タイ北部にあるメーホンソーン県。ミャンマーとの国境沿いの山岳エリアだ。
かつては山岳民族の首長族の村で有名で、最近はパーイが欧米人バックパッカーたちから人気を集めている。
このメーホンソーン、実に行きにくい。ひたすら曲がりくねった山道を走ることになる。
ノックエアがついにメーホンソーンへの直行便フライトを終了させた。陸路移動するしかなくなった。
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ノックエアのメーホンソーン路線終了
ノックエアが、バンコク-メーホンソーン路線の運航を終了した。
ノックエアは、デ・ハビランドカナダのDash8-Q400を使用機材としていたフライトをすべて終了し、4月19日には機体を返却した。
ノックエアは、8年にわたり座席数50のDash8-Q400を使っていたが、財政的に打撃を受けていた。
メンテナンス費用がかかるうえに、ボーイング737など大型機の競争力には勝てず、Q400は財政的に存続不可と判断。
メーホンソーン線も終了となった。
メーホンソーンの観光業界では経済への影響を心配している。
県へのフライトについてバンコクエアウェイズと協議するとのことだ。
観光客がメーホンソーンに行くには、チェンマイから陸路移動するしかなく、山道を走り、所要時間は6時間。
フライトだとバンコクから2時間、チェンマイから50分で行けた。
なお、メーホンソーンを訪れる観光客の70%がパーイに向かうそうだ。
参照:https://www.bangkokpost.com/business/2553659/tourism-fears-after-nok-air-stops-flights
メーホンソーン空港の地図
チェンマイからパーイまで3時間。パーイからメーホンソーン中心部まで3時間。
しかもひたすらワインディングロードが続く。
少し調べてみると、たしかにメーホンソーン空港発着のフライトは一つも飛んでいない。
チェンマイ-パーイ間は、以前は小型機を飛ばしていたようだが、現在はフライトが見当たらない。
季節運行らしいで、時期によっては運航するかもしれない。
現時点では陸路で行くしかなさそう。
まあ、パーイに行くバックパッカーのほとんどはもともとフライトは利用せずに、乗り合いバンで移動しているはずなので、フライト終了はそこまで影響ないかもしれない。
でも、メーホンソーン市内への旅行が大変だ。
バンコクからバスで17時間、チェンマイから6時間。
個人的にはパーイと、インパール作戦に関係するクンユアムには行ってみたい。
遠いなあ。
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