パタヤの定番レストランの一つが、赤と黒の看板のデーンダムだ。
マッサマンカレーで有名だが、普通にタイ料理の食事メニューも揃っている。
友人2人がパタヤに遊びに来ていたので、みんなで食事会することにした。
宴会するような雰囲気の店ではないけれど、料理はすぐに出てくるし、どれもおいしい。
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デーンダム
Dang-Dum
デーンが赤、ダムが黒。それでデンダム。
看板の文字も赤と黒。
漢字表記もあるところをみると、中国系なのかも。
個人的には10数年前から何度かは利用している。
マッサマンカレー、クイティアオなどだ。
友人の一人は、わたしよりもパタヤ歴が長いけれど、デーンダムを利用するのはこれが初めて。まあそういうこともある。
マッサマンカレーを食べてみて、すごくおいしいと言っていた。
体調が悪かったもう一人の友人は、カオトム(雑炊)を食べて、これまたおいしかったと。
で、日を改めて、みんなでデーンダムに集合。
女性も連れて総勢5人で夕食を取ることにした。
デーンダム食事会である。
地図
営業時間:午前6時から午後10時
パタヤカン沿いで、サードロードまでは行かないため、アクセスはしやすい立地だ。
ソイブッカオ出口から余裕で歩いていける。
入店したのは午後7時過ぎ。
店内は2,3割の客入りで、余裕があった。
メニュー
DANG-DUM FOOD CNETERが正式名称みたい。
黒い表紙のメニューがしぶい。
普通のタイ料理、軽食系、クイティアオ、マッサマンカレー、スープなどなどメニューは豊富だ。
マッサマンカレーは、90バーツ・110バーツ。
ガパオライスは80バーツから。ローカル食堂よりは少し高いくらい。
おすすめ料理は、パウチされた別メニューにも掲載。
牛肉煮込み麺をすごくおすすめされた。これは日本語表記あり。250バーツ。
ドリンクメニューにも日本語表記あり。
アイスティー、アイスコーヒー、赤いシロップが35バーツ。
スイカシェイクが50バーツ。
リュウガンジュース、ローゼルジュース、アイスブラックコーヒーが35バーツ。
ちなみに無料の冷たいお茶の提供もある。
ローゼルジュースを頼んでみた。これ、けっこう好きなんだよね。少しだけ酸味があるのがいい。酸っぱすぎるのは苦手。
友人たち、特に女性陣はビールをオーダー。
焼酎をちょっとだけ持ち込んでいて、別途スプライトをオーダーして、焼酎のスプライト割にしていた。
料理
一気に料理をオーダーすると、それほど時間がかからずに、続々と料理が配膳されてきた。
調理スピードは早い。
カオトムプラジャンバーン並かそれ以上。
一気に料理紹介。料理名はてきとうです。価格は合っているはず。
シーフードの甘酢炒め。タイ語不明。135バーツ。
酢豚みたいなもんですな。味付けは中華系。日本人の口に合います。
豚肉のガーリック揚げ。ムートートガティアム。120バーツ。
うまい。豚肉がジューシーでにんにく風味がちょうどいい。ビールのあてにもいいし、ご飯にも合う。
豚の血のスープ。ナムルアットムーかな。60バーツ。
タイ人女性がオーダーしていた。滋養強壮によさそうな味と具材。
揚げ春巻き。70バーツ。
具材たっぷりで、皮はぱりぱり。揚げ加減はちょうどいい。
おいしい。
豚足の単品。カームー。140バーツ。
カオカームーのご飯なしのおかずだけバージョン。
デーンダムのカームーはよく煮込まれているけれど、味はくどくない。
当たり前だけど、白ご飯によく合う。
トムセーブ。110バーツ。
レンセーブともいう。日本語にしようがないが、イサーン系のおいしいスープということ。
スペアリブやモツ肉が入っていて、様々なハーブや葉っぱと唐辛子と一緒に煮込んだもの。これまた滋養強壮によさそう。
酸味が強く、辛さも強烈。
タイ人でも辛いと言っていた。
レンセーブはけっこう好きな料理。一人で食堂やレストランに行ったらなかなかオーダーできないんで、こういった食事会はちょうどいい。
シーフードパッポンカリー。海鮮イエローカレー炒め。150バーツ。
プーパッポンカレーのミックスシーフード版ですな。一番上に白い身が乗せてあるけれど、たぶん魚だと思う。蟹かもしれないが、味は特にしない。イカとエビはしっかり入っている。
カレー炒めの味付けは、とっても日本人好み。
ご飯がばくばく食べられる。
パックブンファイデーン。空芯菜炒め。80バーツ。
しゃきしゃきの野菜を食べたい時にどうぞ。
唐辛子多めで、タイ人も辛いというほどの本格派だった。
料理は以上。
あとは個々に白ご飯を食べる。
なかなかに豪華な食卓となった。
5人で全部食べきれるほどの量。
ちょうどいい。
最初に料理が運ばれてきたのが午後7時19分。
食べ終わって、一息入れたのが7時55分。
30分ちょっとで配膳から完食まで。
店内が禁煙かどうかは不明だが、外に出てタバコを吸った。
店のすぐ隣は電動バイク用のバッテリー充電スポットになっており、GrabやLINEの電動バイクスクーターのたまり場だった。
会計とまとめ
瓶ビール2本で175バーツ。
水が10バーツ。
ジュース2杯で70バーツ。
スプライト1本20バーツ。
料理と合わせて、総合計が1,235バーツだった。
今のレートで約5,300円。
一人当たり、1,000円ちょっと。
この内容と味で一人1,000円なら、全然オッケーでしょう。
円安の今でもけっこう楽しめるものです。
グループでの食事会のいいところは、いろんな料理をシェアして味わえること。
はじめてデーンダムでこういった食事会をしてみたが、さくっと食べるに向いているとわかった。
料理が出てくるのは早いし、どれもおいしい。価格もそれほど高くない。ローカル食堂に比べると高いけれど、それはもうしょうがない。
でも、宴会には向かないかな。
軽くビールとか軽く持ち込み焼酎を飲むくらい。
がっつり宴会する感じではない。
もっと宴会っぽくしたいならば、やっぱりカオトムプラジャンバーンがいい。
デーンダムは、一人で行ってもいいし、グループで行ってもいい。
一人ならマッサマンカレーかクイティアオで。
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