タイのプリペイド携帯電話サービスでは、自分の残高を他の人に分け与えることが可能だ。
ここで紹介するのは、AIS(12call)のやり方。
自分と相手のキャリアがともにAISなら、簡単に送金できる。
英語で「CREDIT TRANSFER SERVICE」と呼んでいる。
ものの1分もあれば、残高のトランスファーが可能だ。
なお、国際ローミング対応の機種を持っているなら、日本からでも送信できる。
(チャージ金額が残っていることが条件だが。)
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トランスファーの方法(CREDIT TRANSFER SERVICE)
一番シンプルなのがこちら。
*140*1*相手の電話番号*送る金額#
たとえば、080123456という電話番号に50バーツを送金したいなら、
*1401*1*080123456*50#
と打ち込んでから通話ボタンをプッシュする。最後のシャープをお忘れなく。
これでオッケー。
あっという間に送金完了となる。
プレゼントされた側にはSMSで通知がいく。こちら側の電話番号が表示されるはずなんで、誰が送ったかはわかるシステムだ。
金額は10バーツ単位で、最大100バーツまで。
手数料が、1回につき3バーツかかる。
より詳しい説明は、以下からどうぞ。
http://www.ais.co.th/3g-one-2-call/en/service-detail.aspx?type=3&id=11
ちなみに、有効期限の延長をプレゼントすることもできる。
5日、10日、20日のいずれか。
*140*2*相手の電話番号*送る日数#
となる。
実際に使ったことはないが、たぶん、自分の有効期限が減らされるんだと思う。
まあ、あんまり使う意味はないと思うけど。
手数料は3バーツ。
http://www.ais.co.th/12call/en/balance-validity-transfer.html
また、インターネットからでも残高のトランスファーは可能。
AISのEサービスを使う。
AISのE Serviceの使い方
まずはAISのホームページへ。
http://www.ais.co.th/3g-one-2-call/en/
右上にあるEservieの欄に自分の電話番号を打ち込む
すると、AISから携帯電話にSMSが送られてくる。
AIS OTP:0322(4桁の数字)
これがワンタイムパスワードとなる。
(パスワードは毎回ランダムで変わり、有効期限は15分。)
そのパスワードを、AISのホームページが打ち込めばログインできる。
ログインできれば、このような画面となる。
残高や有効期限などが確認できる。パスポート登録してあれば、自分の名前がきちんと表示される。
トランスファーするには、「One Number for Service」を選択してから、「Balance&Validity Transfer」を押す。
あとは同じこと。
相手先の電話番号と送金金額を入力すればオッケーだ。
手数料は1.5バーツ。電話を使った方法の半額だが、まあ、どっちでも。
まとめ
残高のトランスファーは、プッシュするだけで実に簡単です。
が、いつも肝心の番号を忘れてしまうんで、忘備録的に記事にしておきました。
AISの12コール以外のキャリア(DtacやTrue)は、利用したことがないのでよくわかりません。おそらく同じようなシステムのはず。
プリペイド式SIMカードを使っているタイ人は、計画性もなく使いきってしまう場合が多い。
そんな時はさらっとプレゼントしてあげると意外と喜んでくれるかも。
国際ローミング対応機種なら日本からでもオッケー。
せいぜい50バーツで充分なんで、気が向いた人はためしてみてほしい。
ただし、自分の残高がないとトランスファーはできない。
というわけで、次回は、日本からタイの携帯へチャージ(トップアップ)する方法となります。