禁止されているようだ。
静かに過ごしたい人には最適。
寝そべるためのゴザは自分で用意しましょう。
ビーチ沿いは、遊歩道となっている。
でもパタヤビーチとは違って、猥雑さはありません。
ほんと、悪天候が悔やまれる。
ハイシーズンに訪れたい。
ちなみに、晴天時のクラビはこのような感じとなる。
(pixabayより)
4203号線ビーチロード散歩
ビーチ、遊歩道、車道を挟んで、メイン通りとなっている。
車道は4203号線。アオナンビーチの主要道路だ。
このあたりを勝手にビーチロードと名づけておく。
地図
ビーチロードには、定番のタイ土産品や旅行代理店、レストラン、ホテル、タイマッサージ屋が並ぶ。
まあ、このあたりは、タイのビーチリゾート地ならどこも同じようなもの。
とりたてて特徴はありませんね。
センターポイント周辺が一番にぎやかかな。
車道は直角に曲がって北上していくが、歩道はそのままビーチ沿いに続いている。
角には、ロングテールボートのチケット売り場。
ホテルがあって、しばらく歩くと、プライベートビーチ風のエリアへ。
わらぶき屋根小屋のマッサージ屋群があった。
1時間300バーツ。
小屋の背後には巨大な岩山。
眼前には、静かなビーチ。
その間にはさまれながら、マッサージするのも気持ちよさそうだ。
車道4203号線が直角に曲がる付近がアオナンビーチの中心地といえる。
実際に、クラビバスターミナルからのソンテウは、ここで降ろされた。
このまま道路沿いに進むと、やや坂道となっていて、ビーチ沿いと同じようにレストランやホテルが並んでいる。
建物と建物のあいだから、奇岩が姿をあらわす。
ビーチから遠ざかるにつれて、徐々に物価が下がっていくのは、どこも同じ。
ホテルもかなり安くなる。
坂の頂上までは、徒歩15分くらいだろうか。
ここには、モスクがある。
これ以上は進んでいないので不明。
クラビ・アオナンビーチの移動手段
アオナンビーチ周辺だけなら徒歩で移動可能。
でも、バイクがあると、遠出もできて便利。たしか、1日250バーツほど。スクーターだが125cc以上あるので、運転には2輪車の国際免許が必要。借りる際には免許証の提示は必要ないけれど。
タクシーという名のトゥクトゥクは高い。
まあ、プーケットやサムイといったタイ南部のビーチリゾートの同じかな。
タクシー料金表
共通価格のようだ。個別チャーターではきちんと交渉しておきましょう。
ソンテウもあるが、パタヤのように周回ルートを取っているわけではないので、日常の足としては利用しづらい。バスターミナルやクラビ市内へ行くには使える。
公共バスやソンテウのルートマップ
バス料金表
アオナンビーチの食事処・レストラン・食堂
4203号線沿いにレストランがたくさんあります。
ローシーズンのこの時期は、どこも客足が鈍い。
多くの店で20%オフのプロモをやっていた。
レストラン系では、ガパオライスが80バーツほどだ。
大通りの坂道を登って行くと、安い大衆食堂がちょっとだけある。
わたしは、ここでガパオを食べた。
カイダーオ(目玉焼き)付きにすると60バーツ。
クラビには、タイ名物の屋台がきわめて少ない。
こんな街は初めて見た。
ビーチの物売り禁止とともに、かなり厳しい取り締まりがあるようだ。
坂の上付近に、ほんの数軒の屋台があるだけ。
ここはカオパットやガパオライスが40バーツで、タイ標準価格でのご提供。
アオナンビーチで、タイのローカルB級グルメを堪能するのはちょっと難しい。クラビ市街地まで行けばたくさんあるだろう。
あとは、マクドナルドとバーガーキングといったファストフード店もあり。深夜まで営業している。
日本料理店は見当たらなかった。
タイ料理、西洋料理、インド・マレー系少々といったところかな。
クラビのウォーキングストリート
クラビのアオナンビーチにも、ウォーキングストリートがあった。
アーケードには、ちょっと欠けているが、紛れも無くWALKING STREETの文字が踊る。一瞬、心も踊った。
ちなみに、パタヤのウォーキングストリートがこちら
アンヘレスのウォーキングストリート
そして、クラビのウォーキングストリートがこれだ。
土産物屋とバーが数軒あるだけの、単なる狹い路地だった。
せいぜい50メートルも歩けばゴールです。
昼間はこんな感じ
名前負けしているなあ、これ。
でも、クラビで一番おもしかったのは、某レストラン店頭に貼ってあった日本語の書き込みボード。
おそらくクラビを訪れた日本人旅行者が書かれたものでしょう。
よほど日本での生活がつらいようです。
日本で疲れたら、タイへどうぞ。
以上、クラビ・アオナンビーチをざっと紹介しました。
夜遊びスポットに関しては別の記事にしておきます。
まとめ
ローシーズンとはいえ、外国人観光客はかなり多かった。
欧米人が半分、あとはお約束の中国人団体客と、韓国系の若いグループ、あとマレーシアやインドネシアあたりからの観光客も目立った。
でも、この天気は、少々残念。
たまに晴れ間があるくらいで、あとはずっと曇り空か雨。
運次第ではローシーズンでも晴天に恵まれることもあるだろうけど、やはり確実なのはハイシーズンに来ること。
澄み渡った青い空、静かなビーチ、奇岩群。
いいところだろうなあ。
ほんと、日本で疲れたら、アオナンビーチでのんびりするのも良さそうだ。
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