2022年11月のハジャイ旅行で利用したホテルをレビューしておく。
ハジャイでは老舗のサクラホテルだ。
いかにもタイの地方都市にある古ぼけたビジネスホテルといった感じで、高級感を求めない人なら許容範囲だと思う。
目次
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サクラ ホテル (Sakura Hotel)
ハジャイにはバンコクからエアアジアのフライトで到着。
ハジャイ空港前の乗り合いバンで行き先をサクラホテルと告げる。
サクラホテルには2つあって、古いほうがサクラホテル、新しいほうがサクラグランドビューだ。
サクラホテルがオールドサクラ(タイ語でサクラガオ)、サクラグランドビューがニューサクラ(タイ語でサクライマイ)と言い分けている。
ただ、サクラグランドビューはヤナティーというホテルに改称しているのでちょっとややこしいが。
サクラホテル外観
玄関
ロビーとレセクション
そこそこ大きめのホテルだが、ロビーとレセプションは狭い。
アゴダで事前予約していった。
チェックイン時にはアゴダの予約番号を聞かれて、あとはパスポートを提示するだけ。
ハジャイやダンノックでは一般的だが、パスポートはレセプションで預けるよう言われる。
が、これは自由。
今回はパスポート預けはなく、デポジットも請求されなかった。
ずいぶんとくたびれたカードキーを渡されて、自力で部屋へ向かう。
建物自体は9階建てで、部屋は5階。
廊下
建物はかなり傷んでいる。いかにもオールド。
スタンダードルーム
部屋のタイプはスタンダードルームしかないかも。
ダブルベットかツインベッドで分かれるだけ。
部屋に入って右手に浴室、奥に寝室がある。
リノベーションして、床はフローリングに変えたようだ。
ただ、全体的にはかなり傷んできている。
ベッド脇にサイドテーブル。
照明スイッチはあるが、コンセントはなかった。ちょっと不便。
化粧台、テレビ、冷蔵庫が並ぶ。
ここにはコンセントあり。かなりぼろぼろだが。
冷蔵庫の中は空っぽ。無料の水が2本、化粧台の上に用意されている。
エアコンの効き目は問題なし。ぼろぼろのリモコンあり。
無料Wi-Fiあり。
通信速度は動画サイトが遅滞なく鑑賞できる速さ。たぶん15Mbpsは出ていると思う。
窓際に椅子が2つとテーブル。
クローゼットと物置台。
ぼろぼろのハンガーが数本吊るしてある。
セーフティボックスはない。貴重品を預ける場合はレセプションへ。
ドアには、禁煙のマークあり。
が、洗面台に灰皿が2個も置いてあった。
室内喫煙可能だ。
窓を開けた状態で普通に吸える。
洗面台のアメニティは、シャンプーと固形石鹸とシャワーキャップのみ。
浴室はバスタブ付きだ。
が、見よ、この汚れ具合を。
さすがにこの状態ではバスタブにお湯をためて、湯船につかる気分にはなれない。
シャワーは固定式。
水圧も温度も強烈だ。
調節がちょっと難しいけれど、熱々のシャワーを思う存分浴びれる。
ただ、シャワーカーテンがないため、洗面台の床はびしゃびしゃになる。
寝室には大きな窓があり、景観はまずまず。
隣に見えるのがヤナティーホテルで、その横にはForteというパブがある。
夜になるとForteから音楽が聞こえてくる。
深夜0時半や1時くらいまではうるさい。といっても、眠れないほどの爆音ではないので、あまり気にならなかった。
1階にはカフェーとカラオケがあるが、その音は部屋までは聞こえてこない。
エレベーター横にカフェーへ通じる裏口がある。月満西樓が店名なのか。
部屋の正直な感想は、まあタイの地方都市にありがちな古いビジネスホテルといったところ。
オールドサクラだけあって、年季はそうとう入っている。
まあ男一人で泊まるだけならこんなもので十分。
1泊600バーツなら許容範囲かな。
地図と周辺施設
地図
近くに食堂は多い。
ローカル向けだが、食事には困らないと思う。
ホテルすぐ近くにある苦瓜麺はおいしい。
