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タイ地方都市ホテル 2024年6月~カオサン・ホアヒン・パタヤ旅行

ホアヒンのおすすめ格安ホテル、Nid Huahin Hotel宿泊レポート

投稿日:

はじめて訪問する街ではホテル選びが悩ましい。土地勘がないため、立地選定がどうにも難儀する。
今回はホアヒン初訪問で、いろいろと考えた結果、鉄道駅とナイトマーケットに近い立地で、かつ安いホテルを選んでみた。
結果としては大正解。
部屋はそこそこ広くて、無料の朝食も付いてくる。スタッフの接客も心地よい。
ホアヒンのウォーキングストリートにも近くて、なにかと便利だった。

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Nid Huahin Hotel(ニッドホアヒンホテル)

格安ホテルが集まる一角にNid Huahin Hotelがあった。ニッドホアヒンホテルと読めばいいのか。

路地を入っていく。

Nid Huahin Hotelの玄関に到着。

ホテルというか、少し大きめのゲストハウスみたいな感じ。
今回は1泊500バーツ台のところを探したので、高級ホテルどころか中級ホテルも無理。でもちょっとしたゲストハウスなら余裕で泊まれる。

ロビーは小さいながらもしっかりしている。ソファーは豪華。

奥には数卓ほどの食事エリアがあり、朝食会場となる。

チェックインは午後2時から。
12時50分頃にチェックインを申し出ると、部屋の準備ができておらず、少し待ってくれと言われた。
掃除など準備が終わっていたらチェックインさせてもらえるかも。

2時をまわってから再度ホテルへ。
ウェルカムドリンクを出してもらえたのが嬉しい。暑いホアヒンで清涼の1杯だ。あまりにも喉が乾いていたため、フルーツジュースの写真を撮る余裕なし。

エレベーターはない。階段で部屋ヘ上がる。
客室に上がる階段が2つあって、間違えると自分の部屋にたどり着けない。夜遅くにウォーキングストリートで飲んでから戻って来ると、間違ったほうの階段を登ってしまい、途方に暮れてしまった。酔っ払いは注意。

今回の部屋は3階。エレベーターなしでも問題なし。
ただ、4階にも部屋があるため、4階の部屋だときつそうだ。

ダブルキングルーム

ダブルキングルームという部屋を予約した。
想像以上に広くて清潔な部屋という第一印象だ。

電気はカードを差すと通電するタイプ。

大きなダブルベッド、大きな作業机、奥にはバルコニーもある。

ベッドの上には白鳥型のバスタオル。小さな袋は石鹸ではなくて、クッキーのお菓子だ。ちょっとした心遣いがうれしい。
ベッド脇にはサイドテーブル。コンセントと照明スイッチもある。

テレビはやや小さめの液晶テレビ。
冷蔵庫はからっぽ。無料の水が2本付く。

作業机の上にライトがあり、コンセントもあり。
普通に便利。

タオル掛けと扇風機が置いてある。
これは地味にありがたい。
エアコンもしっかり冷えるけれど、逆に体が冷えすぎることもある。
扇風機と組み合わせるのが体にやさしい。
あと、濡れたバスタオルや洗濯物を干しておき、扇風機を向けてやると夜でも乾くのがいい。

クローゼットには、セーフティボックスあり。

ハンガーも多い。

寝室の広さは充分だ。決して新しくはないけれど清潔。気持ちよく滞在できる。設備も揃っている。

バルコニー

かなり狭いけれど、バルコニーでは喫煙可能だ。
エアコン室外機の上に灰皿が用意してある。

椅子も2脚あり。
座ってタバコが吸える。

昼間は日差しが強烈だ。
室外機の前に洗濯物を干しておくと、送風と直射日光であっという間に洗濯物が乾く。
ここぞとばかりに洗濯しておく。

眺望は期待ゼロ。向かい側のホテルが見えるだけ。

このホテルは営業していないようで、向かい側の客に見られることはなかった。

浴室

浴室は年季を感じさせる。
寝室の方はかなり清潔に維持されているが、浴室は痛みが目立つ。
とはいえ汚く感じるほどでもない。

シャワーカーテンで仕切られたブースに、シャワーとトイレが収まっているのがなんともタイのゲストハウスだ。
シャワーを浴びると、便器までずぶ濡れとなる。
シャワーブースには段差が設置してあり、洗面台の床までずぶ濡れになることはなかった。
アメニティは、シャワー横に設置されたボディーソープとシャンプー。
シャワーの水圧と温度はいたって普通。猛烈な水圧ではないものの、普通にホットシャワーを浴びられる。

