東南アジアでは開国ムードが高まっている。
LCCの雄であるエアアジアは、タイとマレーシアを結ぶ路線の再開を発表。
タイからの国際線は4月以降、7カ国18路線へ拡大していく。
広告
エアアジアがタイ・マレーシアのフライト再開
エアアジアが3月15日付けでプレスリリースしている。
4月にマレーシアからタイへのフライトを再開する。
クアラルンプール、ペナン、ジョホールバルからタイへ飛ぶことができる。
4月13日運航開始
ペナン-バンコク
クアラルンプール-ハジャイ
5月3日運航開始
ジョホールバル-バンコク
すでに運航再開となっているクアラルンプール-バンコク、クアラルンプール-プーケットの路線を4月12日より便数増加。
現在片道169マレーシア・リンギットからのプロモーションを実施している。
予約期間:2022年3月15日から3月30日まで
旅行期間:2022年3月21日から2023年3月25日まで
(無制限の日程変更可能。ただし、日程変更は2022年6月15日までの行い、新しい旅行日は6月30までにかぎる。)
バンコクの利用空港はドンムアン空港となる。
タイとマレーシアを結ぶ路線は全部で5つ。
ドンムアン-クアラルンプール(運航済みで4月12日からは毎日)
ドンムアン-プーケット(運航済み)
ドンムアン-ペナン(4月13日より週2便)
ハジャイ-クアラルンプール(4月13日より週3便)
ドンムアン-ジョホールバル(5月3日より週3便)
タイ開国とマレーシア開国
タイは、2月1日にTest&Goを再開させ、3月1日は条件を更に緩和しており、開国済みだ。
3月1日からはTest&Goの陸路入国も認めるようになった。
オープンした陸路国境は、マレーシアとの国境のサダオ、ラオスとの国境のノンカーイの2箇所。
サダオチェックポイントでは、マレーシア側からタイ人学生11人がTest&Goでタイに入国してきた。
マレーシア側の陸路国境がまだ開いていないようで、陸路での隔離なし往来は難しい。
空路ではマレーシアはタイとワクチントラベルレーン(VTL)協定を結んで相互隔離なし入国を進めている。(3月14日にVTL開始という話が出ていが、正式に始まったかどうかははっきりしない)
マレーシアからタイに入る際にはTest&Goで隔離なし入国はできる。
一方のマレーシアは、4月1日に開国する旨をアナウンスしている。
4月1日からのマレーシア入国要件
・専用アプリへの情報登録
・出発前2日以内のPCR検査陰性証明書
・医療保険加入
・ワクチン接種証明書(必須ではない)
・入国時検査は不要で、入国後24時間以内に専門家による迅速抗原検査を受けること
・ワクチン接種済みであれば入国後の隔離は不要
・ワクチン未接種の場合は強制隔離5日間
最終的な入国要件はまだ完全に発表されていないが、在マレーシア日本大使館によれば、以上のような要件となる見込みだそうだ。
ワクチン接種済みで入国後の隔離がなくなるとなれば、タイとマレーシアの相互隔離なし往来がほぼ全面的に再開することになる。
また、タイ国内の報道では、陸路のマレーシア側国境もオープンする予定のようだ。
陸路でも隔離なし往来ができることになる。
詳細はまだ正式決定していないし、第3国旅行者が陸路国境を通過できるかはわからない。
タイエアアジアは国際線再開へ
タイエアアジアでは、タイ発の国際線フライトを4月以降に再開すると発表している。
マレーシアに加え、カンボジア、モルディブ、シンガポール、ベトナム、インドネシア、インドの計7カ国18路線だ。
現在プロモーション中で片道1,690バーツより。
予約期間:2022年3月14日から3月20日まで
旅行期間:2022年3月14日から2022年10月31日まで
以下の路線がプロモーション対象となる。
4月運航路線
ドンムアン-プノンペン、ハノイ、バリ、クアラルンプール、ペナン、バンガロール、チェンナイ
5月運航路線
ドンムアン-コルカタ、ジャイプール、ダナン、ジョホールバル、シェムリアップ
まとめ
東南アジアは開国へ向けて加速している。
タイはTest&Go開国済み。
フィリピンは2月開国済み。
ベトナムは本日3月15日に開国。
マレーシアは4月1日。
インドネシアはバリ島を開放済みで、4月には開放範囲を広げるという。
東南アジアのLCCといえばエアアジアだ。
エアアジアの国際路線再開が拡大していけば、アジアの国同士を行き来しやすくなる。
日本路線(成田・バンコク)は5月1日再開予定となっている。
広告