最寄りのセブンイレブンまでは徒歩3分くらい。
鉄道のハジャイ・ジャンクション駅までは徒歩5,6分だろうか。
関連記事:タイからマレーシアへ列車で国境越え ハジャイ~パダンブサール
駅前にはロビンソンという大きなショッピングモールがある。
ハジャイの観光中心部といえるリーガーデンプラザホテル前のナイトマーケットまでは徒歩7,8分。
基本的にハジャイ中心部であれば徒歩で移動可能だ。
ハジャイで夜遊びしたい人は、この立地でも全然問題ないと思う。
関連記事:ハジャイの夜遊び最新情報、パンデミック明けの状況やいかに
バスターミナルまでは歩いて行くときつい。
トゥクトゥクで50バーツから80バーツほど。要交渉。
宿泊料金と予約先
アゴダで事前予約すると630バーツだった。
割引適用されて603バーツ。
最初は1泊だけ予約。
ハジャイには2泊するので600バーツならば延泊しようと、再度アゴダをチェックすると週末のためか680バーツに値上げとなっている。
いやいや、これで680バーツは高すぎでしょ。
レセプションでウォークイン価格を聞くと、590バーツ。
さらに有益な情報を教えてもらう。
近くの旅行代理店で予約すると480バーツとのことだ。
サクラホテル前の十字路を斜めに渡った先に代理店がある。
SINTAVEE TOURという店名だ。
本当に480バーツだった。
その場で支払い、バウチャーをもらえる。
あとはホテルに戻って、レセプションに提出するだけ。
ちなみに、代理店に聞くと、ヤナティー(旧サクラグランドビュー)は730バーツとのこと。
250バーツの差額なら、まあサクラでいいか。
そんなわけで、サクラホテルは事前予約は必要なさそう。
現地でウォークインで泊まるか、近所の代理店で予約するほうが安い。
夜遅く到着するなど心配な人はアゴダで事前予約していってもいいだろう。
アゴダ以外のホテル予約サイトでは取り扱いを停止しているようだ。
サクラ ホテル (Sakura Hotel)予約先
⇒アゴダ
その他のハジャイホテル
ハジャイのホテルをいくつか紹介しておこう。
ヤナティーホテル(YANNATY HOTEL)
サクラホテルの目の前。
旧サクラグランドビューホテルが改称している。オーナーも変更になったとのことだが、外観は特に変わっていない。
このあたりでは目立つ高層ホテルだ。
以前実際に宿泊したことがあるが、高層階からの眺めは見晴らし最高。
部屋はサクラホテルより少し広い程度だろう。
成人男子が一人で宿泊していると、ホテルスタッフがマッサージ嬢のデリバリーを斡旋してくる。
健康な成人男子はお試しに泊まってみてもいいかもしれない。
⇒アゴダ
リーガーデンプラザホテル
ハジャイの観光中心部といえばリーガーデンプラザホテルだ。
周囲にショッピングモールやレストランが固まっている。
夕方からはナイトマーケットが開かれる。屋台が多数出る。
リーガーデンプラザ内の部屋を訪問したことがあるが、高層ホテルだけあってここれまたいい眺めだ。
ホテル一覧
ハジャイのホテルやゲストハウス一覧はこちらから。
やはりアゴダが強い。安いゲストハウスから高級ホテルまで網羅している。
ただ、ハジャイでは直接予約や現地旅行代理店で払ったほうが安いこともある。
注意点としては、金曜日と土曜日はマレーシアからの旅行者が集中し、ホテルによっては満室となる。
特にリーガーデンプラザ周辺の便利なホテルは人気だ。
まとめ
サクラホテルには2泊した。
部屋ははっきりいってぼろい。
でも、バスタブの汚れ以外は、特に不潔というわけでもない。
タイの地方都市の歴史ある老舗ホテルに慣れていれば、まあこんなものでしょうというレベルだ。
でも次回ハジャイを訪れる際の宿泊先第1候補にはならない。もし手頃な価格帯のホテルの部屋が残っていなければ、最終手段として利用してもいいかなとは思う。
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