アンヘレスにあるGarden View Hotelを紹介。
ウォーキングストリートからは少し離れてはいるが、なんとか徒歩圏内にある。
敷地内はわずかにリゾート感あり。安いグレードの部屋は狭いけれど、清潔で綺麗、しかも機能的。
アンヘレスで安くて清潔なホテルを探している人は参考までに。
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ガーデン ビュー ホテル (Garden View Hotel)
これは2022年8月の宿泊した際のレポートとなる。
2023年現在でも営業している。
宿泊当時のアゴダでの登録名は、RedDoorz @ Gardenview Hotel GTower Angeles となっていた。
現地では、シンプルにGarden View Hotelだ。現在はアゴダでもガーデン ビュー ホテル (Garden View Hotel)となっている。
敷地の壁は鉄条網で防御。
いかにもフィリピン的。
夜でも治安の悪さは実感できないが、油断は禁物なエリアではある。
アゴダで予約していき、チェックイン時にはデポジット1,000ペソが必要。
また、あくまで昨年8月の話だが、ワクチン接種証明書の提示を求められた。
パンデミック中にタイやベトナムやフィリピンで多くのホテルに泊まってきたが、ワクチン接種証明書提示はこのホテルだけだった。
むろん現在は提示不要だろう。
スタッフが部屋まで案内してくれた。
建物の隙間を縫うようにして進み、奥に宿泊棟が並ぶ。
中庭にはスイミングプールがあった。
コテージとまではいかないが、部屋によってはリゾート風だ。
スタンダードダブルルーム
予約したのはスタンダードダブルルームという一番安いグレードの部屋だ。
敷地の一番奥にある棟だった。
アゴダ情報によれば、部屋の広さは14㎡ぽっきり。
覚悟はしていたが、やはり狭い。
間口の狭い造りで、部屋のほとんどをベッドが占領している。
ベッドサイドテーブルに照明と電話機、それに冷蔵庫。
コンセントがあるので充電などには便利。
ベッドの正面に、テレビと小さな収納型テーブル。
無料の水2本、電子ケトル、コーヒーカップ、インスタントコーヒーが置かれている。
椅子はない。
ここでPC作業する場合、ベッドの端に腰掛けることになる。
机の裏側に狭くて奥行きのあるクローゼットあり。
セーフティボックス、ハンガー、スリッパなど。
スーツケースはクローゼット下部に収納可能だ。
エアコンの効き目はばっちり。リモコンあり。
ベッドサイドには窓もついている。
ブラインドを開けると、外の光を取り込むことができる。
景観はゼロだが。
部屋は狭いけれど、必要な機能は、それこそ機能的に配置されている。
ここまできちんと揃っている安ホテルは、アンヘレスでは珍しいといえるほど。
無料Wi-Fiの通信速度は、下りで20Mbps出ていた。
室内は禁煙とのこと。
浴室
これまた狭い。
ドアを開けると、すでに洗面台とトイレ。
出入りがきつい。
でもこれまた機能的にできている。
綺麗なバスタオルとフェイスタオルが2枚ずつ。
アメニティも完備。
固形石鹸、ボディローション、シャンプー、歯ブラシ、櫛、シャワーキャップなどなど。
シャワーの水圧は少し弱めだが、温度は問題なし。
シャワーカーテンがあり、洗面台の床がずぶ濡れになることはない。
狭いことをのぞけば、充分なレベルだ。
館内設備
中庭にスイミングプール。
テーブルと椅子も置いてある。
スタッフに聞くと、喫煙はここで可能とのこと。リクエストすれば灰皿も用意してくれた。
スイミングプールは泳ぐような大きさでなく、水質もお世辞にも良いとは言えない。
雰囲気作りのためにあるようなもの。
飲み歩いて酔っ払い状態で戻ってくると、部屋へ向かう最中でプールに落ちそうになるので要注意。
ホテル内にはレストランや売店はない。
斜め向かいにある系列ホテルのプライムシティリゾートホテル内のレストランが利用可能なようだ。
地図と周辺施設
地図
ウォーキングストリートまでは750メートル、徒歩9分。
遠いといえば遠いが、なんとか徒歩圏内。
フィールズアベニューとプリメタ地区の境目あたりといえよう。
プリメタにあるバーエリアへも徒歩での移動が可能。
ある程度アンヘレスの土地勘がある人なら徒歩で行動範囲が広がる便利な場所ともいえる。完全なアンヘレス初心者は避けたほうが無難かも。
ホテル周辺には欧米人向けのバーがあったり、ローカル向けの小さな商店もある。
大通りに出れば、スーパーやレストランが並ぶ。
すぐ近所にあるFreds Piesがおすすめ。
パイは1個120ペソ。
どれもそれなりにボリュームがあっておいしかった。
宿泊料金と予約先
2022年宿泊時には、スタンダードルームが2,062円だった。この頃のレートでは830ペソくらい。
現地に掲示してあった価格表。
スタンダードダブルが2,183ペソ。
いやさすがに高すぎる。
事前予約がベター。
ただ、パンデミックが明け、円安も進んでいるため、予約サイトでも値上がり中。
スタンダードダブルはあまりにも狭すぎるので、スタンダードクイーンあたりが無難だ。アゴダでは、1泊1,400ペソ、3,600円くらい。
アンヘレス全体でホテル価格が上がっているため、この程度ならさほど高くないかと。
⇒アゴダ
まとめ
部屋に関しては、これまでアンヘレス、とりわけフィールズアベニュー界隈で宿泊してきた格安ホテルの中は一番清潔で機能的かもしれない。ただスタンダードダブルルームは狭い。
清潔度でいえば、ウォーキングストリート入り口そばにあるiOtelが新築だけあって上だ。が、ガーデンビューよりもさらに狭い。
関連記事:アンヘレス・ウォーキングストリート至近の宇宙船カプセルホテル、アイオテル (iOtel)
ガーデンビューは、清潔で綺麗で機能的。普通に宿泊するだけなら特にストレスは感じない。
立地はやや不便だが、少しアンヘレスの土地勘がある人なら充分満足できるかと思う。
あとは価格次第かなと。
次に泊まる機会があれば、スタンダードクイーンルームを予約してみるつもり。
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