洗面台は広めだ。
液体ソープが用意されている。固形石鹸はなかった。

Wi-Fi

無料のWi-Fiは、通信速度が30Mbps出ていた。
爆速ではないけれど、充分すぎる速度だ。動画サイトも快適に視聴できる。

無料朝食付き

館内設備は特に何もない。
1階ロビー奥が朝食会場となっているだけ。
朝食は無料で付いてくる。

午前7時30分から10時まで。

いたって普通のアメリカンブレックファーストだ。
コーヒーor紅茶、目玉焼きorスクランブルエッグを選択するのみ。

特に豪華でも手が混んでいるわけでもないけれど、このセット内容が無料で付いてくるのはありがたい。街中のレストランであれば、100バーツ取られていてもおかしくない。
コーヒーのおかわりも可能だ。

調理担当のおばさんはとってもいい人。
世間話に花が咲くタイプで、面倒見もいい。朝食時間が終わると、メーバーンとして部屋の掃除を行う働き者だ。
チェックアウト時に挨拶すると、必ずまたホアヒンに戻ってきねと言われた。
うん、次回もこのNid Huahin Hotelに泊まるよ。

食後はホテル玄関脇のテラスでタバコが吸える。コーヒー飲みながらのんびり。

地図と周辺施設

地図

バンコクからのバスやロットゥーでホアヒンに来る場合は、時計塔で下車させてもらおう。

関連記事:バンコク(カオサン通り)からホアヒンへ

時計塔からホテルまで徒歩2,3分で行ける。
鉄道でホアヒンに到着したら、ホアヒン駅からホテルまでは徒歩5,6分。
夜になると営業開始するナイトマーケットまでは徒歩5分くらい。ナイトマーケット交差点にはソンテウ乗り場がある。
ホアヒンビーチまでは徒歩10分弱。
ホアヒンウォーキングストリートのソイ・ビンタバートまでは徒歩5,6分。


(地図情報:Googleマップ)

何をするにも便利な立地だ。
ある意味、ホアヒン観光の中心部といえる。

ただ、ホテルからホアヒンビーチやウォーキングストリートに行くには大通りを渡る必要があるのが若干面倒ではある。
ビーチとウォーキングストリートが目当てならば、ビーチ寄りのホテルにしたほうが便利だ。

コンビニはナイトマーケットが開かれる通りとホアヒンビーチの手前側にセブンイレブンがある。ホテル至近距離といかないのが少し残念。近所に個人商店ならある。

宿泊料金と予約先

アゴダの直前予約で、ダブルキングルームが572バーツだった。日本円で2400円くらい。
立地、部屋の広さ、無料朝食付きなどを考えると、かなり安いと思う。
パタヤでこの価格でこのクラスの部屋に泊まろうとすると、ビーチから相当離れた立地でないと無理。
これはローシーズンプライスだと思う。
ハイシーズンだと800バーツくらいしそう。ピークシーズンで1000バーツならば価値はあるかと。

Nid Huahin Hotel周辺には、似たようなレベルのホテルがいくつもある。
このあたりのホテルを選んでおくと、宿泊価格は抑えられつつ、便利な立地を享受できるはずだ。

まとめ

はじめてのホアヒンのホテル選びは正解を選ぶことができたと思う。
Nid Huahin Hotelは当たりだった。
タイの格安ホテルやゲストハウスに慣れている人ならば、この良さが理解できるはずだ。
家庭的な雰囲気もグッドだが、そういったものが苦手な人や、逆に高級ホテルのようなサービスを求める人は、ビーチ沿いにあるようなヒルトンやセンタラに泊まればいい。
格安で気持ちよく滞在したい人にはおすすめです。

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