タイのビザ制度の見直しが再度見直された。
2026年5月19日のタイ閣議において、ビザ制度の見直しが承認された。ビザ免除措置の対象国を減らして、滞在日数も60日から30日に短縮するというものだ。
あとは、関係機関と調整のうえ、官報掲載により正式決定となるという話だった。施行は官報掲載の15日後。
日本人に関係するところでは、ビザ免除措置でタイに入国できることは変わらないが、滞在日数が30日に短縮されるというもの。
5月に閣議決定したものの、その後はまったく動きが見られなかった。
官報に掲載されることもなく、2か月ほどが経過している。いったい、ビザ制度の変更はいつ実施されるのか、まったくわからない状況だった。
そのような中、7月14日にタイ政府副報道官より新たな発表があった。
内閣がタイのビザ免除措置とビザ制度のさらなる見直しを検討して、承認したとのことだ。
ビザ制度の見直しの見直しというわけだ。
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今回発表された新しいビザ制度変更の内容
ビザ免除措置の対象国は59カ国で、滞在期間は30日間とする。
現行でのビザなし入国での滞在期間は60日までなので、30日に短縮される。これは前回承認されたものと同じ。
ただし、ビザ免除措置対象国は、前回の承認では54カ国としていたが、今回の発表では59カ国に増えている。
副報道官によれば、ブルガリア、クロアチア、キプロス、マルタ、モルディブ、インドの6カ国が新たにビザ免除措置を受けることになる。
これでEU加盟27カ国すべてに同じビザ免除措置が適用される。
インドについては、前回の承認内容では、ビザ免除対象国から外されて、到着ビザの対象へと変更されるとのことだった。
が、今回の発表では、ビザ免除措置対象国に加えるという。
前回、インド人はノービザでは入国できなくなり、到着ビザの取得が必要になるという発表を受けて、インド人観光客が20%減少したという。
そこでタイ政府はビザ制度の見直しの見直しを行い、インド人をふたたびビザ免除措置対象国に含めるようにしたということなのだろう。
ただし、インド人のノービザでの滞在期間については、15日間なのか、30日間なのかが判然としない。
副報道官の発表があやふやなようで、30日間説を取っている報道もあれば、15日間説を取っている報道もある。
いずれにせよ、インド人のタイノービザ入国はこれからも続くことになるだろう。
15日間滞在可能なビザ免除措置対象国が、セーシェル、モーリシャスの2カ国。
前回の見直しでは、モルディブも含まれていたが、今回の発表では外されている。
15日間滞在可能の到着ビザ(ビザオンアライバル)の対象国は、アゼルバイジャン、ベラルーシ、セルビアの3カ国。
前回の見直しでは、ここにインドも含まれていたが、今回の発表では外されている。インドはノービザ対象国となる。
新しいビザ制度は官報掲載から15日後に施行されるとのこと。
これは前回の発表と同じだ。
新しい制度が始まる前にタイに入国した旅行者は、入国時点で定められた期間でそのまま滞在できる。
以上がざっくりとした発表内容だ。
インド人のノービザでの滞在期間についてははっきりしないままだが、日本人には特に関係がない。
日本人はこれまでもこれからもノービザでタイに入国できる。官報掲から15日後以降の入国では滞在期間は30日間に短縮される。
というわけで、見直しの見直しという話はここまで。
あとは本当に正式決定を待つだけ。
ひょっとしたら、見直しの見直しの見直しもあるかもしれないが、ノービザ滞在期間30日間短縮だけは変更されないだろう。
正式決定待ちだ。
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