パタヤでおいしいコーヒーを探せシリーズ。
最近のパタヤ生活では、ビールよりもコーヒーを求めるようになった。
ビールは我慢できてもコーヒーは我慢できない体質となってきたほどだ。
日々パタヤでおいしいコーヒーを探している。飲むのはアイスエスプレッソが多い。タイではエスイエンと呼ぶ。
ソイARにできた新しいカフェのエスイエンがおいしかった。
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COFFEE F1RST
パタヤカンソイ12、通称ソイARに新しいカフェがぽつんと登場したのは3ヶ月ほど前のこと。
KTKレジデンス横で、以前は食堂タイプのレストランとティーショップがあったエリアが更地となり、新しいカフェができた。
店名は、COFFEE F1RST.
Iの文字が1に変わっているのがポイント。まあコーヒーファーストってことで。
2023年9月6日にソフトオープンしたそうだ。
外観からしておしゃれ。
建物脇は中庭のようになっていて、こっちにも座れる。
店内はさほど広くない。
向かい合わせに座れるテーブル席、ソファー席、あと窓際のベンチシート。
7,8人で満員になりそう。
現在はクリスマスの飾り付けをしてある。
最近できたばかりなのでとても綺麗で清潔。エアコンもしっかり効いている。
若い店員が2人いて、接客はとても丁寧だ。
メニュー
エスプレッソショットが55バーツ
アメリカーノ ホット60バーツ アイス70バーツ
カフェラテ、カプチーノ、モカ ホット70バーツ アイス80バーツ
S.Yen アイス80バーツ
抹茶ラテ、紅茶、イタリアンソーダ、スムージーなどもある。
価格はローカルカフェとしては高め。
ビーチの近くにあるような、少しおしゃれなカフェと同じような価格帯だ。
パンやスイーツも置いてある。
チョコクロワッサンが100バーツ。400円以上するわけで、強気の価格設定。
あとメニューは見ていないが、サンドイッチなどの軽食もあるみたい。
エスイエン
オーダーは、S.Yenにする。
Sはエスプレッソのことで、略してエス。Yenはイエンで冷たいという意味だ。つまり、エスイエンでアイスエスプレッソとなる。
エスイエンは、タイ独特のエスプレッソの飲み方かもしれない。
オーダー時に料金先払い。レシートを渡されて、席で待つ。
エスプレッソマシーンでしっかり淹れているようで、5分くらいかかった。
上下分離型で、見た目はアイスラテみたい。
まずはかき混ぜずに、上のほうのコーヒー部分を飲んでみる
おっと、これは強烈。
濃厚でしっかり苦味あり。酸味は少々。
この濃厚さは、ベトナムコーヒを思い起こさせる。ストロングである。うまい。
次にかき混ぜる。底にたまっているのはたぶんミルク。
通常のエスイエンではかき混ぜた状態で提供されることがほとんどだ。
かなり甘くなった。
でもおいしいまま。
コーヒーの強烈な濃厚さと強烈な甘さのミックスがたまらない。
ベトナムコーヒーのむせ返るほどの強さではないけれど、それに近いものがある。
レシートを見ると、less sweetと書いてある。これでも甘さ控えに作ってあるのか。
さらに甘さを抑えたほうがいいような気もするが、ベトナムコーヒーのようにこの過剰なまでの甘さが濃厚コーヒーにマッチするのだと考えると、これくらいがベストなのかも。
これまでパタヤで飲んできたエスイエンでは、ここがベスト。
本当に癖になる味だ。
タバコが吸いたくなれば、外に出て、屋外ベンチに座って一服できる。
太陽が高い時間帯は直射日光がきついのが難点。パラソルでも立ててほしい。3時くらいには日陰になるので外でも大丈夫。
濃厚で甘くておいしいエスイエンとタバコの相性は素晴らしいと思う。
涼しい店内で優雅に過ごすのもいい。
ただ、エスプレッソが80バーツは、在住者の日常使いとしてはちょっとしんどい価格設定かなあ。
先日紹介したサードロード沿いの仮面ライダーカフェはエスイエンが40バーツ。価格差は2倍。味は今回のコーヒーファーストのほうが上だけど。
短期旅行者ならばそこまで気にする価格ではないかも。
日本円で330円ほど。
日本ではエスイエンなんてないし、この味のコーヒーが330円ならばいいでしょう。
地図
営業時間：午前9時から午後7時30分まで
水曜日定休日
隣はKTKというホテル兼サービスレジデンスだ。ちょっと高級なレジデンス。
カフェの向かい側は、Siam View Residenceというホテルだ。
ここはパンデミック中は閉鎖されていたが、現在は無事に営業再開している。
周囲はホテル街で、それもやや高めのホテルが多い。
日本人人気の高いアーデンホテルからは130メートルで余裕の徒歩圏内。
カフェの客層は、近辺に宿泊している外国人が多そう。沈没系ファランとは違う層だ。
あとはおしゃれなカフェ好きのタイ人もやって来る。
まとめ
ファーストカフェのエスイエンはおいしい。
今のところ、パタヤで一番好きなエスイエン。
甘いのは甘いので慣れていない人は本当に甘さ控えめにしてもらったほうがいいと思う。でもこの甘さがタイスタイルのアイスエスプレッソの魅力でもある。
ブラックで飲みたい人はアメリカーノのノーシュガーでどうぞ。
せめて60バーツだったらなあ、と貧乏コーヒー好きとしては、恨み節の一つもこぼしてしまう。頻繁なリピートは無理だけど、たまには利用していくつもりだ。
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